浦幌町に古くから伝わる乳様。
母乳授け・子宝・安産・病気平癒の様として信仰されております。
この乳様とは、一体何なんでしょうか。
おっぱいの様・・・?
詳しくは、おっぱいの形をしたコブをもつナラの大木です。
このナラの大木を乳様と称えお祀りして参りました。
このナラの木が発見されたのが浦幌町瀬多来なんです。
「記憶の乳様の木」昭和57年浦幌神社奉納
これは、ナラの大木の一番近くでお住まいになっていた菅原敏枝さんが、
乳様のお姿を後世に伝えようとお書き下さった油絵の写しです。
菅原敏枝さんは、すでに他界されておりますが、この方の妹さんが浦幌町瀬多来にご健在です。
大正9年生まれ、現在かぞえ90歳 とても元気で明るいおばあちゃんです。
今回も春祭りに宅祭にお伺いしたところ、乳様にまつわる貴重なお話をしてくれました。
私も時間を忘れて聞き入ってしまいました。
おばあちゃん
「乳様の信仰を後世にしっかりと伝えして欲しい」と終始おっしゃっておりました。
このブログの場をお借りし、皆さんにもおばあちゃんのお話も交えながら、数回に分けて乳様伝承を記したいと思います。
お楽しみに!
追伸
エゾリスのくるみが浦幌神社の境内社である
「水子神社」をリポートしております。
ご覧下さい。→どうぞこちらへ
宮司一筆
浦幌神社・乳神神社詳しくは→こちら