<洗浄ソリューション開発の手順および注意事項>
<開発の流れ(手順)>
1.ユーザーの要求を調査・分析する
注意事項
事実(現状)の認識が最も重要である
例1 現状の洗浄システムを理解することの難しさ
1)ハードの進歩(微細化、新しい材料、新しい汚れ 等)
2)システムの複雑化(高い制御レベルの要求、反応速度への対応 等)
3)構築には沢山のノウハウが取り入れられている
(ノウハウに気が付かないでトラブルが発生している)
例2 「洗浄メーカと使用メーカの協力ですばらしい洗浄システムが出来上がる」
と言うのは理想論で、実状は洗浄目的の明確化(共有化)が十分に行われていない
理由1 仕様書にかかれない部分の重要性(材質の製造・処理方法や保管環境 等)
理由2 少ない成功経験による単純な分析・開発が洗浄の失敗につながる
理由3 前提となる「背景・目的・考え方」が明確(論理的)になっていない
例3 洗浄システムの要因を全体で捕らえる必要がある
1)洗剤を含めた洗浄液に関する知識
2)洗浄の対象となる製品・部品に関する知識
3)洗浄装置(ハードウェア)に関する知識
4)洗浄方法(洗浄プロセス)に関する知識
5)洗浄システムの最適化に関する知識
例4 現状の調査・要求の分析は、必要なレベルを科学的な方法論(注)で行う
1)技術にとらわれすぎない
2)不明な点は不明として利用・使用する
3)多大な労力と危険にたいしても調査する
4)正しい分析には経験とセンスが重要である
注:要求工学
「ゴール指向分析」 「ステークホルダー分析」 「非機能要求の分析」 等
注:乾燥についても現状の調査・要求の分析を科学的な方法で行い、最適な乾燥モデルを作成する
特に、水分の流れに対する適切な対策・対応(網籠はうずの発生により乾燥効率が悪い 等)が必要である
