超音波システム研究所

超音波の新しい利用に関するブログです

超音波機器の<計測・解析・評価>

2024-10-27 20:44:55 | 超音波システム研究所2011

超音波機器の計測・解析・評価>(出張)サービスを行います

超音波の音圧・振動データから、新しい超音波利用を導く

超音波のダイナミック特性を解析・評価する技術を開発

超音波システム研究所は、

 超音波の非線形性に関する

「測定・解析・制御」技術を応用した、

 超音波の<解析・評価>方法(システム)を開発しました。


この技術を利用した 

超音波機器の<計測・解析・評価>(出張)サービスを行います。

現状の把握、問題点の検出、改善方法の提案

  以上を報告書として提出します


複雑に変化する超音波の利用状態を、

  音圧や周波数だけで評価しないで

  「音色」を考慮するために、

  時系列データの自己回帰モデルにより解析して

  統計モデルに基づいた<評価・応用>を行います。


参考

 http://youtu.be/kMCLS3ty-ss
 http://youtu.be/0pVGu5AnlqU
 http://youtu.be/WVfVY6T7tcM
 http://youtu.be/g10by-6OYIo
 http://youtu.be/OmjuUcXBPMI



 

<<参考>>

超音波「音圧測定装置(超音波テスター)」

 http://youtu.be/dSs7tiwCQck

 http://youtu.be/dSs7tiwCQck

超音波の発振・制御・解析技術による部品検査技術

 http://youtu.be/tv_kJxQuysU

超音波の音圧・振動データから、新しい超音波利用を導く


 超音波装置の測定解析を行い

 上記のセグメント化に対して、改善・改良の提案をします

 表は、以下を参考に作成したオリジナル基準です

データ・サイエンティストに学ぶ「分析力」

ビッグデータからビジネス・チャンスをつかむ [単行本]
ディミトリ・マークス (著), ポール・ブラウン (著), 馬渕邦美 (監修), 小林啓倫 (翻訳) 
出版社: 日経BP社; 第1版 (2013/2/28)

<音圧測定解析>

http://youtu.be/tmmnKavc5XE

http://youtu.be/3iqDM0smsQ8

http://youtu.be/kOCTsXXD388

http://youtu.be/YiOjgns2O94

http://youtu.be/N01LaxgItgc

http://youtu.be/U9mQLRd0OXI

コメント

現状、超音波利用に関して

利用目的に対して最適な超音波の状態を

検出・確認することは大変難しいと思います

そこで、超音波に関する日常管理に「音圧データ」を取り入れることで

最終評価状態(不良率、歩留まり、・・・)との関係を

統計データの蓄積と解析を通して、解決したいと考えて実施してきました

最近の新しい解析技術を利用して分析することで

効果的な改善が実現するようになりました

このような改善を継続した結果

低出力の超音波による発振制御に発展している事例・・が多数あります

さらに継続することで

対象物固有の特性に合わせた「オリジナルの超音波利用方法」に発展しています

以上のような、超音波利用を行うためのコンサルティングを行います

興味のある方は、メールでお問い合わせください


 

超音波振動子の設置方法による、超音波制御技術
http://ultrasonic-labo.com/?p=1487

推奨する「超音波(発振機、振動子)」
http://ultrasonic-labo.com/?p=1798

超音波専用水槽の設計・製造技術を開発
http://ultrasonic-labo.com/?p=1439

超音波のダイナミック制御技術を開発
http://ultrasonic-labo.com/?p=2015

超音波洗浄システムを最適化する方法
http://ultrasonic-labo.com/?p=2710

「超音波の非線形現象」を利用する技術を開発
http://ultrasonic-labo.com/?p=1328

「超音波の非線形現象」を

目的に合わせてコントロールする技術
http://ultrasonic-labo.com/?p=2843


 



