うみくら通信

四日市を流れる海蔵川をメインフィールドに活動する海蔵川探検隊・うみくらの活動ブログです。

小川の生き物探検隊の下見調査in三重県民の森

2014-07-21 17:49:05 | 日記

みなさま、こんにちは。 ようやく本日梅雨が明けたようです。 本格的な夏の到来です!

 

 さて、今回は先週7月18日(金)に三重県民の森にて行われた、来月8月23日に行う予定の観察会の下見調査の模様をお伝えします。

県民の森では毎年「トンボの観察会」をかれこれ4年ほどやらせていただいておりますが、今年は「小川の生き物探検隊」をやらせていただきます。

観察会を行う場所は「トンボ池」の横を流れる「あさけの流れ」という小川です。この小川は人工的に作られた流れですが、作られてから随分時間が経っているので現在は生き物たちが程よく暮らせる環境になっています。

下見調査というのは実際に観察場所に行き川へ入って生き物調査はもちろんのこと、河川内や川辺に危険な場所はないか、あるいはどこからアプローチすれば一番リスクが少ないか、採れた生き物の説明場所はどこが良いか、などを県民の森のスタッフと一緒に行います。

その結果を元に当日参加されるみなさまに配布する資料を作ったりします。 まー、当日の予行演習みたいな裏方仕事でしょうかね~。

 当たり前ですが僕が依頼を受けて初めて観察会などを行う川は、必ず下見を行います。どんな生き物たちが居るのか結構楽しみなことでもあります。

 

 

さて生き物は沢山採れましたが、当日のお楽しみということで画像をアップするのはやめておきましょう。でも1枚だけ上げときますね。

サワガニです。 他にもたくさんの生き物がいますよー!  ぜひみなさん参加して下さいね!

ちょっとフライングぎみに上げちゃいましたが、8月23日(土)の「小川の生き物探検隊」は7月23日から参加者募集が始まります。

詳細は下記アドレスをクリックして下さい。 みなさまのご参加お待ちしております!!

    http://mie-mori.jp/event/

 


自然観察指導員講習会in少年自然の家 参加者大募集!

2014-07-16 11:55:24 | 日記

 みなさま、こんにちは。 梅雨だというのに今日も暑いですね。

 

 さて、今回は9月6日から7日に少年自然の家にて行われる「自然観察指導員講習 受講者募集」のお知らせです。

 NACS-J「自然観察指導員」とは、身近な自然を守る自然保護教育(環境教育)を行うボランティアリーダーで す。 各地で行われる講習を受講後、NACS-Jに登録を行えば腕章と指導員証と名札が送られてきます。

 

 その講習会が今年は三重県でしかも地元四日市で開催されますので、この機会にぜひみなさま受講されてはいかがでしょうか?

以前は2泊3日の講習会でしたが、今年から1泊2日になり大変受講しやすくなりました。

詳細は下記リンクを参照して下さい。

http://www.eco-mie.com/kouza/26/sidoin26/index.html  または

http://www.eco-mie.com/kouza/26/sidoin26/shidoin_pamph.pdf   (PDFファイル)

募集チラシは   http://nacsmie.web.fc2.com/group/kousyuukaiH26.pdf (PDFファイル)

です。 ネットからも申し込み出来ますのでぜひ受講して下さい!

 

 


北勢地区川の流域ネットワークin三滝川

2014-07-11 18:45:48 | 日記

みなさま、こんにちは。  台風、この地方は無事に通過していってホッとしました。

 

さて、今回は先週7月6日の日曜日に行われたわれわれ「うみくら」も加入しています、北勢地区川の流域ネットワークの三滝川探検の模様をお伝えします。

当日は梅雨空の曇りの天気の中で、前日の雨により水量はちょっとだけ多めのようでした。今回調査した場所は、東産業さまの横を流れる三滝川です。昨年、東産業さまの環境フェアで三滝川探検をやった場所と同じところです。

 

 初めに東産業さまの駐車場に集合して調査の場所の説明をして、注意事項、道具の使い方の説明を現場で川に入る前に行いました。

 

早速調査開始です。 さて、何が採れるかな?

 

 40分程調査したあと、どんな生き物が採れたか確認していきます。

採れた生き物を子供たちに解説していきます。 みんな興味津々です。

さすがに海蔵川と違ってここまでの間に堰がないのでボラやマハゼなどの海水から汽水域の生き物が沢山確認できました。中には18cmほどのアユも採れました。 上の写真は体長およそ18cmほどのテナガエビです。貫禄がありますね。

 

 今回の調査で分かった事は、水質は上から2番目の「ややきれいな水」だった事と、海の生き物が自由に行き来している事がわかりました。中でも2番目の生き物が海と川を自由に行き来出来るというのは非常に重要な事だと思います。 ついつい海蔵川と比べてしまいますが、うらやましい限りです。

 流域ネットワークの探検隊は前回は内部川の下流域を先月調査を行い、今回は三滝川を、そして次回はいよいよ海蔵川を調査する予定です。 詳細が決まりましたらまたホームページにてお知らせいたします。

