かの”ほりえもん”が塀の中から帰ってきて書いた本です。”何もない自分に小さなイチを足していく”と言い”久しぶりに経験するゼロのじぶんは、いがいなほどにすがすがし”と良い事を言っています。ネクタイをした白いワイシャツのスリムな姿がとても爽やかに見える。かつては金満を体中にみなぎらせ傲慢な人と見えた。塀の中の孤独な夜に号泣し来し方を思い…しかし反省したわけではないと再び”ほりえもん”が顔を出す。幼少時の記憶は家族で行ったたった一度の外食と両親の働く後ろ姿しかない。子供が育つ家庭環境が如何に大切か?情緒あるそして弱者の気持ちが解る人に育てるには?など考えさせられた。