ハイキュー！！ To The Top（第4シーズン）

いやー、スタッフ＆キャストのみなさん。おつかれさまでした。
コロナ禍のなか。完成までこぎつけましたねー。

昨今のyoutubeにはいろいろな動画が流れますね。
その一環で、ハイキュー関連の動画もちょこちょこあって、
運良く見られたり見られなかったりしていました。

最終話を放送したこの段階でジャンプフェスタのライブがあって、
その前にと思い、それまで溜めていた3話分を慌てて見終わった。


いや、良かったねえ。相変わらず。

「ハイキュー！！」には人生の真実があるといつも思う。
よくもまあ盛り込めるよ、こんなに、古舘春一は。
嘘くさくないんだよね。説教くさくもない。普通、これだけ詰め込んだら
絶対上っ面だけの言葉も混じるだろうと思うのに、上っ面にならない。

……が、さすがに、一人一人の見せ場を作ろうと努力しすぎて、
話全体としては細切れになってしまってはいるよね。
そこはちょっと不満。嫌いではないのだが。
両方取ることはできないかもしれないが。

稲荷崎高校との試合が始まったのは第2シーズンからだよね？
1試合で12回を費やすなんて、お前はキャプテン翼か！と言いたくはあるが、
それで飽きさせないのがすごい。

いうたら単なる対戦相手ですよ、稲荷崎高校は。
まあ宮ンズを深く描くのはいいとして、北さんとか尾白アランとか砂とか、
端役つっちゃ端役じゃないですか。
そこまで描くのよ。またそれがいいのよ。

それがいいけど、烏野の話ももっと描いて欲しいのよ。
山口だって旭さんだってもっと見たかったぞ。

もう全50話くらいで描いていい。前半12分で1人、後半12分で1人の
エピソードを描くのは物足りなかった。北さんの話とかいいよねー。
１の背番号もらって、突然ぼろっと泣くのにもらい泣きをしてしまった。

また宮城でもライバル校たちが見守ってるからね。ここらへんも胸熱だよね！
あいつらが見てる。けっ、って思いながら、がんばれ、って思いながら見てる。
宮城全部の高校の思いを烏野が背負っている。
今後2年間、また宮城で日向と影山としのぎを削るあいつらが、祈りながら見てる。

浪川大輔の出番なんかわざわざわざわざ出して来た1シーン。
意味があったのかなかったのか微妙なところだが。うれしかったけどね。
見たいもんねえ、青城や白鳥沢のメンバーがどうしているかを。
50回のうちの2回くらいは、その他の高校の後日譚でもいいくらいだよ。

かのかちゃんが後半全く出て来ないのも不満。
せめてもう少し話を進ませてさ……。
第5シーズンまであと半年や1年くらいは待たせるつもりなんだろうから、
せっかく出した恋愛キャラ、もう少し描いてもいいだろう。

一人一人数えだしたら切りがない。
（あの膨大な登場人物を、こっちが満足するくらいまで描き切るには）
尺が短すぎるんや！

22話後半以降は感動・感動・感動シーンの連続だったなあ。
ナイスレシーブの場面は良い場面だった！
オーライも良かった。
そこで点を取らさない、相手が拾う、目を離せない。
単に高校生がバレーボールの試合をやってくるだけなんだけどなあ。
なんだけどなあ。


相変わらず、もう次月から次のシーズンが始まるんじゃないかと思わせるほどの
引きまくりの最終盤。あれは約束ですよね。ハイキュー！！アニメは次もあるぞと。
まあこれほど人気のあるアニメ、作らない理由はないけどね。
声優の人件費が天井知らずなこと以外。

最後登場してきたあの女の子は誰ね？
原作を読んでいる人は当然知っているんだろうけど。
シーンを見る限りにおいては、研磨の妹あたりかと推察しているのだが。
でも正直、これ以上人数を増やすより今まで出て来た人をもっと描いて欲しい。


まあまあいずれにしろ、次も楽しみにしてますよ。
正直、今回の絵はひどいものだったので、その点は改善をお願いします。
時間がなかったんだよね。きっとね。