Mrs.Uponwaterのブログ

日記です♪

薩摩島津家の五輪塔

2010-11-14 13:24:04 | 旅行

高野山奥の院に戻ります。参道の両脇には無数の墓石や供養塔があります。墓石の数は十万とも二十万とも言われています。空海の御廟まで2キロの参道です。凛とした空気の中、苔むした墓石や崩れた供養塔の間に身を置くと、自然と背筋は伸び心は無になり、不思議な感じです。立派な薩摩島津家の五輪塔。

 

 


奥の院

2010-11-13 10:11:57 | 旅行

高野山で最も聖なる地、奥の院です。弘法太師は承知2年(835)62歳で入定しました。死亡したのではなく、今なお瞑想を続けていると考えられ「入定」というそうです。2キロに及ぶ沿道の樹齢数百年の大杉の木立が独特の静謐感をあたえ、俗世界を離れ聖なる異世界へ足を踏み入れるという思いに精神が高揚してきますから、不思議です。やはり高野山は建築物ではなく、全体が強い精神的なものに包まれていて、感動するのだと思った。

 


金剛峯寺の台所

2010-11-13 09:23:04 | 旅行
少々前後しましたが、金剛峯寺の台所が立派です。多い時は2000人もの学僧が学んでいたそうです。ですから2000人分のご飯が炊けるお釜がある。二石釜といい一つの釜で7斗(98㎏)炊けるそうです。柱や梁は煤で真っ黒ですが、磨きこまれ光っています。食料保存棚は高い天井からすのこ状のものがぶら下げてあるだけ。シンプルですが理に適っていると思った。

霊宝館

2010-11-13 08:33:28 | 旅行
度重なる雷火、特に1888年(明治21年)山上火災で多くの密教文化財を失い、やっと大正10年、宇治平等院鳳凰堂の形式を参考にして霊宝館が出来たそうです。高野山の文化を一括して保存し、1998年国の文化財に指定されています。彫刻、絵画、書跡、工芸など国宝や重要文化財が納められています。

御影堂

2010-11-12 22:20:18 | 旅行

もと弘法太師念誦堂でした。堂の本尊として日本最古の秘仏、弘法太師の肖像画、御影を祀っています。これも何回かの火災にあい1848年に再建。年に一度だけ内拝が許されます。暗闇に燈籠が点々と浮かび上がる様は当に聖地だと言う事が心に染み入るそうです。


金堂

2010-11-12 22:01:42 | 旅行

高野山の総本山。恒例の法会や法要、年中行事の大半がここで行われる。これも昭和7年再建の鉄筋コンクリート造り…です。中の秘仏も再刻されたものです。高野山は7度もの雷火に見舞われた。1646年頃はおびただしい数の子院1865軒が伽藍を中心に存在しました。現在は117(宿坊52)に淘汰されたと言う事です。