毎日5、6㎞歩いて、時どき走っているのに、まだ長い階段で息が切れて足が重くなる。
久しぶりに堀切橋を渡って荒川の反対側の遊歩道を見ると、ナンバーカードを付けた人たちが走っていた。
土手の立て看板を見て、それが「足立フレンドリーマラソン」だとようやく気づいた。
すでにスタートから3時間以上経っていたから、ビギナーランナーが喘いで走り、歩き、立ち止まったりしているだけだった。
一緒にそれを見ている小僧に
「お前もあんな感じだったな」
と、2010年12月23日に我ら親子と「サバ兄」の3人で参加した「第1回足立フレンドリーマラソン」を思い返した。
あの時のコースは川の反対側の河川敷で、荒川ロックゲート先のハーフの折返し地点を過ぎてから小僧が喘ぎはじめ、記録更新する‼️と宣言した小僧の背を押して走ったのだった。(本年ラストラン 参照)
フレンドリーマラソンはその後コースが変わり、5年後に今度は10㎞の部にかあちゃんとエントリーしたのが最後だった。
(2015年12月23日 勝負せず 参照)
オヤジが体調を崩してからはかあちゃんも小僧も走らなくなり、今や小僧も腎臓を患い、ランニングシューズは履き手のないまま靴箱の中で眠っている。
先日、小僧が病院でCTを撮った結果、癌の転移はなく腎臓の数値も悪くなく一安心したところで、4回目のコロナワクチン接種も受け、今年の病院通いはすべて終わった。
オヤジは27日のクリニックと28日の女子医大でMRIを撮って、今年の病院通いはすべては終わりだ。
今のところ痛みもなく各数値も悪くなっていないから、今年はようやく4年ぶりにクルシミマスではなくクリスマスを迎えられるだろう。
といっても、べつにクリスマスだからといって何するわけでもないが、病院のベッドでひとり寂しく過ごさなくていいのがありがたいプレゼントだ。
このまま何事もなく年を越して、来年こそは店の再開に動きだせると信じたい。
もうどんでん返しはないだろう、バッドサンタはこないだろう、相変わらず悪夢はみるが、おとなしく2022年を終えることができるだろう、と信じる。
信じる者が救われる、なんてことは今の時代ほとんどないけど、ね😑