見出し画像

お好み夜話-Ver2

後遺症?気圧?

時どきいがらっぽいことはあるもののようやく咳も治まってきたので、散歩がてら銀行と福祉事務所に出かけた。
 
1年経って「心身障害者医療費助成」(通称 マル障)の再申請ができるようになったので、そのほかの手続きも一緒にやってしまおうと障害者手帳や保険証などを持参して福祉事務所へ。
 
去年も仕事ができずに収入はなかったに等しいのに、一昨年のコロナの協力金を貰ったおかげで所得が基準額を超えて「マル障」の「助成事由が消滅」してしまったので

医療費をしっかり払っていたのだが、今年も今もって仕事復帰できていないから少しでも負担を減らすため「マル障」の申請をしたのだ。
 
これで毎月プラスαの医療費と薬代がほぼ無料になる
 
しかし久しぶりに歩いて人と話したらすっかり疲れて、自宅に戻ってきて横になったらたちまち爆睡だ。
 
 
コロナになって以来しばらく自宅療養をしてあんまり動かなかったら、どういうわけか両腕の青アザがきれいになくなって新たなアザもできなかった。
 
でも栄養が足りないせいか腕も足もカサカサで、しばらく使っていなかった保湿ローション「ベーテル」を風呂上がりに塗るようにした。
 
このローションは透析クリニックで教えてもらったもので、肌が乾燥しやすい透析患者や赤ちゃんでも使えるさっぱり優しい低刺激性のローションだ。
 
冬の乾燥しやすい時には積極的に塗っていたのに、暑くなって汗もかけるようになったら安易にシーブリーズをペッペと振りかけていて、気がつけば結構カサカサしていた。
 
「ペーテル」を塗って2、3日したらカサカサはきれいになったので、これからは夏も冬もちゃんと風呂上がりにつけなきゃダメだなと実感した。
 
 
やっと咳が出なくなったとホッとしたのもつかの間、大雨がザンザン降った朝、頭痛がして喉はいがらっぽく一度咳が出ると止まらなくなった。
 
左耳には違和感がありなんとなくぼんやり聞こえる。
 
今年の4月に耳鼻科で「滲出性中耳炎」と診断されて切開した時のような感じで、またかっ⁉️とうんざりした。
 
気分が悪く倦怠感でベッドから起き上がれない。
 
朝の薬を飲むためだけにノロノロと起きて、薬を飲んだらもう何をする気もなくベッドに倒れ込んで大爆睡、昼も食べず雨音もなんの物音も聞こえず目覚めたのは夜。
 
まだ頭が重く食欲はなく、夜の薬を飲んでいくらもしないうちに眠気が襲ってきてベッドに入ったが、咳が出始め痰が絡み悶々として夜が白んできたころ少し微睡んだ。
 
 
そんなことが2日ほど続いた金曜日、台風が接近してきて関東を直撃なんてニュースがいってる朝、2週間先延ばしにしていたクリニックへかあちゃんと行った。
 
かあちゃんはなんとかソロソロ歩けるようになったものの外へ出るときは松葉杖が必要だし、オヤジも本調子とはいえない状態で朝の電車に乗るのはどうかと思ったので、あらかじめ「ちち」に予約してタクシーで連れてってもらうことにしていたから雨でも安心だった。
 
クリニックへ行くと受付のお姉さんたちから、先日受付で絡んでいたお兄ちゃんをいなしてくれてありがとうございましたと言われてしまい恐縮しつつ、採血をしてくれたナースにはいろいろ心配をされてしまう問題患者は、台風のために来る人が少ないせいか予定より早く診察を受け、昨年のコロナのあと数値が上がっていたCRPやアミ・リパは正常値でクレアチニンも問題がなく、耳に違和感があるのはコロナの後遺症で割とあることなので日が経つうちに良くなると言われた。
 
でも雨の日に頭痛やめまいがしたりけだるかったり咳き込むのはもしかすると「気象病」かもしれないとも言われ、内耳にも影響があることなので早寝早起き、適度な運動、十分な睡眠を心がけ自律神経のバランスを整えることが大切と言われもしたが、それができりゃあ苦労はしないよと思いつつ、帰りもお願いしていた「ちち」のタクシーで帰路に着いた。
 
それにしても、体調が悪くても酒呑みゃ治る、汗どっとかきゃ治る、なんてうそぶいていた昭和のオヤジが気圧ぐらいで体調不良⁉️
 
デリケートな人、お上品な方が患うイメージの「気象病」だって!(◎_◎;)
 
嗚呼、これがポンコツジジイになるということでしょうか、あっちがなんとかなれば今度はこっち、でもいちいち気にしてたってキリがないなんてうっちゃるわけにもいかず・・・。
 
 
翌日、相変わらず「早寝」したはいいけど眠れないままに「早起き」して、出汁をとってお好み焼の生地を仕込んでキャベツを切った。
 
お昼過ぎに「マミ」ちゃんがご機嫌伺いに来てくれる予定になっていて、オヤジのお好み焼をリクエストされていたのだ。
 
でも頭が重たい感じで「リハビリキッチン」で立ち仕事したら疲れちまって、下手してまた指を切らないうちに切り上げてソファーに横になったら即爆睡。
 
お昼前に起こされ、まだ半分眠っているような状態でホットプレートを出して、麺を茹でて準備をして焼きだした。
 
会うのは随分久しぶりの「マミちゃん」が京都のお漬物をお土産にもって来てくれてからもまだ本調子ではなく、ムスッとしてお好みを焼き、モダン焼を焼き、1年ぶりくらいにとん平焼を焼いた。
本当はもっとやりたいことはあったがこれで限界、「マミちゃん」と軽く話しをしただけでゴメンねと断って寝室へ引き上げ爆睡。
 
すると寝ているときに「投げちゃん」が来てくれたようで、今度は新潟のお米と「めし喰らい」という美味そうなものを頂いてしまった。

それなのにまったく目を覚まさず、ちっともわからないまま夜まで寝続けた。
 
せっかくムスメが二人も来てくれたというのに、本当に残念すぎるポンコツオヤジだ・・・。
 
 
残念すぎるポンコツはその夜も当然「早寝」はできず、ボンヤリとiPadで映画を見ているうちにいつの間にか寝てしまい、なんと日曜日の昼過ぎまでまったく起きられなかった。
 
しかし今度は起き抜けから気分も体調も悪くなく、腹がグーグー鳴きわめいて喉もカラカラ、ちょうどかあちゃんと小僧が昼食を終えたところへ居間へ上がり、白湯と牛乳を飲んで残り物を平らげ遅めの薬を飲んだ。
 
天気も回復しなんとか峠は越えたのかもしれず、これからはまた少しずつ日常を取り戻していかなければ💪
 
するとすかさず小僧が言った。
 
「おとーさん、お米がありません、オレのメシがありません」
 
ハイハイ、何は無くともメシ、オヤジの体調よりもオレのメシ、ハイすんません、明日車を出して米を買い出しに行きましょうかね。
 
「久しぶりに車でお出かけです。オレのお米を大量に買いましょう」
 
小僧とたんに笑顔😄


 

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日記」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事