25日以降のつぶやきをご覧になった方はお気づきのことと思いますが、
プレミアステージ千秋楽の午後の部を見る機会を得ることができました。しかも突然に。
そのメールが届いたのはステージの数日前。
お知らせを下さったのは、メビウス放送中に某掲示板で初めてお名前を拝見して、
その後、何度かメールのやりとりをしたことがあり、
最近またツイッター上で再会したという、いわゆるネット上のお知り合いの方だった。
何でも最終日のチケットが余っていて、しかもそれがかなりの両席で、
しかもゼロ役がかのひーさまこと岩田栄慶氏らしい・・・ということもあって、
関西人であるワタシのことを思い出して、連絡を下さったのである。
それはもうありがたい事この上ないお申し出であったのだが、
クリスマス~年末年始の繁忙期ということもあって、一晩お返事を保留させていただいた。
会場、開演時間、JRおでかけネット等々を調べてみたところ、
午後の部ならばなんとか仕事に支障をきたさずに済みそうなことがわかった。
そんなわけで、クリスマス寒波の大雪警報の隙間を掻い潜って、
無事に観劇&帰宅を果たすことが出来たのであります。
ええ。それはもう夢のような光景でありました・・・
黒部さん、森次さん、真夏さん、影丸さん、南くん、ボイジャーの皆さん、
そして初めて見る、ウルトラマンに変身したひーさま!(多分)
「ファミリア」と「ナナシ」で変身してない御姿を拝見したことはあったのだが、
よもや映像以外でウルトラマンひーさまをこの目で見る日がこようとは・・・
そのステージの凄さ、素晴らしさについて語りだすとキリがないのだが、
映像ではなく、ライブだからこそ知り得たことがいくつかある。
その一つが、ゼロを演じる前と後での芝居の変化についての確信だった。
これがワタシにとってのひーさまゼロ初見映像(静止画像は除く)なのだが、
その中の、ベリアルに顔を向ける一連の動きが強く印象に残っている。
正対する相手の動きに合わせて、顔の向きを変えるだけなのだが、
そこに、視線の先にいるであろうベリアルに対する感情が滲み出して見えるのだ。
直前の「へへーん」が戦闘前の武者震いの照れ隠しならば、
こちらは視認した敵に対する怒りと闘志を込めた仕草であるのだが、
ワタシはそれと同時に、力を尽くして戦える相手に会いまみえることが出来たという、
ゼロの歓喜を感じるのである。
前作のゼロが底なしのやんちゃ坊主という印象だったのに対して、
銀河帝国のゼロはちょっぴり男になりつつある少年といった感じ、といえばいいだろうか。
がむしゃらに突き進むのがゼロの信条ではあるのだが、
そこに敵意以外のものも含んでいる芝居のような気がして・・・
まあ、ゼロが成長キャラなのだから変化があって当然といえば当然なんだが、
しかし倒れ伏した状態から渾身の力を振り絞って立ち上がるシーンで、
観客が拍手するのですよ。(ワタシはさらに半泣き)これはただごとじゃないですよ。
劣勢のどんづまりで、最早絶体絶命。
エネルギーが尽きるまでもうあとわずか・・・絶望が脳裏を過ぎるその刹那に、
それでも尚あきらめず、もがくように立ち上がろうとするのは、
きっとその身が裂かれる以上に、繋いだ絆が断ち切られるのが辛いから・・・
そして最も忘れがたいのは、新歌舞伎座の花道を疾走するゼロの背中だった。
ワタシの目前約1メートルのところを、それこそ光の速さで駆け抜けていくゼロ。
映像ならば飛行しているところだからして、それはもう可能な限りの速さで。
静止した空気を切り裂くマスクと、その風圧であらゆる隙間から溢れ出す汗のしずく。
それがあたかも光の航跡の如くに輝いている。
次の瞬間、その一滴がワタシの腕に降り注いだ。
それはいわば、今ワタシが見ているものが夢ではないことの証。
そこに自分の汗で溺れそうになりながらも、
更に速く、更に高みに近づこうとするする人がいることの証。
ツルギに一目惚れして以来、追い続けていたものと最も距離が縮まった瞬間の証。
そして終演後、この想いを直接伝えたいという衝動にかられるのは毎度のことだ。
しかしこちらは終電が迫るテンパリ状態で、
あちらは前述の如く、ちょっと前まで汗で溺死しかけておられたわけで、
仮に数分の邂逅が許されたとして、
果たして6年目に入ろうとしているこの堆積し続けた想いをどれだけ伝えられようか。
否。伝え損なって歯噛みするくらいなら、ここで吐きまくるほうがまだ良いではないか。
ここなら直接言うにはためらうことだって、ツイッターでも照れることだって、
なんだって吐き出せるもんね。
それに今は間接的になら伝える手段はいくつもあるわけだし。
地方民上等、思い込み上等、勘違い上等で、好きでいられる限り好きでいれば良いのだ。
そんなことを書きなぐってる一方で、実は当日の抽選会で、
「出演者によるサイン会参加券」なるものに当選してしまいまして・・・
森次さん、真夏さん、南くん、
そしてボイジャーの山口さんにサインをいただいてしまったという・・・
やっぱこういうの超ウレシイんですけど~~~~~~~
ロケ中の森次さんに会ったと自慢してた同級生よ、ワタシも会っちゃったもんね~
