うみくら通信

四日市を流れる海蔵川をメインフィールドに活動する海蔵川探検隊・うみくらの活動ブログです。

ウミガメ赤ちゃん大ピンチ! 吉崎海岸緊急清掃のご案内

2014-08-24 09:49:49 | 日記

みなさま、こんにちは。     天候が不安定な日が続きますね。

 

さて、今回は来月9月7日に行われる吉崎海岸の緊急清掃のご案内です。

今年四日市市内の吉崎海岸ではウミガメの産卵が確認されました。実に11年ぶりという事です! 上の写真はウミガメが上陸してきた足跡です。 

 

 その産卵場所では先日の台風11号でものすごい量の漂着ゴミが堆積しています。過去5年間で最大量だそうです。

このまま放置しておくと仔ガメが孵化してもゴミが邪魔をして無事に海までたどり着く事が出来ません。  そこで9月7日(日)午前8時より緊急清掃を行います。 お時間がある方は是非ご参加下さい! 

詳しくは 四日市市ウミガメ保存会ブログ http://ameblo.jp/kame-kame/ をご覧ください。

仔ガメの孵化予定日が9月15日ごろなのでギリギリ間に合うかの瀬戸際です。

みなさんのご参加お待ちしております!


うみくら番外編「トンボ池の池干し&生き物観察会in三重県民の森」

2014-08-19 18:23:37 | 日記

みなさま、こんにちは。 毎日蒸し暑く、1日1回は雷雨が降るおかしな天気がつづきますね。

 

さて今回は来月9月13日(土)に三重県民の森にて行われる「トンボ池の池干しと生き物観察会のご案内です。

県民の森のトンボ池は僕がここ数年毎年トンボ観察会をやらせていただいていたところで、色々な種類のトンボがみられる

場所です。 しかし、周辺の環境はいいのですが池の中はアメリカザリガニとウシガエルの外来種天国?になっています。

この現状を改善しようと三重県農林水産部と県民の森、そしていつもお世話になっております東産業の榊枝さんと合同でトンボ池の池干しを行うこととなりました。

 昨日池の水の試し抜きを行い、水を全部抜くのにおおよそ何時間かかるかを求めました。 

結果、全部抜くくのに約7時間はかかるそうです。  2時間ほど抜き水位が少し下がっただけでけっこうたくさんの生き物がみられましたので当日がたのしみです。

まだ定員まで若干の余裕がありますので興味のある方は是非お申込み下さい!

詳しくは県民の森ホームページ   http://mie-mori.jp/event/  をご覧ください。

また申し込みチラシは   http://www.pref.mie.lg.jp/TOPICS/201408003620.pdf をご覧ください。

 

みなさまのご参加お待ちしております!!

 


第11回環境フェアin四日市大学

2014-08-11 17:58:07 | 日記

みなさま、こんにちは。 ちょっとすっきりしない天気が続きますね。

 

さて今回は8月9日(土)に四日市大学で行われた「第11回環境フェアin四日市大学」の模様をお伝えします。

 

 当日は前日から接近している台風11号の影響で朝から結構な雨が降っており、本来なら2日間で行われる行事でしたが9日の1日だけの開催に短縮されました。

 

 今回の展示会場は四日市大学1号館の2階の教室で行いました。  

うみくらの同じ教室の半分が日本野鳥の会 三重 の展示を行いました。 今回のうみくらブースのテーマは「見つけよう、身近な生き物」、野鳥の会 三重は「三重県で見られる身近な野鳥」というテーマでおこないました。

しかし、教室がそのままブースとなっているので展示スペースが掲示板のみと限られてしまって野鳥の会ブースの場合、A1のパネル6枚を貼ってしまったらほとんど他の野鳥写真を展示するスペースが無くなってしまいました。 黒板も使ってなんとか「水辺の鳥たち」「里山の鳥たち」「空の王者」と3つに分けて行いました。

 うみくらブースはいつもの紹介パネルを真中においてせっかくなので教室の机の上に生き物の写真を隊員1号(長女ですね)隊員2号(次女ですね)が考えてくれて配置してくれました。

 

 今回のうみくらのメインは昨年もやりました「海蔵川いきものビンゴ!」です!  外は結構雨が降っていましたが10時のオープン早々沢山の人がやって来てくれました。 展示するのに手間取っていたのであわててビンゴカードとおしらせチラシを受付に隊員1号と2号がもっていってくれました。 その途中にビンゴカードを配り歩いてなんとか57枚のカードを完配しました。 と同時に11時になりあわただしくビンゴタイム突入です!

 結構沢山の人が来場してくれまして、うみくら全員(といっても3人ですが・・・)で夢中で生き物の説明などやっていたので、すいません、ビンゴ中の写真はありません。 ちなみに一等景品はなんと「プラネタリウムセット」! 自宅で簡単に夜空が再現できるというもので、隊員たちも自分たちように欲しかった物です。 二等は昨年もみんなびっくりした「お魚飼育キット」簡単にいうと水槽セットですね。今回も当たった人はびっくりしてました!

