超音波洗浄機において、
音圧レベルの要因である
溶存酸素濃度の変化について
ひとつの測定結果を提示します
環境による複雑な状況で発生している
溶存酸素濃度の変化です
脱気ポンプと循環ポンプを動作する場合は
一般的に添付図のようになりがちです
各種パラメータ設定のバランスを調整すると
傾斜や上下の変化の少ない安定した状態に出来ます
この設定がある程度出来ないと
環境の影響による対応は難しいとおもいます
特に台風などの
環境変化の激しい季節では
超音波が不安定になり、
エロージョン発生の原因になります
超音波計測装置(超音波テスター)を利用した測定事例
http://ultrasonic-labo.com/?p=1685
超音波<測定・解析>システム
http://ultrasonic-labo.com/?p=1000
超音波システム研究所
ホームページ http://ultrasonic-labo.com/
超音波洗浄器(2980円)とガラス容器
超音波利用に関して
液体と気体に関する検討以上に
物に作用する超音波の重要性を確認するために
ガラス容器を利用した超音波洗浄器実験を行いました
その結果
新しい応用を含め様々な結果が得られましたので
一部を紹介させていただきます
この動画の液面は
低周波の振動モードで揺れています
原因は、中に入れたガラス容器の強度バランスの悪さにより発生しています
しかし、きれいな面白い液面模様になりました
(洗浄効果は小さい傾向です
底面のが円形で、強度のあるガラス容器にすると
液面の模様は、面白味がありませんが、洗浄効果の高い状態になります)
超音波システム研究所
ホームページ http://ultrasonic-labo.com/
超音波洗浄器 http://ultrasonic-labo.com/?p=1318
シミュレーション http://ultrasonic-labo.com/?p=1291
The Mystery of bulgarian voices - С фолклор в Европа
水槽内に2種類の超音波振動子を設置しています
2種類の超音波振動子(28kHz 72kHz)を動作させた状態です
振動子の設置方法により
効果的な超音波の利用を可能にしている動画です
水槽と振動子の音響特性により、
キャビテーションと弾性波動が効果的に作用して
大きな波が発生しています
安定した均一な超音波の効果確認できる動画です
超音波出力は 28kHz 150W、 72kHz 300W の状態です
ノウハウ:水槽内の液循環の制御により
超音波キャビテーションのサイクル(変化)を制御しています
超音波システム研究所
ホームページ http://ultrasonic-labo.com/
サイバネティクスはいかにしてうまれたか
サイバネティクスはいかにしてうまれたか
ノーバート・ウィナー著 みすず書房 1956年 より
・・・・・・
理想的には、単振動とは遠い過去から遠い未来まで時間的に
不変に続いている運動である。
ある意味でそれは永遠の姿の下に存在する。
音を発したり、止めたりすることは、
必然的にその振動数成分を変えることになる。
この変化は、小さいかもしれないが、
全く実在のものである。
有限時間の間だけ継続する音符はある帯域にわたる多くの
単振動に分解することができる。
それらの単振動のどれか一つだけが存在するとみる事はできない。
時間的に精密であることは
音の高さがいくらかあいまいであることを意味し、
また音の高さを精密にすれば必然的に時間的な区切りがつかなくなる。
・・・・・・・
・・・・・・・
こうして、サイバネティクスの立場から見れば、
世界は一種の有機体であり、そのある面を変化させるためには
あらゆる面の同一性をすっかり破ってしまわなければならない
というほどぴっちり結合されたものでもなければ、
任意の一つのことが他のどんなこととも同じくらいやすやすと
起こるというほどゆるく結ばれたものでもない。
・・・・・・・
上記を参考・ヒントにして
定在波の制御技術を応用した、
超音波伝播現象における「ゆらぎ」を測定・利用する技術を開発しました。
超音波システム研究所
ホームページ http://ultrasonic-labo.com/