イギリス製 クロームメッキ Maggard Razorsで37$
ハンドルの長さ:85mm 重さ:75g
エドウィンジャガー社とミューレ社との共同開発による3ピースホルダー
ミューレ版の型番はR89。ヘッド部は全く同じ形状で剃り味も同じ。
メルクール34Cと並び、初心者に最適なホルダーとされている。
DE89シリーズとして、ハンドル部のデザインに刻みの無いタイプや数種類の刻みがあるタイプなど
バリエーションが数種類ある。
日本国内に販売店がある為か、国内のブロガー諸氏はミューレ社が販売しているR89を所持しておられる傾向が多いが、Maggard Razorsの通販サイト比較でDE89は37$~、R89は59$~と価格に開きがある。R89版は施された刻みなどが豪奢なためその分が価格に上乗せされているのかもしれない。単純にこのホルダーを求めるのであればエドウィンジャガーのほうが価格的にお得である。加工精度自体に差異があるわけではない。
私の主観であるが、DE89はザ・マイルド・オブマイルド、偉大なるマイルドホルダーという印象がある。
両刃カミソリの攻撃的な側面を包み込み、滑らかで上品な感触を醸し出す。英国紳士が味付けした両刃ホルダーだなと感じる。
DE89を購入するとフェザー・ハイステンレス替刃が同梱されている。(ミューレ版には自社の替刃が付属されてる)恐らくシャープ系替刃に対してセッティングされているのだろう、滑らかでしっかりした髭の刈り取りが味わえる。
私がこのホルダーを好む理由は髭を剃る時の音にある。
シャープ系の替刃、降ろしたての替刃を使用すると、独特な切断音がする。他社のホルダーがゾリゾリという音とすれば、このホルダーはキンキンと高音に寄った音を奏でる。相性が最も良いと思われるフェザーの替刃や7o'click黄色などはその高音が更に増す。この音がたまらなく心地良い。
マイルド系ホルダーは総じて最適なホルダーを傾ける角度、有効傾斜角が狭い傾向にある。このホルダーに於いても決して広いわけではないが、DE89に関しては音が明らかに変わるので有効角を見つけることはさほど難しくない。これが意図して造られたかどうかは残念ながら確認できなかったがなんとも素敵な仕様だと毎回感心する。
デザインに関して、ヘッドはミューレR89と同一でベースプレートの会社ロゴ以外は同じ形状、デザインであるが、ハンドル部は両者で特色を持たせている。総じてミューレ社のモデルのほうが装飾が細かいが、エドウィンジャガーがそれに劣っているわけではない。シンプルな飾り付けで金属の素材を美しく見せるようなデザインでエレガントさも感じる。どちらを好むかは持つ人次第ではないかというレベルだ。もしミューレもエドウィンジャガーもお持ちでない場合は、忘れずにこのモデルも比較検討していただきたい。
ハンドルの長さ:85mm 重さ:75g
エドウィンジャガー社とミューレ社との共同開発による3ピースホルダー
ミューレ版の型番はR89。ヘッド部は全く同じ形状で剃り味も同じ。
メルクール34Cと並び、初心者に最適なホルダーとされている。
DE89シリーズとして、ハンドル部のデザインに刻みの無いタイプや数種類の刻みがあるタイプなど
バリエーションが数種類ある。
日本国内に販売店がある為か、国内のブロガー諸氏はミューレ社が販売しているR89を所持しておられる傾向が多いが、Maggard Razorsの通販サイト比較でDE89は37$~、R89は59$~と価格に開きがある。R89版は施された刻みなどが豪奢なためその分が価格に上乗せされているのかもしれない。単純にこのホルダーを求めるのであればエドウィンジャガーのほうが価格的にお得である。加工精度自体に差異があるわけではない。
私の主観であるが、DE89はザ・マイルド・オブマイルド、偉大なるマイルドホルダーという印象がある。
両刃カミソリの攻撃的な側面を包み込み、滑らかで上品な感触を醸し出す。英国紳士が味付けした両刃ホルダーだなと感じる。
DE89を購入するとフェザー・ハイステンレス替刃が同梱されている。(ミューレ版には自社の替刃が付属されてる)恐らくシャープ系替刃に対してセッティングされているのだろう、滑らかでしっかりした髭の刈り取りが味わえる。
私がこのホルダーを好む理由は髭を剃る時の音にある。
シャープ系の替刃、降ろしたての替刃を使用すると、独特な切断音がする。他社のホルダーがゾリゾリという音とすれば、このホルダーはキンキンと高音に寄った音を奏でる。相性が最も良いと思われるフェザーの替刃や7o'click黄色などはその高音が更に増す。この音がたまらなく心地良い。
マイルド系ホルダーは総じて最適なホルダーを傾ける角度、有効傾斜角が狭い傾向にある。このホルダーに於いても決して広いわけではないが、DE89に関しては音が明らかに変わるので有効角を見つけることはさほど難しくない。これが意図して造られたかどうかは残念ながら確認できなかったがなんとも素敵な仕様だと毎回感心する。
デザインに関して、ヘッドはミューレR89と同一でベースプレートの会社ロゴ以外は同じ形状、デザインであるが、ハンドル部は両者で特色を持たせている。総じてミューレ社のモデルのほうが装飾が細かいが、エドウィンジャガーがそれに劣っているわけではない。シンプルな飾り付けで金属の素材を美しく見せるようなデザインでエレガントさも感じる。どちらを好むかは持つ人次第ではないかというレベルだ。もしミューレもエドウィンジャガーもお持ちでない場合は、忘れずにこのモデルも比較検討していただきたい。