エンジェルの尻について行く

先週に引き続き10㎞、神宮外苑のぶっ壊された国立競技場の片側や絵画館前、今が盛りのイチョウ並木の周回2.5㎞のコースを4周する「第34回JBMA神宮外苑ロードレース」を走ってきた。

この大会は１０月の「タートルマラソン」のときにもらったパンフレットで知り、小僧が走るというのでエントリーしたもので、視覚・知的障がい者とともに走ろうというスローガンのもと、制限時間は１００分とゆるい。

しかしランシャツ・ランパンの走り込んでいそうな方々が伴走者とともにたくさん、知的障がいの子どももお父さんか介助の人と楽しそうにいる。

銀座線の外苑前で下車、神宮球場の向かいの國學院高校が会場で、着替えや荷物預かりができるので便利だ。

先週の鎌ヶ谷と比べると、風もなく暖かでいい陽気。

10㎞のスタート地点は國學院高校を出てすぐ、神宮第二球場の前から10時。

ランナーはおよそ2000人ぐらいだろうか❓思ったより混雑はなく、「新宿シティハーフマラソン」とは逆周りで球場の裏を周りイチョウ並木を折り返し、さらに絵画館前を通過して右折、かつての国立競技場マラソン門の手前でまた折り返し、日本青年館の前で3度目の折り返し。

スタートしてすぐは小僧と5分40秒くらいのペースで走っていたが、コースの中間くらい絵画館前の給水所で小僧が遅れだしたのでおいて先に行く。

心拍計のデータによるとここでペースを上げた時が最大心拍数185で、それからは平均168bpmだったが鎌ヶ谷の時と比べて平坦なのにヒィハァしていた。

2m前に白とブルーの上下のウインドブレーカーを着た女の子を発見、背中のナンバーカードには「パナソニックエンジェルス」の「堀優花」（二十歳）ちゃんとある。

ペースはキロ5分10秒くらいでちょうどいいので、ありがたくペースメーカーにさせてもらう。

そのまま「堀優花」ちゃんにくっついて3周目に入ったところで、彼女ヘロッとペースアツプ。

アレヨアレヨという間に置いてきぼりにされ、フラれたオヤジはめげてさらにヒィハァ😩

しかし捨てる神あれば拾う神あり、キロ5分10秒くらいで走る次なるエンジェルの後ろにつく。

彼女20mおきくらいに「がんばれ～」「ファイト!! 」とまわりのランナーに声をかけ、じつに楽々と走ってらっしゃる。

ナンバーカードを見ると「山崎里菜」ちゃん、なんと「パナソニックエンジェルス」のキャプテンではあ～りませんか😊

よーし、こうなりゃこの「里菜」ちゃんに意地でもくっついて行ってやる💪

しかし後ろから見ると、じつになんの気負いもなく楽々走っているエンジェルではあるが、その尻にくっついているオヤジはかなりヒィハァだ。

そりゃそうだよなぁ、キロ3分台で普通に走る人たちからすればキロ5分なんて楽ちんに決まってるよなぁ。

そして4周目ラスト、もはやかあちゃんと小僧には折り返しでも出会わず。

最後の日本青年館前の折り返しで「山崎里菜」ちゃんに並び、ここからダッシュするかこのままのペースで行くか尋ねると、彼女ニッコリ笑ってこのままのペースだと言ってくれた。

では今までありがとうと頭を下げ、残り3、400mをダッシュ、キロ3分46秒ヒィハァ😅でゴール。

「エンジェルス」のおかげで、記録51分37秒。

鎌ヶ谷のときより1分タイムを縮めたが、くそう50分切れなかった・・・。

平均速度11.6 km/h、最大14.8km/h、消費カロリー532 kcal、回復時間47時間、PTE5.0。

課題、スピード練習、それと師匠に言われた腹筋・背筋を怠けちゃだめだ・・・。

走り終わって参加証のTシャツとポカリスエット、アンパンとチーズのパンをもらう。

オヤジも小僧もアンパンは食べないからかあちゃんが独り占め。

小僧は走る前に宣言した1時間5分というタイムを有言実行、1時間5分08秒でゴール。

かあちゃんは1時間5分44秒。

そしてふたりとも自宅に戻り爆睡中💤　オヤジはビールが飲みたくて仕方がない。

これで今年のマラソン大会は終了、新年は8日の松戸「七草マラソン」だ。