<音響流>を利用した超音波技術no.4
超音波(キャビテーション)と
音響流を
適正に設定することで、
目的に合わせた超音波の状態が実現できます
<<超音波システム研究所>>
Alan Kay
http://www.mew.org/~kazu/doc/smalltalk.html より
オブジェクト指向の考え方は、生物学とソフトウェア工学
という違った考えの接点として生まれたハッピーなアイディアなのです。
http://www.academyhills.com/gijiroku/alan/27.html より
人はハッピーなアイディアの発見を学習によって会得するのです。
たまに、少し常識はずれのアイディアが浮かぶことがある。
これをブルーのアイディアと呼ぶ。
しかし世の中にはそれらのアイディアを抑圧する要素があり、それらのアイディアのほとんどは
普通か悪いかのどちらかなので、実際にはそのほうがよいだろう。
しかしたまに、自分がいる状況とは全く関係ないインスピレーションが突然湧くことがあるが、
これがブルーのアイディアである。
........
このように、創造力と学習の関係は大変危ういものである。
これは特に過去100年ほどの間については真実と言える。その理由として、
この100年間に起こったいろいろな出来事は、それ以前の数万年と比較して
驚くほど異なっているからである。
それらは古いアイディアの改良ではなく、ほとんどが真の発明であった。
しかし新しいアイディアは斬新で全く異なる視点を持っているので、
これらの発明やアイディアを学ぶことは容易ではない。
米国の多くの学校は、
子供がGoogleで何かを見つけコピーすると、
それで学んでいると思っている。
しかし私は、子供がそれについての作文を書かない限り
学んだことにならないと主張している。
作文は思考を組織化する。単に博物館の展示物を集めるだけではない。
<< 事例 >>
一つ業界の常識を疑って、脱気装置の適正な使用により
超音波利用効率を上昇させると
業界の常識の根拠が不安定であることが感じられるようになります
製造メーカは個別の特殊な事例ばかりです、
ここから本質的な一般論を見つけることは
新しいアイデアが必要です
ブルーのアイディアは音響流のミクロな検討と、
洗浄システムの検討を結びつける方法に発展しました
超音波(キャビテーションと音響流)のダイナミック制御 ultrasonic-labo
<脱気・マイクロバブル発生液循環システム>による非線形制御技術
<<キャビテーションのコントロール>>
超音波システム研究所は、
目的に合わせた効果的な超音波のダイナミック制御を実現する、
<脱気・マイクロバブル発生液循環システム>に関して
メガヘルツの超音波発振制御とのくみあわせにより
超音波の非線形現象をコントロールする技術を開発しました。
<音響流とキャビテーションのバランスを最適化する>
1)洗浄液が淀まない洗浄水槽を使用する
2)強度について、特別に弱い部分のない洗浄水槽を使用する
3)洗浄液の分布を均一にする(Do濃度、液温、流速 等)
4)振動子の上面の洗浄液の流れを調節する
(流量・流速・バラツキをコントロールする)
5)超音波の周波数と出力にあわせた液循環を行う
6)機械設計としての洗浄水槽の強度は超音波周波数に対して設定する
7)洗浄水槽の製造方法を明確にして、超音波の水槽による減衰レベルを設定する
8)流体に対する洗浄水槽の特性を明確にする(例 コーナー部の設計)
9)超音波の周波数・出力に対する洗浄水槽の特性を明確にする
(振動子・振動板の位置と水槽の関係を調整する
洗浄水槽の超音波伝播特性を明確にする)
10)洗浄システムとしての制御構造などとの最適化を行う
以上のパラメータを念頭に超音波洗浄を検討する(あるいは、現状の洗浄を見直す)
コメント
音響流とキャビテーションは相反する現象だと考えています
しかし、どちらかをなくすことは大変難しいため
バランスを調整し、最適化することが重要だと考えています
メガヘルツの超音波の発振制御が容易にできる
「発振システム(20MHz)」を製造販売しています。
システム概要(超音波発振システム(20MHz))
内容(20MHzタイプ)
超音波発振プローブ 2本
ファンクションジェネレータ 1式
操作説明書 1式(USBメモリー)
特徴(20MHzタイプ)
*超音波発振周波数
仕様 20kHz から 25MHz
*出力範囲 5mVp-p~20Vp-p
*サンプリングレート:200MSa/s
市販のファンクションジェネレータを利用したシステムです
目的に応じたファンクションジェネレータをセットにして
見積価格を提案します
メガヘルツの超音波発振制御プローブ ultrasonic-labo