海月美紗のおでかけ日記

おでかけ大好きです
見つけた小さな“happy”を記録していきます

9月22日(日)23日(月)加茂水族館~箱虫綱・ヒドロ虫綱・有触手綱のクラゲたち

2024-09-23 23:00:00 | クラゲ

小さいクラゲは写真に撮るのが難しいし、回りの人に迷惑がかかるから水槽に長時間へばりついてちゃ駄目って分かっているんだけど…

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刺胞動物門/箱虫綱/アンドンクラゲ目

特徴:胃腔は単純、触手は4本

アンドンクラゲ

お盆の提灯を出すころに現れるから「行灯」クラゲ。海水浴客がよく刺される。毒性は非常に強い。

ヒクラゲ

毒性が非常に強い。刺されると火傷をしたような激しい痛みを伴うことから「火」クラゲ。

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刺胞動物門/ヒドロ虫鋼/花クラゲ目

特徴:生殖巣が口柄上

ギンカクラゲ

「銀貨」から放射状にたくさんの青色の触手を伸ばして海面を漂う。潮や風に流されて海岸に漂着することがあるという飼育員さんの話。

エボシクラゲ

触手は16本で長く伸びる。烏帽子をかぶったような形が可愛らしい。

イオリクラゲ

本州の日本海側に生息。傘は釣鐘状、体の中の紅色の生殖巣が透けて見える。縁の色も可愛らしい。

キタカミクラゲ

カミクラゲに似てるけど少し小型。カミクラゲは8カ所からたくさんの触手を伸ばすけど、キタカミクラゲは縁全体から伸ばす。

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刺胞動物門/ヒドロ虫鋼/軟クラゲ目

特徴:生殖巣が水管上

ヒトモシクラゲ

オワンクラゲに似てるけど触手が少ない。刺激を与えると発光する。「灯ともし」という意味の名前。

コブエイレネクラゲ

鳥羽水族館の水槽内で発見されたクラゲ。自然界では発見されていないとされていたが、中国で発見されていたことが判明したということ。

ナデシコクラゲ

深海に生息する国内では未発見のクラゲ。口柄がナデシコの花のように見えることからナデシコクラゲ。淡いピンク色が可愛い。

カミクロメクラゲ

名前の通り黒い眼点を持つけど、小さくて肉眼では見えない。シロクラゲと似ている。傘の中央の口柄が短いところで見分ける。

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有櫛動物門/有触手鋼/カブトクラゲ目

特徴:成体になるにつれて触手がなくなる

カブトクラゲ

体側には有櫛動物特有の8列の櫛板列がある。光を反射してキラキラと光る。きれいで目が離せない!

キタカブトクラゲ

櫛板列が口の所までしかないことでカブトクラゲと見分ける。群雄しているカブトクラゲと比べると少し華やかさには欠ける…かな?

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何度も見たことあるけど前よりきれいに撮れないかなって、つい。スマホじゃ限界があるって分かってるんだけど。

本当に透明できれいで見とれてしまうんだけど、あんまり小さくて透明すぎて写真に撮れない…

クラゲたちは目を離した瞬間に美しかった映像が消えてしまうから。少しでも記憶を残しておきたくて写真を撮るんだと思う。

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9月22日(日)23日(月)加茂水族館~鉢虫綱のクラゲたち

2024-09-23 21:00:19 | クラゲ

事前に写真を整理。今回は、まだ見たことがないクラゲ、写真がきれいに撮れてないクラゲを中心に観る!

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刺胞動物門/鉢虫綱/旗口クラゲ目

特徴:4本の口腕が発達

△ラクテアジェリー

傘経25cmくらいになる。成長すると傘や口腕に茶褐色の模様が出る。

ふわりふわりと水の中をきれいに漂う。傘に丸く並んでる模様が可愛らしい。

触手が長くて全体像が撮れない。傘の模様をきれいに撮りたいんだけど横向きが多くて、おまけに傘が光って白っぽくなってしまう。

△アトランティックベイネットル

汽水域に生息する大型のクラゲ。だからシーネットルじゃなくてベイネットル。毒は強い。ミズクラゲを食べる。

全体が白くて透明、すごくきれい。ぱふっぱふっという動きは意外と活発で、長い触手と口腕がきれいにたなびく瞬間を撮るのは意外と難しい。

△ブルージェリー

英名では bluefire jellyfish(青い炎クラゲ)とも。

澄んだ青い色がすごくきれい。大きくなるともっと深い青色になるのかな…

ユウレイクラゲ科の仲間だから、傘の下あたりは確かにもじゃもじゃ!

