Mrs.Uponwaterのブログ

日記です♪

猪口 邦子先生

2015-09-20 09:04:11 | 日記
安全保障関連法が成立した。17日の朝日新聞夕刊に「猪口先生 法案に反対を」との記事があった。恩師の自民参議院議員に上智大学の教え子が先生なら反対してくれると要望書を送ったと言う事です。私もN大で先生の国際政治の講義を聴いた。”世界平和を保つ唯一の手段は机上での話し合い”であると熱く語っていた事が強く印象に残っている。講義の終盤先生は参議院選挙に出馬し当選した。お祝いと激励のお茶会を聴講生数人でしました。国際舞台での経験も多く実のある講義でよく覚えています。私も密かに猪口先生の動向を追っていたが折角の先生の知力も大波に呑み込まれてしまったのでしょう(議員は皆大臣になりたいものね)。戦争経験のない坊ちゃんの安倍首相(戦中戦後国民生活は悲惨なものでしたよ)、他国の侵略の抑止力と独裁的に進めたが抑止力は軍事ではなく経済や文化から高める事も出来るのではと思う。

芸人と俳人 又吉直樹、堀本裕樹(集英社)

2015-09-18 16:05:25 | 日記
雑誌”すばる”が二年前既に又吉直樹に着目し俳人との対談と学習を連載していたらしく、それをまとめた”芸人と俳人”をこの期に出版した。言葉の人と言われる又吉は十七音で広い深い世界、小説よりもっと大きな世界が想像できると最初に感じたそうです。そして季語を通じて自分が見るもの触れるものが豊かに感じられるようになり、知っている単語でも配置や組み合わせによって言葉が生かされると言う事も学びます。人の句の世界に触れると素晴らしいものがあると解る句会など。俳句とは想像を広げた解釈をして面白いものだと感じた私ですが…残念ながら出来ません。”静寂は爆音である花吹雪”彼らしい句で雰囲気がとてもよく解りまたまた「いいなあ」と感心する私です。

おにぎりランチ 一人前 

2015-09-15 10:31:05 | 日記
おにぎりランチ会のヘルシー・ランチ、ワン・コインでどうでしょう?。メインのおにぎりは愛知県産こしひかりの新米、玄米もち米のアルファ米を少し加えた。庭の青紫蘇を一ヶ月ほど牡蠣醤油に漬けて、それを巻いた鮭と南高梅のおにぎりです。紫蘇の香りと醤油の旨みが優しくていいと思う。左のお皿はらっきょうの赤紫蘇酢漬け、麺つゆ漬けと普通漬けの自家製三種。直漬けですが最後までカリカリしている。紅生姜も勿論赤紫蘇酢を作って漬けた。隠し味にグラニュー糖を入れてあるので突き刺さるような酸っぱさと塩辛さはありません。ぽたぽた漬けの梅…美味しく出来ました。ゴーヤと茄子のじゃこ入り佃煮の箸休め、桜えび入り厚焼き玉子と蒸し大豆、小籠包一個(娘のお土産)入りレトルトのふかひれスープ(気仙沼産)。終わりはカナダのオーガニック・コーヒーと栗の渋皮煮です。自画自讃ですみません。

おにぎりランチ会

2015-09-15 10:05:35 | 日記
新米が美味しい季節になり、恒例のお喋り会を我が家で”おにぎりランチ”としました。華やかさは無いけれど80%は私の自家製製品のお披露目で自画自賛の押し付けランチです。皆さんそれぞれに気を使ってくださり、桜えびと牛蒡のカリカリ揚げや白ゴーャの酢の物、立派なぶどうアレキサンドリアが加わって華やかになりました。やはり此処だから、この仲間だから話せる話に燃えました。歳を重ねると悲しい事が多いですね。理不尽な事、許せない事が多いけれど孤高を持して生きていきたいと思う。

吾亦紅(われもこう)とおおまつ宵草

2015-09-12 17:38:34 | 日記
最近は野生の”われもこう”を見る機会が少なくなったが、今朝ウォーキングの途中裏山で見つけ一輪頂いて来た。近くに月見草が…と思ったがおおまつ宵草で、本来月見草は白い花でしぼんだ後ピンクになり、黄色い花は”おおまつ宵草”で多くの人が混同していると広辞苑にあった。遺伝学的にみると別種だそうです。夏の最後の姿の富士山がくっきりと眺められた今朝です。”富士には月見草がよく似合う”と言った太宰治も混同していたらしい。ですから私の摘んできた”黄金色の月見草”(富嶽百景で彼はこう書いている)はおおまつ宵草。折りしも太宰治が芥川賞を熱望して選考委員の佐藤春夫に懇願した手紙が出て来た。太宰の受賞はかなわずそれが後の作品につながったと研究者は言っています。又吉直樹はそれも学んでいたと思われる。
野草はその素朴さが美しい。

