夕食はお馴染みのビュッフェスタイルで変わらないが、ミントティーを頼んだらご覧の通り正式なスタイル(高い所からグラスに注ぎ泡立つようにする)でサーブしてくれた。疲れ気味の胃腸にはとてもすっきりして良い飲み物。考えて見れば漢方薬みたいなものでしょう?でもね美味しいの。
サハラ砂漠への入り口のホテルに泊まり明日朝早く日の出を見に出かけます。小さなオアシスの街ですから、バスタブなしのシャワーのみの部屋となる…と旅行社は牽制していたが、ご覧の通り趣のある素敵なホテルです。
小鉢でも買って楽しもうと思っていたのですが、このネックレスが眼に飛び込んできて心を奪われた。素朴な手作り感の溢れたネックレス、スカイブルーとオレンジが素敵で紐は皮で編まれている。モロッカン・フォーク・アートと勝手に思い大いに気に入った。本当は紺色に近い深い青色がフェズ・ブルーと言って有名だそうですが。
陶器工房でモザイクの作製過程を観た。繊細な模様をどのようにして造っていくのか?疑問でしたが、ご覧のように小さなブロックを並べて一枚のモザイク画が出来上がります。ブロックは”のみ”のような道具で割っていく。それにしても根気のいる仕事です。
フェズブルーと言う美しいブルーで有名な陶器がある。タジン料理に欠かせない蒸し土鍋など最近は日本でも出回っています。女性が色付けをしています。こうしてムスリムの女性も時代と共に社会参加するようになったのですね。生活の質を向上させるためにも彼等も解って来たのだと思う。赤、白、黒の組み合わせが彼女に合って美しい。