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超音波技術

2024-10-27 19:54:02 | 超音波システム研究所2011

超音波システム研究所は、
 超音波に関する実験写真・スライドショーを公開しています。





超音波実験 Ultrasonic experiment

 1:キャビテーションと音響流の制御技術

 2:超音波専用水槽の製造、液循環制御技術

 3:間接容器・治工具の設計・応用技術
 
 4:マイクロバブル・ナノバブルの応用技術
 
 5:超音波の測定・解析・評価技術


 上記に関する「超音波実験」写真・スライドショーを公開しています。








<<スライドショー>>

https://youtu.be/ZMUBOU4OaCE

https://youtu.be/WDwpymZU5hE

https://youtu.be/fhnEWYahRvg

https://youtu.be/HUFMtyJ8fBM

https://youtu.be/jkZwZPHSO3w

https://youtu.be/Jg4gOKxeP-A

https://youtu.be/2fCMmb60Cfo

https://youtu.be/NEklQjYj6mI

https://youtu.be/UZ88G8DuzZ0

https://youtu.be/V9HJN3nWIvs

https://youtu.be/BY0_hwiGsaM

https://youtu.be/rYz5bi1ayso

https://youtu.be/p512JHYITK0

https://youtu.be/Il3B4OqwLk4

https://youtu.be/8X2s1Bhn3V8

https://youtu.be/GNUTqP-tj84

https://youtu.be/qReNHVJihlM

https://youtu.be/SC3MTs49qRk

https://youtu.be/okpW_7635a8

https://youtu.be/8xnSezSbDcw

https://youtu.be/ZsaCNmHcRTE

https://youtu.be/QdSU3po7VHs

https://youtu.be/qENw5jmeEeI

https://youtu.be/d1qVn-faKtk

https://youtu.be/7Y69p_BuZM4

https://youtu.be/LVDrjkfOeF8

https://youtu.be/ADthg7isIC8

https://youtu.be/WvzBDP0NHE0

https://youtu.be/7ZKSO-Wp9XE

https://youtu.be/WFBvQDsg0Uc

https://youtu.be/3Elnz7p15zs

https://youtu.be/9CZhaka_TXs

https://youtu.be/pBhZsTrKogc

https://youtu.be/9E3vIpZfkpo

https://youtu.be/rJ-0W1S45Mw

https://youtu.be/I1Wth65RlNk

https://youtu.be/7T5TOBd-Lyc

https://youtu.be/_EC8v0K1y2U

https://youtu.be/LvkiXgbBrP4







<<超音波実験写真>>

超音波実験写真
 http://ultrasonic-labo.com/?p=2005

1)超音波実験写真1 http://ultrasonic-labo.com/?p=1507

2)超音波実験写真2 http://ultrasonic-labo.com/?p=1511

3)超音波実験写真3 http://ultrasonic-labo.com/?p=1516

4)超音波実験写真4 http://ultrasonic-labo.com/?p=1695

5)超音波実験写真5 http://ultrasonic-labo.com/?p=1575

6)超音波実験写真6 http://ultrasonic-labo.com/?p=1690

7)超音波実験写真7 http://ultrasonic-labo.com/?p=1697

8)超音波実験写真8 http://ultrasonic-labo.com/?p=1745

10)超音波実験写真10 http://ultrasonic-labo.com/?p=4787

YouTube::投稿動画・写真 http://ultrasonic-labo.com/?p=11803

超音波実験写真 
Ultrasonic experiment photo  http://ultrasonic-labo.com/?p=2005

超音波実験写真 
Ultrasonic experiment photo  http://ultrasonic-labo.com/?p=1648








<<音圧測定・解析技術に基づいた超音波技術>>

超音波プローブによる非線形伝搬制御技術
http://ultrasonic-labo.com/?p=9798

超音波<測定・解析>システム
http://ultrasonic-labo.com/?p=1000

精密測定プローブ
http://ultrasonic-labo.com/?p=11267

空中超音波の伝搬状態を評価する技術
http://ultrasonic-labo.com/?p=1552

超音波プローブによる表面改質技術
http://ultrasonic-labo.com/?p=1962

超音波振動子の改良による、超音波制御技術
http://ultrasonic-labo.com/?p=9865

超音波測定解析の推奨システムを製造販売
http://ultrasonic-labo.com/?p=1972

超音波発振・計測・解析システム(超音波テスター)
http://ultrasonic-labo.com/?p=7662

超音波の伝搬状態を利用した部品検査技術
http://ultrasonic-labo.com/?p=3842

オリジナル超音波システムの開発技術
http://ultrasonic-labo.com/?p=1546

表面弾性波の利用技術
http://ultrasonic-labo.com/?p=7665

「流水式超音波システム」
http://ultrasonic-labo.com/?p=1258

オリジナル超音波技術によるビジネス対応
http://ultrasonic-labo.com/?p=9232

オリジナル技術リスト
http://ultrasonic-labo.com/?p=10177




 