南くんには厳寒の北陸道を越えてスタジアムまで会いに行った事伝えられたしね~
山口さんには、売り切れてたCDを東京の知人に送ってもらって、
通勤時に車で聞きまくってる(実は唄いまくってる)って伝えたもんね~
真夏さんとはハイタッチ&ACTレオ買っこと言えたもんね~
それにレオ=おおとりゲン=真夏さんはメビウスで初めて知ったから、
かつての「帰ってきたウルトラマン」以来の、
メビウスやヒカリやツルギと同じくリアルタイムウルトラマンなわけで。
しかもこれまでに見た&会ったレオのアクターさんがことごとく大当たりだったので、
レオ兄さんへの恋慕が最高潮に達したことはいうまでもあるまい・・・
最後に、チケットを譲ってくださった方に再度厚く御礼申し上げます。
夢であってもおかしくない幸せな体験をさせていただいたことに感謝します。
メビウスを見て良かった。
メビウスがカッコよくて、見続けてよかった。
ツルギを好きになって良かった。
ツルギの中の人を探して、見つけられて良かった。
その過程で、匿名の方、ハンドルネームしか知らない方、
お名前は知っててもまだお会いしたことのない方、
スタジアム等でお会いして、いっしょにワイワイ楽しませていただいてる方、
等々、多くの光の仲間に出会えて良かった。
ウルトラマンのいる世界に戻ってきて良かった。
そして6年間、ずっとウルトラマンを好きでいてよかった。
お疲れ様&ありがとう。
ブロクを始めた頃はマニアック、というかニッチなニーズがあったようなのですが、
今では岩田氏の存在が広く認知されているのを実感しました。
田舎住まいな上に、冬は積雪で移動しづらいのですが、
寒波の合間を狙って、またジャングルとスタジアムを目指したいと思います。
アクターさんの「熱さ」が言葉を介して幾らかでも伝われば幸いです。
ぢゆんこさんのブログは岩田さんの名前で検索掛けたら1ページ目に出てきますよ
ブログの名前も強烈なんで(笑)寄り道せず来ました
前のブログも読みました
そこらの雑誌より面白かったです
これからも萌えまくってください
俺はサッカー部でシーズンが冬なんで
冬のイベントやステージは全く行けないんで読めると嬉しいです
姫のブログも土屋さんが好きというのもあるんですが
ウルトラ好きを公言してるだけあって
出演者ブログというより胸熱なレポって感じが好きで読んでるんですよね
ぢゆんこさんも胸熱な文章なんで感動します
これからもちょいちょい来させてください
よろしくお願いします
今頃気がつく誤字脱字以上の記述ミスとか、もうね・・・
「真夏さん」と書くべきところを全部「おおとりさん」で通しちゃってるワタシって・・・
まあそのくらい「故郷のない男」と舞台のおおとりゲンが、
分かちがたく結びついちゃってるですね(^∀^;)
かなり下位までチェックしないと見つからない過疎僻地ブログにようこそ~
スタジアムでも常々思うことなのですが、
水中ならまだしも、地上では多大な負荷&拘束具にしかならないスーツで、
アクションしながら演技してる時点でアクターさんはすでに超人だと思うわけです。
着ぐるみに魂を宿らせる作業そのものなわけですから。
姫さまのブログ読んで見ました。
ええ。間違いなくゼロにほのかな恋心を覚えた乙女です。
その恋心をもたらしたゼロが作られていく過程で、
アクターさんの芝居に注目する辺り、さすがに只者ではありませんねえ~
さらに良い女優さんに育っていただきたいものです。(^_^)
プレミアは大阪だけ行けなかったのでいろいろ知りたくて検索して辿りつきました
ぢゆんこさんのレポ感動しました
ステージ並みですよ
あのスーツでかっこよく走るというのは特別難しいと思います
すごく体勢が限られると思うから
それをかっこよく走るとか流石ですね
エメラナ役の土屋さんも岩田さんのファンみたいですよ
もともとウルトラ好きアクション好きのようですが岩田さんは別格みたいで最新のブログですごく語ってます
ぢゆんこさんのテンションに似てると思いました
いいレポありがとうございました
いわば年に何度かあるかないかの非日常なわけです。
なのでこのブログは、誰かに読んでいただくためというよりは、
むしろ後で読み返してその時のことを反芻して思い出し笑いするためのものだったりしますw
それでも何かが伝わったとすれば、
それはきっとウルトラさんたちの汗のおかげなんじゃないかと~
ところで、なにしろ普段は歌舞伎やってる劇場なので、
2階席、3階席の提灯ときらめくミラーボールの共演とか、
花道を走るゼロがのれんをくぐって退場するとか、
花道のすっぽんから村石監督が現れるとか・・・・
シュールかつ斬新な演出であったことに間違いはないかと~(つ∀`)
本当によかったですね♪
そしてやっぱり、むうううううううう~と感心してしまいました。
感動したその気持ちを、きちんとぢゆんこさんの言葉で表現しているから。
すごく伝わってきましたよ!
読みがい(?)ありました。
東京は花道がない会場だったので、大阪は東京とはまたちょっと違う演出だったんでしょうね~。
走るゼロ見たかった!