超音波を利用した「表面弾性波(surface elastic wave)の計測技術」
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超音波システム研究所は、超音波振動子(圧電素子)を利用した、
オリジナル技術による、
超音波<測定・解析>システムS(テスター2012S)を応用して
部品の表面状態の特徴を検出し、検査・応用する技術を開発しました。
新しい超音波の計測システムの応用技術(注1)です。
部品表面に対する超音波の伝搬状態を、
弾性波動を考慮した解析で、
各種の振動状態(モード 注2)として検出します。
検出データを統計処理により
目的とする部品の特徴として評価するシステムです。
注1:オリジナルのシミュレーション技術を利用して
各種の測定条件を設定します
オブジェクト指向のシステム開発技術と
音響(超音波)シミュレーション技術は
測定システムのコア技術です!!
注2:「弾性体に対する伝播状態全体」を考慮するために、
時系列データの自己回帰モデルを作成し、
バイスペクトル解析の結果を振動モードとしています
複雑に変化する超音波の伝搬状態から
部品のキズ・・による信号を取り出して
特徴に基づいた検査・洗浄・攪拌・・・ に利用する技術です。
写真上:部品検査専用超音波テスター(特別タイプ)
コンサルティング対応として
技術提供を計画しています。
目的に応じた利用・応用方法が可能です
特に
線材に関する表面のキズを検出する
精度は高く
効果的な事例があります。
今後、以下に対するコンサルティング対応を予定しています
例1:ネジの締め付けによる接触状態の検査
例2:溶接による接触状態の検査
例3:バネ・スペーサー・シール材・・による接触状態の検査
例4:電気接点の接触・半田状態の検査
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参考
http://youtu.be/xjzm0YAhjlI
http://youtu.be/kjSRsfXdU2g
http://youtu.be/xo7aS090S5s
http://youtu.be/bRkAfwYhGIQ