△アマガサクラゲ

白くて透明、4本の口腕と16本の触手が長く伸びて凄くきれい。傘の表面に粒状の刺胞魂。

駿河湾などの100m以深に生息しているが、生態はほどんど不明という珍しいクラゲ。傘や触手の毒は強く、餌はミズクラゲなど。

ゆったりと傘を動かす。身体全体が透明色、傘の中に四つ葉の模様が浮かび上がる。

△パープルストライプドジェリー

傘径が1mにもなる大型のクラゲ。成長すると傘に紫の放射状の縞模様ができる。

傘をばさっばさっと動かして元気がいい。傘のストライプや縁取りを撮りたいのに、なかなかポーズを決めてくれない。

口腕の淡い紫色が透明感があって凄くきれい。動きながら一方方向に回転してるのか、口腕がトルネイド!

△プロカミアシーネットル

傘径50cmにもなる大型のクラゲ。アカクラゲと似ているが、赤い縞模様はアカクラゲよりはっきりしている。

真っ白いフリルみたいな口腕と赤くて長い触手の組み合わせが凄くきれい。傘の縞模様も鮮やかで、好き!

△ミズクラゲ

2日目は誰もいないクラゲドリームシアターを撮りたくて、開館前15分に並んだ。9時ちょうど、途中の水槽を飛ばして一目散に!

静かだしきれいだし、この空間を独り占めできる幸福感よ!…と感動したのもつかの間、同じことを考える人がいるのか早速お客さんが…

みんなドリームシアターの写真を撮りたいんだろうと思って、水槽にへばりついて六つ葉のクローバーをもつクラゲを探すのはあきらめた。

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刺胞動物門/鉢虫綱/根口クラゲ目

特徴:口腕に多くの孔(あな)が開いている。餌を吸収するための吸い口。

△プンクタータ

タコクラゲの仲間、和名はナンヨウタコクラゲ。

「プンクタータ」の名前の響きが可愛くて、何度も口に出してつぶやいてしまう。

傘についてる小さな白い斑点と付属器がひらひらと動く様子が可愛い。先っぽだけが白くておしゃれ!

△タコクラゲ

何度も見てるんだけど、動きが速いからピントを合わせて撮れなくて…

傘の白い水玉模様は、傘を丈夫に保つための骨みたいな物なんだって。

体が茶色いのは褐虫藻の色だって知ってたけど、こんなにきれいな青色が入っているのは初めて見たような気がする。

△ルテウムジェリー

大西洋や地中海に生息。自然界では30cmくらいに大きくなるが、水槽での飼育は世界でも例がないということ。

体全体が淡くてきれいな色合いだけど、傘は厚くて固いらしい。まだ小さい個体は金色に光ってて元気に動き回ってる。

△ミノクラゲ

傘に毛のような多数の突起、蓑をまとったような感じ。

大きくて迫力がある。ばさっばさっと傘を開くたびに、たくさんの髪の毛?や触手が動いて、すごくきれい。

タイやフィリピンでは食用として採集、中国などに輸出されてるということ。

△エチゼンクラゲ

数年の周期で大量発生している。非常に大きくなるクラゲだが、寿命は1年未満らしい。

△ビゼンクラゲ(スナイロクラゲ)

自然界で育った個体は青みがかった色をしているが、水槽で飼育いているとだんだん色が薄くなっていくということ。

△ビゼンクラゲの一種

最高級の食用クラゲ。有明海ではアカクラゲと呼ばれ魚屋で販売されてるというから羨ましい。

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刺胞動物門/鉢虫綱/冠クラゲ目

特徴:王冠型の体

△シンプルジェリー

シンプルというのは裁縫で使う指ぬきのこと。

ひょこひょことよく動くから、ピントを合わせて写真を撮るのが難しい。おまけに、みんながあちこち違う方向に勝手に動くから。

一口サイズのチョコレートみたいで、ぽいっと口に入れたくなる!

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「くにわかく、うきしあぶらのごとくして、くらげなすただよえるとき」古事記より

昔、神様が現れて日の本をつくった頃からクラゲは存在してて、それから何千年も経って、今…

私の大好きなクラゲと古事記、こんなふうに繋がっていたんだと改めて気づいて、感動!