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超音波洗浄器(42kHz 26W)実験

2024-10-27 19:09:28 | 超音波システム研究所2011
超音波洗浄器(42kHz 26W)実験


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シャノンのジャグリング定理を応用した、メガヘルツの超音波制御実験ーーガラス容器の表面弾性波利用技術ーー(超音波システム研究所)

2024-10-27 19:02:31 | 超音波システム研究所2011
シャノンのジャグリング定理を応用した、メガヘルツの超音波制御実験ーーガラス容器の表面弾性波利用技術ーー(超音波システム研究所)




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超音波洗浄器(42kHz 35W 矩形波発振)と、メガヘルツ超音波を利用した、ナノレベルの攪拌技術(超音波システム研究所)

2024-10-27 18:59:38 | 超音波システム研究所2011
超音波洗浄器(42kHz 35W 矩形波発振)と、メガヘルツ超音波を利用した、ナノレベルの攪拌技術(超音波システム研究所)


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基礎実験::オリジナル超音波プローブのスイープ発振制御技術(超音波システム研究所)

2024-10-27 18:59:08 | 超音波システム研究所2011
基礎実験::オリジナル超音波プローブのスイープ発振制御技術(超音波システム研究所)


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超音波発振(スイープ発振、パルス発振)システムーー低周波の共振現象と、高周波の非線形現象をコントロールする実験ーー(超音波システム研究所)

2024-10-27 18:58:40 | 超音波システム研究所2011
超音波発振(スイープ発振、パルス発振)システムーー低周波の共振現象と、高周波の非線形現象をコントロールする実験ーー(超音波システム研究所)


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オリジナル超音波システムの開発技術(超音波システム研究所)

2024-10-27 18:58:18 | 超音波システム研究所2011
オリジナル超音波システムの開発技術(超音波システム研究所)


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超音波プローブを利用した、メガヘルツの超音波発振実験(超音波システム研究所)

2024-10-27 18:57:53 | 超音波システム研究所2011
超音波プローブを利用した、メガヘルツの超音波発振実験(超音波システム研究所)


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西田幾多郎「讀書」

2024-10-27 18:54:56 | 超音波システム研究所2011

西田幾多郎「讀書」

 私は或は人から澤山の書物を讀むとでも思はれて居るかも知れない。私はたしかに書物が好である。それは子供の時からの性癖であつた樣に思ふ。極小さい頃、淋しくて恐いのだが、獨りで土藏の二階に上つて、昔祖父が讀んだといふ四箱か五箱ばかりの漢文の書物を見るのが好であつた。無論それが分らう筈はない。唯大きな嚴しい字の書物を披いて見て、その中に何だかえらいことが書いてある樣に思はれたのであつた。それで私の讀書といふのは覗いて見ると云ふことかも知れない。さういふ意味では、可なり多くの書物を覗いて見た、又今でも覗くと云つてよいかも知れない。本當に讀んだといふ書物は極僅なものであらう。




 それでも若い時には感激を以て讀んだ本もあつた。二十少し過ぎの頃、はじめてショーペンハウエルを讀んで非常に動かされた。面白い本だと思つた。併し年を經るに從ひ、さういふ本はなくなつた。ニル・アドミラリといふ樣な氣分になつてしまつた。私には或人の書物を丹念に讀み、その人の考を丹念に研究しようといふ考が薄い。




 併し偉大な思想家の思想といふものは、自分の考が進むに從つて異つて現れて來る。そして新に教へられるのである。例へば、古代のプラトンとか近代のヘーゲルとかといふ如き人々はさう思ふ。私はヘーゲルをはじめて讀んだのは二十頃であらう、併し今日でもヘーゲルは私の座右にあるのである。はじめてアリストテレスの形而上學を讀んだのは、三十過ぎの時であつたかと思ふ。最初ボンス・ライブラリの譯と次に古いフィロゾフィッシエ・ビブリオテークのロルフェスの譯で讀んだ。それはとても分らぬものであつた。然るに五十近くになつて、俄にアリストテレスが自分に生きて來た樣に思はれ、アリストテレスから多大の影響を受けた。私は思ふ、書物を讀むと云ふことは、自分の思想がそこまで行かねばならない。一脈相通ずるに至れば、暗夜に火を打つが如く、一時に全體が明となる。偉大な思想家の思想が自分のものとなる、そこにそれを理解したと云ひ得る樣である。私は屡若い人々に云ふのであるが、偉大な思想家の書を讀むには、その人の骨といふ樣なものを掴まねばならない。そして多少とも自分がそれを使用し得る樣にならなければならない。偉大な思想家には必ず骨といふ樣なものがある。大なる彫刻家に鑿の骨、大なる書家には筆の骨があると同樣である。骨のない樣な思想家の書は讀むに足らない。顏眞卿の書を學ぶと云つても、字を形を眞似するのではない。極最近でも、私はライプニッツの中に含まれてゐた大切なものを理解してゐなかつた樣に思ふ。何十年前に一度ライプニッツを受用し得たと思つてゐたにもかゝはらず。

