Mrs.Uponwaterのブログ

日記です♪

アーサー・ビナード

2012-11-05 11:13:48 | 日記

N大の学園祭のイヴェント、詩人アーサー・ビナードの”連帯の力”核廃絶の講演を聴いた。”内部被爆”の現象は落語「猫の皿」に出てくる”鼻唄三丁矢筈斬り”だと、恐い話を面白可笑しく(と言うと罰当たりかもしれないが)解りやすく話した。切れ味の凄い刀でスパッと切られると三丁は鼻唄を歌って歩けるが三丁を過ぎた頃、何かの拍子にバタッと倒れる…これが”内部被爆”と言うこと、恐ろしい事です。大部分の日本人は広島の原爆が大きくて長崎は小さいと思っているが、広島はウラン、長崎はプルトニウム、全く違う種類で、爆発力はウランよりプルトニウムの方が大きい。アメリカはこのプルトニウム239を中心に考えていて試したかったのだそうです。核の本質を見抜かなければならない、そしてこれからは価値観の構築が必要と結んでいた。アメリカ人の彼からこうした話を聴く、何か妙な気持ちがしたが”連帯の力”はどんな形にしろこれから重要なのです。