うみくら通信

四日市を流れる海蔵川をメインフィールドに活動する海蔵川探検隊・うみくらの活動ブログです。

三重しぜん文化祭inくわな

2013-10-30 23:06:19 | 日記

みなさま、こんにちは。

今回は先日10月27日に行われた「三重しぜん文化祭inくわな」の模様をお伝えします。

 先週うみくら通信でもお知らせしましたが、台風27号の影響を考慮して早い段階で26日の中止が決定し、27日だけの1day開催となりました。

 われわれは当日の朝より搬入をしました。今回も隊員1号と一緒にパネル展示のみ行いました。

お隣の桑名市とあって来場される方が結構海蔵川を知っていたので少々驚きました。

「うみくら」ブースは今回もちょっと急いだのでこれといったテーマがなく、まして水槽展示もしなかったので内容的には全くでした。次回展示する時は確実な「テーマ」の元、行いたいと思います。 「うみくら」ブースにご来場していただいたみなさま、申し訳ありませんでした。

30を超えるブースの出展があり、工作などもできました。

われわれのお隣さまは、いつもお世話になっております「三重県民の森」のブースです。かわいいドングリのトトロを作れました。

マニアック(失礼!)なブースは「三重くも談話会」さまです。 実はわたくしは結構クモ好きです。実際ここのブースの写真をみるといろいろな種類がいて驚きました。しかも以外にかわいい! 写真下の標本は「アシダカグモ」 アシダカ軍曹ですね。うちにも居ます。姿が不気味だけに嫌われますが、ゴキブリなどを捕ってくれるすばらしい軍曹です。でもうちでの軍曹の天敵は猫です・・・。

つづいては今はもうなくなりましたが、御在所岳山頂に以前は「かもしかセンター」がありました。そこで飼育されていたカモシカの仲間のパネルが展示してあったのでご紹介します。日本ではじめて飼育下でのニホンカモシカの繁殖に成功したのが、このセンターだったそうです。このような立派な功績を残しながら解散したのは非常にもったいないですね。

鈴鹿青少年センターでは三重県の伝統工芸であります「伊勢型紙」のしおり作りが体験できました。隊員1号が挑戦しておりました。 結構細かい作業すが、出来上がりは中々いい感じでしたよ。

次に挑戦したのは三重県立博物館のブースでの「イワシのペーパークラフト」。みんなで3000匹のペーパークラフトをつくり、新博物館に展示するそうです。楽しみです。

最後はみえきた昆虫発見隊のブースでアサギマダラのマーキングです。 僕は蝶・蛾類はめっちゃ苦手なので隊員1号が楽しそうにやっているのをちょっと腰を引きながら見てました。アサギマダラは旅する蝶で有名で、2000キロ位は飛ぶみたいです。隊員1号がマーキングした個体はその日の朝三重県民の森で採集したものだそうです。マーキング後、外で放蝶しました。沖縄か台湾あたりまでのロングフライト!がんばれ!

ざっと見てきましたが、全部紹介し切れず残念です。

1day開催になりましたが関係者のみなさま、大変お疲れ様でした。 次回もできるだけ参加したいと思います。 ありがとうございました。

 


秋のふれあいフェスティバル

2013-10-21 21:57:35 | 日記

みなさま、こんばんは。 

今回は10月20日に四日市市勤労者・市民交流センターにて行われた「秋のフェスティバル」の模様をお伝えします。

 前日の土曜日から時折ポツリポツリとくるはっきりしない天気でしたが、当日の日曜日は朝からかなりの雨が降っていました。 

 今回のメンバーは、わたくしヒロと隊員1号(長女ですね)と2号(次女ですね)と、夏の東産業の環境フェアの時にもお世話になった海蔵しぜんクラブOBのヒカルちゃんの4人態勢で行いました。今回のテーマは「身近な四日市の生きものたち」です。 

 また、今回はいつもお世話になっている東産業の若き社員、榊枝さんに協力していただいて彼が編集長をしている「なたね通信」の資料と四日市西高の植村先生が撮影した生き物写真を少しですが展示させていただきました。

また今回も海蔵川の生き物を中流部の魚のみ展示しました。

 10:00スタートですが、外は相変わらず結構雨が降ったままなので来場者は少ないと思っていましたが、開始早々沢山うみくらブースにも来ていただきました。 持っていったうみくらのチラシが全部無くなって終うほど大盛況! 子供たちも魚に興味深々でした。

 お昼を回ってちょっと来場者が減った時をみてお弁当を頂きました。

結構美味しかったです。 

隊員たちはその後各ブースをみて工作などを体験してきたそうです。

あいにくわたくしは各ブースを回る時間がなく残念でした。

終了の15:00ごろになってようやく雨も小降りになり片づけて車に乗り込む頃にはほぼ止んでいました。

 悪天候にもかかわらず沢山のご来場、ありがとうございました。

また、スタッフのみなさま、本当にお疲れさまでした。 また次回も宜しくお願いします!