 例へば、アリストテレスならアリストテレスに、物の見方考へ方といふものがある。そして彼自身の刀の使ひ方といふものがある。それを多少とも手に入れれば、さう何處までも委しく讀まなくとも、かういふ問題は彼からは斯くも考へるであらうといふ如きことが豫想せられる樣になると思ふ。私は大體さういふ樣な所を見當にして居る。それで私は全集といふものを有つてゐない。カントやヘーゲルの全集といふものを有たない。無論私はそれで滿足といふのでもなく、又決してさういふ方法を人に勸めもせない。さういふ讀み方は眞にその思想家の骨髓に達することができればよいが、然らざれば主觀的な獨斷的な解釋に陷るを免れない。讀書は何處までも言語のさきざきまでも正確に綿密でなければならない。それは云ふまでもなく萬人の則るべき讀書法に違ひない。それからと云つてあまりにさういふ方向にのみ走つて、徒らに字句によつて解釋し、その根柢に動いて居る生きものを掴まないといふのも、膚淺な讀書法といはなければならない。精密な樣で却つて粗笨といふこともできるであらう。




 私は最初に云つた樣に、覗くといふ方だから、雜讀と云はれるかも知れない。老いるに從つて理解が鈍くなり、印象も淺く記憶が惡しくなり、一度讀んだ本であつても、すぐその内容を忘れてしまふことが多い。それでも丁度私の考へて居る所に結び附いて來る書物であると、非常にそれが面白いと思ひ頭に殘る樣である。私はこれまで殆んど人類學的な書物を讀んだことがない。然るにこの夏マリノースキやハリソンなどいふものを讀み、それ等の人の書いて居る原始社會の構造といふものが、私がローギシュ・オントロギシュに考へてゐたものと結び附き、自分の考が實證的に證明せられた如くに思ひ、面白く感じた。

 何人も云ふことであり、云ふまでもないことと思ふが、私は一時代を劃した樣な偉大な思想家、大きな思想の流の淵源となつた樣な人の書いたものを讀むべきだと思ふ。かゝる思想家の思想が掴まるれば、その流派といふ樣なものは、恰も蔓をたぐる樣に理解せられて行くのである。無論困難な思想家には多少の手引といふものを要するが、單に概論的なものや末書的なものばかり多く讀むのはよくないと思ふ。人は往々何々の本はむつかしいと云ふ。唯むつかしいのみで、無内容なものならば、讀む必要もないが、自分の思想が及ばないでむつかしいのなら、何處までもぶつかつて行くべきではないか。併し偉大な思想の淵源となつた人の書を讀むと云つても、例へばプラトンさえ讀めばそれでよいと云ふ如き考には同意することはできない。唯一つの思想を知ると云ふことは、思想といふものを知らないと云ふに同じい。特にさういふ思想がどういふ歴史的地盤に於いて生じ、如何なる意義を有するかを知り置く必要があると思ふ。況して今日の如く、在來の思想が行き詰つたかに考へられ、我々が何か新に踏み出さねばならぬと思ふ時代には尚更と思ふのである。如何に偉大な思想家でも一派の考が定まると云ふことは、色々の可能の中の一つに定まることである。それが行詰つた時、それを越えることは、この方に進むことによつてではなく、元に還つて考へて見ることによらなければならない。如何にしてかういふ方向に來たかといふことを。而してさういふ意味に於ても、亦思想の淵源をなした人の書いたものを讀むべきだと云ひ得る。多くの可能の中から或る一つの方向を定めた人の書物から、他にかういふ行方もあつたと云ふことが示唆されることがあるのでもあらう。

昭和十三年十一月






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