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9月22日(日)23日(月)山形の美味しいを満喫

2024-09-23 21:00:00 | 美味しい
山形の鶴岡と酒田、4つの道の駅めぐり。クラゲと海鮮、それからご当地名物のデザートを食べることが今回の旅のねらい。
 
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加茂水族館にて
 
日本三大くらげ御膳
エチゼンクラゲの刺し身
ビゼンクラゲのサラダ
ヒゼンクラゲの味噌あえ
クラゲ自体に味はない。でも、美味しい! 食感がいい、癖がなくて食べやすい!
刺身は3種類のつけ汁で。よく見たら、お皿の上でクラゲが泳いでる雰囲気。サラダはこりこり感が一番強い。味噌和えがすごく美味しい、上品な味がする。
ご飯のおかずではなくて、お酒のおつまみに食べたかった!
 
国産の食用クラゲ「三前クラゲ」
越前国(福井県)エチゼンクラゲ
備前国(岡山県)ビゼンクラゲ
肥前国(佐賀県)ヒゼンクラゲ
3種類のクラゲが展示されているというから探してみたけど、ヒゼンクラゲ(シロクラゲ)が見つからない。

エチゼンクラゲ
ビゼンクラゲ(スナイロクラゲ)
ビゼンクラゲ属の一種(アカクラゲ)
 

クラゲ味噌ラーメンとクラゲソフトクリーム
ソフトクリームは普通のバニラ味、小さく刻んだクラゲがトッピングされてる。
 
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COCO'S 鶴岡店にて




サーモンのカルパッチョと赤ワインをデカンタで
ビーフハンバーグとクワトロフォルマッジ、カリカリポテト
半熟玉子とまるごとポテトのタラモサラダ
タラモサラダがあんまり美味しそうで、玉子を崩してから写真を撮ってないことに気づいた
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さかた海鮮市場の2階、海鮮どんや「とびしま」にて



サーモンイクラ丼とサーモンネギトロ丼
ネタは新鮮、さすがに美味しい。丼物はいつも食べ過ぎるから、ご飯を半量にしてもらった。
海鮮ミニ丼に焼き魚が付いた「漁師めし」も美味しそうで目移りしてしまう。
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道の駅にしかわのファストフード「NISHIKAWA]にて

こくわ&塩麹ミックスソフトクリーム
月山地ビールソフトもノンアルで美味しそうだったんだけど、地ビールは食べるんじゃなくて飲みたかったから。
いろんな種類の地ビールがあって非常に美味しそうだった。
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クラゲのお土産いろいろ

クラゲクッキーは子どもたちへのお土産に
クラゲキムチには国産クラゲが使われていると記載あり、そんなに辛口でもなく、あっという間に食べてしまった
海のおかきやクラゲこんにゃく、クラゲ珍味をつまみに、ゆっくり美味しいお酒を飲みたい!
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山に行ったら山の物を、海に行ったら海の物を美味しく食べる
保冷バッグは必携品、道中は飲めないけど、家に帰ってから美味しいお土産をつまみに美味しいお酒を飲もう!






















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9月22日(日)23日(月)豪雨の山形へ·道の駅めぐり

2024-09-23 20:00:00 | 観光名所
山形の道の駅めぐりをする計画だったのに、朝から雨模様。
特に山形県は豪雨で、土砂災害や河川の増水への警戒情報、一部の地域に避難指示まで出ているらしい。
天気の様子を見ながら、ドライブコースは臨機応変に!

道の駅村田から東北道へ、村田JCTで山形道へ。雨が強くなってきた。木立が紅葉し始めてる。

山形県に入ったあたりから雨足が凄い。ワイパーはハイパワー。
自動運転で80kmに設定してあるから、目の前とハンドル操作だけ注意していればいい。運転に集中!
宮城県に向かう対向車はたくさんいるのに、山形県に向かう車がほとんどいないような気がする…
山形市内に入った途端に災害緊急メールを受信、それも2回!避難勧告だって…
寒河江SAで休憩。少し小降りになってきたかも…

月山を過ぎた頃から雨があがった。雨雲が太平洋に抜けたんだ!
雲はまだ厚いけど、水平線の上には青空が見えてる。

予定を変更して加茂水族館へ。
大雨のせいか、お客さんはそれほど多くはない。というか、水族館は雨でも影響ないから普通にお客さんが多いというか…
館内で遅いお昼を食べ、夕方までゆっくりクラゲ鑑賞! 今回の一押しはアマガサクラゲ!



加茂から海岸線を南下すること30分。道の駅あつみ「しゃりん」へ。夕陽がきれいに見えるスポットらしい。
新潟県までたった5分くらい。


雲と海の隙間から太陽が顔を出した。夕焼けがきれい、海が金色に輝いてる。太平洋では夕方は光の道はできないから… 
海の向こうに粟島が見える。

宿泊は、ホテルイン鶴岡。鶴岡ICからすぐそこ。ホテルのレストランでも食事はできるが、お酒が飲みたいから。居酒屋が近くにないのが残念…
食事は近くのCOCO'Sで。お腹いっぱいになったのに、驚くほど安く食べられてびっくり!いつものメニューだったけど、十分に満足!