 なお今回の模様は東産業さまの熱き社員、榊枝さんの下記ブログでもアップしていますのでぜひご覧ください。

http://www.azuma-mie.co.jp/?p=13612 です。

 参加されましたみなさま、お疲れさまでした。 次回もぜひよろしくお願いします。

 


イオンチアーズin内部川 by 少年自然の家

2014-07-07 18:00:28 | 日記

みなさま、こんにちは。 今日もグレーの雲が覆っていて梅雨らしいてんきでしたね。

さて、今回は先日7月5日(土)に行われた四日市少年自然の家主催のイオンチアーズ鈴鹿、内部川観察会の模様をお伝えします。

はじめにイオンチアーズクラブとは、イオンの各店舗近隣の小学校1年生から中学校3年生までの子どもたちが集まり、環境に関する様々な活動を行うクラブです。詳細は下記リンクを参照して下さい。

https://www.aeon.info/environment/cheers/ 

 

 

観察場所は前回6月14日に少年自然の家のグリーン隊のみなさんが観察会をした場所と同じです。  前回は晴天が続いて水の量が少なかったのですが、今回は梅雨本番に7月に入りましたので、前日も雨が降っており、水量が大分回復していました。 いやー、正直今回は観察会は雨で中止になるかと思いました。 室内でのレクで使うネタを考えていました。 が、当日は朝から雨も降っておらず、雲が多かったのですが、雲の高度も高く少々は雨の心配はなさそうです。  

 本日イオンモール鈴鹿ベルシティから大型バスに乗って少年自然の家にやってきたチアーズ鈴鹿のメンバーは25人です。僕もバスに乗り込み早速川へ向かいます。

川に着いたらタモ網の使い方と注意事項を説明して、いつもの川の調査から始めました。

 

水温、川幅、流速などを調査したら早速川へ入り生き物採集を始めました。  さて、何が採れるかな?

 

 内部川上流部は入道が岳と雲母峰の間から流れでて間もない、山に近い場所なので天気の急激な変化が心配な場所です。 なので空を見ながらおよそ40分程で生き物採集を終了し判別に入りました。

タカハヤ。

 

前回グリーン隊の時から約1か月ほどたっているためか、昆虫類が少々少なかったです。 おそらくもう成虫になってしまったのでしょう。

 

バスで少年自然の家に戻り、今日のまとめに入りました。  今回もサワガニなど上流域の生き物を確認できました。

まとめの後、食堂でカレーライスを皆で食べました。写真撮るのをすっかり忘れてしまいました。

バスに乗り込んだとたんに空が暗くなり雨が降ってきました。 皆さんの日頃の行いが良いのでしょう。雨に当たるjことなく無事に観察会を終えることができました。

 

 イオンチアーズのみなさま、スタッフのみなさま、少年自然の家スタッフのみなさま、蒸し暑い中大変お疲れ様でした。

また次回もぜひよろしくお願いします。


川の先生in川島小学校

2014-07-03 17:45:00 | 日記

みなさま、こんにちは。 今日は雨模様。ようやく梅雨らしくなってきました。 でも降りすぎは困りますが・・・。

さて今回は先日7月1日に行われた川島小学校での川の水生生物調査の模様をお伝えします。

前回、富田小学校の時にお話ししましたが、今回も「川の先生」として行ってきました。

今回調査する川は、鹿化川です。 ちょうどかわしま園、三滝台と別山団地の間を流れて、四日市南警察署の横を通り、最後は天白川に合流し四日市港へ流れ出ます。

今回は四年生4クラスを上流部2クラス、下流部2クラスずつ分けて行いました。僕は上流部の担当でした。この場所は学校から15分ほど歩いて行かなければいけません。 暑い中、現場まで行くのが一苦労でした。

川に入る前に危険な個所を説明し、いよいよ調査開始です。 さて、何が採れるかな?

学校までの往復の時間を考えると調査時間はおよそ30分程しかありませんでしたが、みなさん結構沢山の生き物を採集していました。

川幅が4.8mほどしかないのですが、こんなところまでモクズガニが遡上していました。 あと毎年この上流部ではオニヤンマのヤゴが採れるのです! 市内何校か調査を行っていますが、ここだけで見られます。今年も大きいのが何匹か確認できました。

川から上がってから採れた生き物を種類別に分類していきます。 記録係の人に記録してもらい、生き物たちが暑さですぐに弱るので早々にリリースして学校に向かいました。

学校に帰ってきたらまとめを行い、水質判定をします。 今回、僕たちの行った上流部の水質は2クラスとも階級Ⅱの「ややきれいな水」と判定されました。 しかし、下流部は2クラスと「もとても汚い水」と判定されていました。  1kmほどしか離れていませんが、極端に水質の違いが表れました。 おそらく、この区間は左岸にかわしま園、三滝台、右岸に別山団地があるのでその排水が一気に流れ込んでいるためだと思われます。もちろん下水道や浄化槽を通しての水なのですが、件数が多いので徐々に水質悪化がすすんだのでしょうか?

これからも継続して定点観測していって欲しいですね。 先生方、環境学習センタースタッフの皆さま、並びに川の先生の皆さま、暑い中大変お疲れ様でした。 次回もよろしくお願いします。