みなさま、こんにちは。
季節は春からいよいよ初夏の雰囲気がでてきましたね。 新緑がまぶしくなってきました。
さて海蔵川身近な生き物図鑑第二弾は、この鳥を知らない人はいないであろう「スズメ」です。
実はあまりに身近すぎていざ絵を書いてみてとか塗り絵してみてとか言われるとほとんどの人が出来ないと思います。
わたくしとて例外ではありません。 ほぼ毎日視界に入ってきてるのでもう風景の一部的になってしまい、注視する事がないので詳しい柄などは?ってなってしまってます。
はい、実物は意外に細かくアース系で彩られていますね。 普通のスズメはほっぺの黒い模様が特徴です。
生息域は意外に広くて西はヨーロッパポルトガル付近から日本まで分布しています。
昔から人のいるところで生息しているので、廃村などによって人の営みが途切れた所では見られません。
近年個体数が減少傾向にありますが、人間の住宅事情の変化や農業機械の進化、あるいは都市部のエサ不足などが考えられますが、原因はあまりわかってません。しかし数年後に絶滅するような現象ではないのようなので少し様子をみながら原因対策を考えていけば良いと思います。
一般のスズメとよく似た近縁種にニュウナイスズメという種類がいます。こちらは夏の間は山間の林の中で生息して冬に里へ下りてくる生活様式をとっています。 スズメとよく似てますが、ほっぺの黒い模様がないので区別できます。
いかがでしたか? この機会にじっくり自宅の庭で観察してみてはいかがでしょうか?