ブースを隊員たちに任して少し他のブースを見学に行きました。

 お隣の教室は「魚とこどものネットワーク」さんのブースです。 水槽の中に大きなナマズとウナギが入っていました。 ウナギの顔ってかわいいですよね! この顔をみるととても食べれません! けど、かば焼きになったら・・・。

あまり時間がなかったので足早にみてきましたが、上のブースはわれわれ「うみくら」も加入しています「伊勢湾流域圏再生ネットワーク」のパネル展示です。 このネットワークは伊勢湾流域圏の環境保全、再生をめざして、森、川、海の連携により「きれいな水環境づくり」「次世代につながる環境づくり」「健全な地域づくり」を行うことを目的とする団体、グループの活動の情報発信・交換、交流を支援するためのサイト運営をする団体です。 詳しくは下記リンクをご覧ください。

伊勢湾流域圏再生ネットワーク http://www.isewan.org/index.php?comm=s

 

上の写真は伊勢湾の海岸に漂着したゴミを水槽に集めて展示したものです。三重県生活環境部のブースです。 スプレーの空容器やバケツのふた?、はたまた自動車のエアバックのカバーまで様々な物が伊勢湾の海岸に漂着しているのがわかります。 なんとかしたいものです。

そしてお昼はカレーライス! お肉いっぱいでとてもおいしかったです! おかわりしたかった!!

 

 午後からは環境シンポジウムを聞いてきました。 前回エココロンブスごうでお世話になった、四日市大学環境情報学部の千葉先生のお話やいつもいろいろお世話になっています「四日市ウミガメ保存会」の森さん、四日市大学自然環境教育研究会の保黒さんの三人のお話を聞くことが出来ました。 充実したお話、ありがとうございました。

 

 

自然の材料で作ってありました。 思わず写真を撮ってしまいました。かわいいですよね!

 

 他にもたくさんのブースがありましたが、残念ですが今回は全部まわりきれませんでした。

 

 大雨の中、たくさんのご来場ありがとうございました。  

東産業のスタッフのみなさま、四日市大学のみなさま、出展されましたみなさま、大変お疲れさまでした。

また次回もぜひよろしくおねがいします。

 


エココロンブス号 ~山・川・海のつながりを学ぶバスの旅~in朝明川

2014-08-10 13:57:44 | 日記

みなさま、こんにちは。

台風、大丈夫だったでしょうか?

 

さて今回は少し前のことになりますが、8月3日(日)に四日市大学エネルギー環境教育研究会と四日市市環境学習センターの共催で行われた、「エココロンブス号 朝明川から伊勢湾へGO!」の模様をお伝えします。

それぞれ赤チーム、緑チーム、黄色チームの三班に分かれて、僕は黄色チームのチューターを担当します。

 あいにくの雨の中、四日市大学に36名の親子が集まってくれました。 受付をすまして大型バスに乗って早速朝明川上流部、朝明渓谷に向かいました。 バスの中で簡単な自己紹介をしたあと、四日市大学環境情報学部の千葉先生のお話を聞いて朝明川につていの予習をしました。

雨が降っている中、みなさん色々な生き物を採ってくれました。 さすが源流に近い場所だけあって水質階級Ⅰの「きれいな水」の生き物ばかりです。

ちなみに水中の様子は・・・

かなり遠くまで見通せる透明度です。 雨が降っていても川底が花崗岩質なので結構明るく感じます。

 

 生き物調査・観察会が終わったあと、15分ほど歩いてみんなで「植樹の森」へ行きました。

この場所は2008年の集中豪雨で土砂崩れがおきた場所に、有志や地元企業の協力で赤茶けたこの場所に在来種の樹木の苗を植えて山の保水力、環境などを整える活動の拠点になっているところです。 しかし、せっかく植えた苗もほとんどが育っていませんでした。その原因はほとんどが鹿による食害だそうです。 根本的な対策はたってないそうです。 みなさん、鹿肉を食べましょう! 料理次第で臭みもなく大変おいしい食材です。 増えすぎた鹿の対策は増えた原因が人間にあるので、人間による間引きしか無いようにおもいます。 この増えすぎた鹿の問題はこの植樹の苗の被害だけではなく、もっと身近にあります。 それは今回も2,3人被害にあいましたが、ヒルの被害です。ヒルの生息場所が山からどんどん里山へ、人間の生活圏のすぐそこまで忍びよってきている事です。この原因は山に食物がなくなった鹿が里まで下りてきてそれと同時に体についたヒルを運んできたから。と言われています。 この時期山へ行く時はヒル対策を万全にして行きましょう!

 

 さて雨の中、軽い登山をした後はバスに乗り今度は朝明川中流域へ向かいました。 ここでは橋の上からバケツをロープで川まで降ろして水を採集してパックテストを行いました。 残念ながら写真を撮る暇がありませんでした。 橋の上から川の状態を観察しました。 ここまで下ってくると川底の様子や水温等がずいぶん違う事がわかります。 また、橋の上からたくさんの魚(たぶんオイカワ、アブラハヤ)がおよいでいるのが確認できました。

 

 再びバスに乗り込んで、いよいよい朝明川河口部、高松干潟に向かいました。

高松干潟では「高松干潟を守る会」代表の水谷さんが案内してくれました。 干潟がいかに重要な場所なのかなどの説明を受けたあと、さっそく干潟へ降りていきました。

ちょうど干潮時間のため砂浜が広がっていました。 

ここでは干潟の生き物観察をおこないました。 カニ・カイパラダイスですね。

 

いろいろなカニを観察した最後に水谷先生がスナガニの採り方を教えてくれました。 直径3cmほどの穴に乾いた砂を入れて、それを目印にどんどん掘っていきます。

すると甲羅の大きさが3,4cmほどのスナガニが! 残念ながら掘っているのをみていて写真撮るの忘れてました。 結構ハマるかも・・・。

 

朝10時から始まり午後4時30までの6時間半で朝明川源流部から河口までを足早に見てきました。 

雨の降る中、参加されたみなさま大変お疲れさまでした。 結構疲れましたか?  夏休みの自由研究のヒントになれば幸いです。

 

 スタッフのみなさま、ほんとお疲れさまでした。 忙しかったですが、大変勉強になりました。

次回もぜひよろしくお願いします。!