オイコノミア 副業の経済学

2015-09-08 10:39:53 | 日記
昨晩のEテレ、又吉直樹のオイコノミアは新しく日大の安藤至大准教授を迎えて副業の経済学だった。副業は経済学から考えると将来への投資であり、目的をはっきりさせないと共倒れになる。カレーが好きだから味を追求するような店を開きたいと軽々に又吉は言っている。では又吉直樹の作家業は本業か副業か?受賞の挨拶ではコメディアンあっての作家なので50%、50%でやって行きたいと言っていたと思う。しかし彼のジレンマは「小説を書くことはダメージを受けた時こそが最強の武器になり良い物が書ける」と言うこと。解る、解る!彼のストイックさがこの易しく解いたはずの”副業の経済学”をひっくり返してしまったようで実に面白かった。彼のこの意味深い一言で安藤教授もゲストの高田延彦も消えてしまったよう。益々作家又吉直樹を放って置けない。

栗ご飯 2015

2015-09-07 17:16:10 | お料理
当地は栗の産地でもあります。裏山には栗林がたくさんある。次女が小学生の時通学路に栗林がある児童もいて、先生が「栗が落ちていても拾わないように」と注意していたそうですが(毎年書いているかも…)なるほど、そうですね?
JA朝市で見つけ早速栗ご飯となりました。夫と長女の好物です。頑張って500g全部剥いて鶏肉と栗の甘辛煮も炊いてみた。ご飯にはアルファ米の玄米もち米を加えたのでもちもちした栗ご飯です。

英国一家、フランスを食べる マイケル・ブース(飛鳥新社)

2015-09-05 14:00:55 | 日記
以前”英国一家、日本を食べる”と”続”も読んだ。保守的なイギリス人が好奇心旺盛に日本のあらゆる食物を食べまくる記を面白く書いていた。とても深く食に通じていると思ったら、その前にフード・ジャーナリストをめざしてフランスに住み世界最高のル・コルドン・ブルーで学び、何段階もの厳しい講座を良い成績で卒業していると言う経験があった。卒業後はかの有名なジョエル・ロブション「ラトリエ」で修行、高級フランス料理の舞台裏のレポートは苦しみの中でも彼のウイットに富んだ語り口でとても興味深かった。出てくるフランス料理の数々は私の胃袋をも満たし食べまくったと言う思いを読後感じたものです。しかし彼が最後に得たものは戦場のような毎日の中で置き忘れた家庭、人間としての本質が蘇った事でした。三ツ星レストランでも客のオーダーが来るまでタッパー・ウエアに入れられ何日も冷蔵庫で待っている食材があり、それはメニューの大半を占めていると言うのですから驚いた。彼はその後日本へ来て和食、懐石料理の素晴らしさを知ったのです。

手作りジェラード

2015-09-04 13:45:41 | 日記
製本教室のOさんが手作りのジェラードをご馳走してくださった。聞いた時はえっ?!と思ったけれど昼食後のデザートで出てきた時、そして頂いたら驚いた。バジルの香りとテイストがフレッシュで爽やかなジェラードでとても美味しかった。和食にも合いそうな日本風のジェラード、お替りををしてしまった。Oさんは味付けが上手で工夫がされている一皿をいつもご馳走してくださる。ヨーグルトベースでバジルは庭先から摘んできたものだそうです。やっぱりね!手作りは素晴らしい。

また、また蒸し大豆

2015-09-01 09:36:39 | お料理
味付け茹で卵が大好きで時々一時間程かけて作っています…と言っても市販の麺つゆでおでん風です。今日はハッ!と思い付き終盤15分ぐらいの時蒸し大豆を放り込んだ。お豆は軟らかくておでん風の薄味なので大豆その物のかおりと甘さが際立ってとても美味しい。大豆の五目煮は人参やひじき、牛蒡などの匂いや味が混ざって(日本の伝統の一皿ですからこれは、これで良い)豆の本来の美味しさがはっきりしない。この”薄麺つゆ味蒸し大豆”は優しいお豆の味が身も心も癒してくれそう。