1日目。
朝5時、いつものようにYouTubeでラジオ体操を第3までやって体を目覚めさせ、
じつに久々にランニングシューズを引っ張り出して足を通した。
外はまだうっすらと曇り肌寒く感じたのでウェアを重ね着して、短パンにザムストのふくらはぎ用サポーターをした。
土手の急な階段をよっこらしょと上り、軽くストレッチして、まずは歩き出した。
堀切橋から千住新橋まで歩く途中、ちょこっと走ってみた。
階段と階段の間のほんの100mくらいを何度か。
最後にまともに走ったのは2020年10月。
11月にかあちゃんから腎臓を頂いて移植手術をする前に、悔いの残らぬよう奥日光の温泉に一泊した。
その時に高原の「湯の湖」を小僧と共に走って一周したのだった。
しかし足は上がらず息が切れ、木の根につまずいて膝っ小僧を擦りむき血を流し、傷口にツバをつけて5㎞ちょっと走った。
その時以来のRUN、というにはほど遠いゆる~いジョグ。
まあそんなもんだ、さいしょ、は。
2日目。
6時起床、ラジオ体操をしてNIKEのシューズの靴ヒモを締める。
このNIKEは2012年頃から愛用していて、「京都マラソン」や「かすみがうらマラソン」「越後湯沢秋桜ハーフマラソン」等々で苦楽を共にしたシューズ。
しかしある時期から勝負靴の座をadidasに譲り、もっぱら練習用として今に至っていた。
愛着があるからなかなか現役引退にはできず今まで履き続けてきたが、ソールはすり減っているし型崩れもあるからもう限界かな。
だが、せめてこのポンコツがもう少し走れるようになるまで付き合ってもらうとしよう。
この朝も千住新橋で折り返し、帰りは河原の草原・グラウンドを走っては歩きを繰り返し、遠回りして家へ戻り5.6㎞ほど稼いだ。
平日と違って土日は土手も人が多いが、まったくマスクをせず走る人もちらほら見かける。
サッカーやらラクロスなどの若者はほぼノーマスクだが、だんだん暑くなってきているし、マスクする方が危険だろう。
しかし免疫抑制剤を飲んでいるこの身は油断できず、人と近くなるようなときはマスクを引き上げる。
う~、心肺機能が心配じゃ!(◎_◎;)
3日目。
何事も繰り返すことがルーティーンへの道。
遠ざかっていた習慣を取り戻すために、この朝も土手へ出た。
が、たったの2回歩いたり走ったりをしただけなのに大腿四頭筋はうっすらと筋肉痛、両足の指が痛い。
情けないことに足の指までお肉がなくなったようで、指のお股に5本指ソックスが食い込んで痛いのだ。
それなのに下り坂ダッシュ⁉️
ダッシュって言えるかぁ( ̄∇ ̄)
坂道をオタオタしてるだけだろが🤷♂️
15年ほど前、走り始めた頃は他人の目が気になって、人がいるところだけええカッコしてペースを上げてみたりしたものだが、もはや何にも気にしない。
『間抜けなことも人生の一部だと 今日のおろかさを笑い飛ばしたい』
と、「全部だきしめて」の歌詞を思い浮かべながら6.6㎞を無様にジョグ&歩き。
自宅へ戻ってシャワーを浴びて一息つくと、荷物が届いた。
待ってましたと梱包を解き、\(^^)/
4日目。
何事も三日坊主にならない秘訣は、ご褒美を用意すること。
10年間に18回もフルマラソンを走れたのは、常に鼻先にニンジンをぶら下げていたから。
そう、昨日新たなニンジンが届いたのだ。
もう何年振りのニンジンだろう?
少なくとも6、7年は走りのニンジンを与えていなかった。
そのニンジン 👇
Under Armourの「HOVR Infinite 3」
ある日Runnersのメルマガでこのシューズの案内がきて、見るとすごく優れもので、すぐさまメーカーのサイトで詳しい情報を見たら一気に欲しくなってしまったのだ。
なにがスグレモノってこのシューズ、シューズ内にセンサーが組み込まれ、専用アプリ「MAPMYRUN」をスマホにダウンロードしてペアリングすれば、走行距離の計測、ペース、カロリー、ピッチやストライドの分析などを走るだけで自動で記録してくれ、走りを効率的に上達させるコーチング機能なんかも備えているのだ。
今まではヨーイドンでランニングウォッチをポチッと起動していたが、こんなハイテクシューズが登場していたとは知らなんだ(*_*)
太腿とふくらはぎとスネは情けない筋肉痛だが、試しRUNをしたくてしょうがない。
で、いつものように土手へ。
まあ相変わらず歩いたり走ったりだけど、時どきイヤホンから機械のお姉さんがペースやら姿勢のことをアドバイスしてくれて、キロ10:30くらいのペースを調子に乗って5:32まで上げちゃったりして、ヒィヒィ言って汗かいてさらに筋肉痛を加速させたのだった。
いやぁ嬉しいなぁ、新しいシューズ。
継続は力なり💪 明日からも少しでも走ろう。
やがてマラソン大会にエントリーできるように、旅RUNを楽しめるように!!