10.13奈佐の浜海岸大掃除

2013-10-15 22:22:40 | 日記

みなさま、こんにちは。 朝晩寒くなってきました。 昼夜の気温差が激しい時期なので体調には十分気を付けて下さい。

 さて、今回は10月13日に行われた答志島で行われた奈佐の浜海岸大掃除の模様をお伝えします。

 はじめにこの大掃除は22世紀奈佐の浜プロジェクト委員会の主催で行われました。         22世紀奈佐の浜プロジェクトアピールを以下に掲載いたします。

 伊勢湾流域を発生源とする流下ゴミは年々増え続け、年間1万tを超えると言われています。        その2分の1が三重県の鳥羽市に漂着ゴミとして打ち上げられています。                  なかでも、のり、わかめ、牡蠣などが特産で自然の眺めにすぐれ美しい答志島には年間数千tの漂着ゴミが押し寄せてきます。島の皆さんや漁業関係者はなんとかのり網を守りたいと、ゴミを集めますが、拾っても拾っても、次のゴミがやってきます。                              しかも、答志島の皆さんは奈佐の浜に漂着したゴミをオイルフェンスで囲って再び漂流ゴミとなってほかの地域に害を及ぼさないようにしています。                                    島の人たちの力だけで、これを解決するにはすでに限界を超えています。

 ここに、我々伊勢湾流域に住む森、川、海の東海3県の市民が、一つの目標にむけ、全員で協力し、以下の目標をぜひ達成しようではありませんか。

        5年後に奈佐の浜の漂着ごみの3分の1減

         10年後に奈佐の浜の漂着ごみの半減

        100年後に奈佐の浜の漂着ごみゼロ

    〝奈佐の浜に、伊勢湾に豊かな海を取り戻そう〝

 

上記の趣旨のもと、われわれ「うみくら」も伊勢湾に注ぐ川の一員としてこのプロジェクトに参加してきました。

 当日は絶好の天気に恵まれ、朝から隊員1号(長女ですね)と二人で直接鳥羽の連絡船乗り場へ向かいました。 他の人はレンタしたマイクロバスで行きました。

9時ごろに到着しバスのメンバーと合流して受付を済ませ、いよいよ乗船開始です!

実は僕、三重県で生まれ育ちながら今回初めて答志島へいきました。 鳥羽佐田浜から15分ほどで到着しました。 もっと離れているかと思ってました。意外と、いやめっちゃ近いです。

到着したら島の子供たちの太鼓でお出迎えしてくれました。 

風が少々ありましたが天気も良く目的地の奈佐の浜まで30分程歩いて向かいました。

 途中峠付近で目指す奈佐の浜を見る事が出来ました。

僕らが浜へ着いた頃にはもう清掃が始まっていました。 実は我々が来る前に先月末から今月上旬にかけて、奈佐の浜には大型クレーンも導入して実に45トンものゴミを回収し終えた、後のゴミの量でした。 それでも拾い始めると10分程でごみ袋が一杯になる量がまだ残っていました。このゴミの中には海蔵川から流れ着いた物もあるかもしれません。自己満足ですが、隊員1号と僕の二人だけでしたが少しは浜の美化に貢献できたかな?

掃除を終えたら桃取の公民館でお弁当が配られました。 地元で取れた魚介類を詰めた大変美味しい弁当でした。 

昼食後奈佐の浜プロジェクトのテーマソングを作詞・作曲したちえ坊さんの歌で「奈佐の浜シンポジウム」の幕が開きました。 ちえ坊さんの「シンプル」「ウェルカメ」を聞いた後(これまた聞き惚れて写真を撮り忘れました。めっちゃ良かったです!)鳥羽の志州飛島太鼓の演奏がありました。子供たちが一生懸命演奏しており結構おもしろく、良かったですよ!

続いては地元答志島の太鼓「桃取天神太鼓」の演奏です。 我々が船で港に着いた時、出迎え演奏してくれた太鼓です。 でも演目が違っていて物凄く迫力があり非常に素晴らしかったです! 

あっという間の滞在でしたが非常に充実した時間を過ごせました。

 関係者のみなさま、大変お疲れ様でした。 ありがとうございました。

この活動は最初に書きましたが、数年で終えるものではありません。 まだ始まったばかりですが10年、20年、100年は無理ですが参加出来る限り続けたいと思います!

 またこのような活動に興味のある方は毎月第4木曜日午後19:00より本町プラザ4Fにて海づくり会議みえ勉強会を行っておりますので、お気軽にご参加下さい。

 


四日市市秋のふれあい祭りin少年自然の家 2日目

2013-10-11 23:27:06 | 日記

前日は15時終了後野外スペースなので展示物をすべて片づけて、水槽は自然の家館内にて預かっていただきました。

2日目は朝からもう一度展示を行い、昨日とちょっと違うレイアウトにしました。

さすがに日曜日だけあって朝から人が沢山きてくれました! 結構忙しい・・・。ちなみにこの日は四日市文化会館にて四日市環境シンポジウムが開催されていましたが、「うみくら」は毎年出展していたのですが今回はこのふれあい祭り一本に絞って行いました。まー、単に人が分散できないのと展示物が別々の場所に飾るほどないのが主な理由ですが・・・。

 時間の合間をみて隊員1号(長女ですね)が県民の森のブースで何やら作っていました。

 午後はお隣の星の広場の会場へ行ってみました。 秋晴れの中、色々なブースが出てました。

2日間で300人近くの人が「うみくら」ブースへ来てくれました。ありがとうございました!

 

 野外での展示は初めての経験でしたが、天候にも恵まれ新鮮で非常に面白かったです。 この機会を提供していただいた少年自然の家のみなさま、ありがとうございました。

また、一緒に色々お手伝いしていただきました「ボ部マーリー」のみなさま、県民の森のみなさま、大変お疲れ様でした。 また機会がありましたら是非宜しくおねがいします。