23日(月)、今度は日本海東北道を北上すること40分。道の駅鳥海「ふらっと」へ。
秋田県がすぐそこ、5分くらい。



海の彼方に飛島が見える。酒田→飛島は「きらら」で1時間15分。定期船「とびしま」は今は船舶定期検査のため、お休み。
昼食は酒田港の海鮮どんや「とびしま」で。今日は水位が少し下がったけど、最上川河口は堤防から溢れそうなくらい水かさが増してた。

山形道を鶴岡から山形に向かって走る。どこからが国道なのか、どこまでが有料でどこからが無料なのか、さっぱり分からない。
青い空に白い雲がもくもくと。夏の雲みたいなんだけど、空が高くて秋の青空。



道の駅月山。トイレの建物はあるけど、どの建物が道の駅なのか分からない。地下道を渡って、道路の向こう側へ。ワイナリーでお土産に月山ワインを買う。



国道112号線、月山湖の北側をぐるっと回って西川へ。月山湖が濁った茶色い水でいっぱいだった。
道の駅にしかわへ。日帰り温泉が併設されてる。入りたいけど、ドライブの途中で温泉に浸かったら、そのまま動けなくなりそう…

西本ICから山形道へ。あとは高速を使って山形を抜け宮城県へ。県境が近くなると雲が立ちこめてて、でも後ろに太陽がいるから虹が見える。トンネルの手前に半円を描くように、すごく間近、端から端まで!
トンネルを抜けると宮城県、なぜかどしゃ降り… そして、JCTを右に進んで村田ICで下りるはずが、なぜかナビが左へと案内して仙台方面に向かってしまう。仕方ない、菅生PAで下りて岩沼へ。あとは慣れた道。
家に着くまで気を抜かないようにと安全運転を心がける。天気が悪かったから、かなり慎重に運転して少し疲れたかも。
でも、久しぶりの加茂水族館、日本海に沈む太陽、山形県の道の駅もあと1つを残すだけ。楽しかった2日間のドライブに大いに満足!


























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9月19日(木)これはなんのハギ?あれはなんの花?

2024-09-19 15:57:32 | 
秋雨前線が南下したのか、今朝降ってた雨も上がって少し青空が見えてきた。
気になっていた花の様子を確かめようかと、ちょっとドライブ!




駒ヶ嶺の水生公園にて
枝先が垂れて、花序が長い。旗弁のまわりと裏側が白い。翼弁は紅紫色で「気をつけ!」の姿勢。
これは、ツクシハギ!


駒ヶ嶺の水生公園にて
花序も葉柄も短くて、葉っぱの中に埋もれるようにジコッと咲きながら、枝垂れる。
これは、マルバハギ!


まぁるの庭にて
ふわっと枝垂れて、花序はまあまあ長い。わりと鮮やかな紅紫色で、竜骨弁があまり目立たない。何より、このポテッポテッと固まって咲く感じ。
これは、ヤマハギ!





正西寺にて
鮮やかな紅紫色、そして真っ白な花。竜骨弁が長く突き出て、翼弁がそり上がる。
これだけ見事に立ち上がり、優雅に枝垂れてる。
花が咲く前から「これはミヤギノハギ、いつ咲くかな?」って楽しみだった。

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車を運転してると「あれは何の花?」と思っても、なかなか停めて確認することができない。今日こそは!

椎木の交差点のあたり
なすかな?ピーマンかな?でも花が違う!って思ってた。クロホオズキって言うんだって。

西山のあたり
道ばたのあの白い花は何だろう?って、あんまりこんもりと咲いてるからハツユキソウだと思わなかった。


エイトタウンにて
気持ち悪い! ヤマタノオロチみたい… ケイトウの仲間だって分かるけど、ヤリケイトウって言うんだって。

駅前通りにて
これも畝って咲いてるけど、こちらは爽やかなブルー。ローズマリーだね。


道端に普通に咲いてるハギの花。ヤマハギ?すごく枝垂れてるし花は淡くてかわいい色だし。分からない。
日当たりとか土地の栄養とか、咲き始めとか終わりとかで花の雰囲気が全然違ってくるから。


道端の木の葉が色づいてきた。正西寺の紅葉も赤くなり始めた一枝があった…
どこに行っても虫の声、もう秋…


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