ウェネトさまの館

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「高橋真琴の原画展」&「たなかあずさ 植物化計画」(西武渋谷店)

2017年10月12日 05時54分15秒 | 展覧会・美術関連

昨日は、渋谷の美術館とギャラリーと百貨店で、5つの展覧会を観たのでございます。
全部は書ききれませぬゆえ、とりあえず会期の短い2つをば。

まずは西武渋谷店A館7階 特設会場「高橋真琴の原画展」
https://www.sogo-seibu.jp/shibuya/kakutensublist/?article_seq=248085
(会場内は撮影不可なれど、外のパネルはOK)


1934年生まれの高橋真琴、2018年には画業65周年を迎えなさるそうな。
会場入り口のパネルに書かれた「男3人兄弟の長男として誕生」の文字に驚愕。
わたくし今まで、てっきり女性の方だと思っておったのじゃ。
失礼いたしました~。

本展では、以下の構成で約200点もの原画が展示されておりまする。

【あこがれの世界】
【おしゃれ図鑑】
【世界の少女たち】
【真琴ルーム】
【真琴デザインなつかしグッズ】

キラキラお目目の可愛いお顔、縦ロールやくるくるカールの髪型におリボン、綺麗な衣装、お花たくさん、可愛い動物たち、綺麗な背景などなど、昔からずっと変わらぬのが凄うござります。
お供のEは、懐かしさにきゅんきゅんしておったぞよ。

【真琴ルーム】では、約10分のライブペインティング映像が流され、映像で実際に制作した原画と、制作過程6枚も展示。

制作過程、絵画ドシロウトのわたくしには興味深うござりましたゆえ、書いておきまする。

1.鉛筆デッサン、頬・唇・指先にピンク。
2.髪の毛・瞳などに薄く着色。
3.背景に透明水彩絵具で薄く着色。
4.主な線を筆で描く。
5.鉛筆デッサンの線が残らないように全部綺麗に消す。
(ケント紙の画面が少し荒れて色の定着がよくなる
6.セピアなどの色鉛筆で線を入れ、あと透明水彩で仕上げていく。

使用している画材も展示されておりました。
パレットは、何と小学生が使う薄いプラスチックのもの。

ショップでは、手彩色原画やジクレーや、様々なグッズも販売されてございます。

会場の外では、「あなたはどのロマンティック乙女が好き?」なる投票が。


どの乙女もかわゆいのぅ。


わたくしは、この乙女に投票しましたぞ。


最終投票結果は会場、公式Webサイト、公式Twitterで発表されるそうな。

会期は10月22日まで。

そして、同じ西武のB館8階 オルタナティブスペース「たなかあずさ 植物化計画」
https://www.sogo-seibu.jp/shibuya/kakutensublist/?article_seq=252230
(写真撮影可)

1階の受付に置かれたチラシを見て、この作家の事を初めて知りましたのじゃ。
ご自身の活動を「植物化計画」と題し、植物をアートに落とし込んでいるそうな。

かすみ草で飾られたスペースに、透明水彩で描かれた作品が。


《植物化計画の真相》


《前進》、連れ帰りとうござりました。


ドローイング。


こちらはライブペインティングの作品かの?
昨日はやってなくて残念じゃ。


こちらの会期も10月22日まで。


その他に観た展覧会話は、また後日。
ひとつ、どえらくツボな展覧会がありましたのじゃ。フフ

そして文化村通りのお店で520円パフェ。