10年前から始めて大型7吊、中型１吊、小型5吊を作り上げた。考えてみるとよくぞエネルギーを注ぎ込められたと我ながら感心します。孫娘が誕生した事、そして人生における最も過酷な別れが重なり、このつるし雛をつくる事で癒されたと今はつくづく思う。ひと針ひと針に悲しみや喜びが込められていて今でも胸が痛くなる。
今年もつるし雛4吊りを図書館に飾っていただいた。72個プラス真ん中の玖珠球5個でひと吊り。あまり歓迎されていない様子で、余計な事をしたのかそれともそのような事を覚悟で飾って頂かなくてはならないのか…深く反省した。来年は何方か欲しい方がいらっしゃったら譲ちゃおうかなあ。紐以外はすべて正絹で古布、貴重な縮緬もあります。