ジェイクとエルウッドの大人模型部

仕事もするけど趣味もやる! 充実した大人ライフを送る、数多の大人模型ヤーの掃き溜め「大人模型部」へ、いらっさい!!

GWデビューは 『素モデリング』 でガソダムなどを (ヒュッケバインMK‐Ⅱ 1/144 壽屋)

2008年04月29日 22時21分59秒 | 部活動
前回の記事からどれくらい過ぎたか何ぞは全く興味ありませんが、気が付けばもう黄金週間はすぐソコでないの?

お父さんは今年のGWはもう予定などは立てましたか? 模型造りなんぞであたら大事な時間を無駄になぞせず、ご家族揃って遊びに出ることをオススメしますがね。

自宅警備員連中は親の金で模型作る間あったら近場でバイトでも探しやがれ、ってか就職しやがれってんだよっ、バカったれ(笑)!

つうわけで、どぅも!、社会人として成人ニートだけは好きになれないのがボクです!

生活保護まで受けてるバカ野郎は取りあえず趣味なぞ楽しんでちゃダメでしょ?

まぁ、そんな話はどうでも良いんですが。

さて、仕事柄、平日はテレビをあまり見れないだけに、ほぼ唯一楽しみにしていた金曜夜の 『未来講師めぐる』 が予定回数をクリアーして、終わっちまったよ、トッホッホッ。

フカキョン可愛いわ、周りのメンツは濃いィわで、毎回毎回楽しみだったのによ。

でも、後番組の 『キミ犯人じゃないよね』 もかなり面白い!
要潤良い! 素晴らしい(笑)!!

『亀は意外と速く泳ぐ』 という意味不明なタイトルのスラップスティック映画にも、実に重要且つおいしい役で出てましたわ。
この映画はかなり面白いんで、特に 『時効警察』 ファンは是非観て頂きたいもんですな。

要潤ファンも必見! 今やってるドラマを見るにつけ、 『亀は…』 の要(ヅラ)潤を思い出しては笑えちゃいます。

さて本題。

前回やりましたのは壽屋謹製ビルトビルガー高機動型、1/144であります。

コイツと来たら 『素モデリング』 で十分見栄えが良いんですが、なんか 『手』 だけはちょっと気になったんで、メタルカラーのアイアンで塗りました。このくらいの部分塗装は 『素モデリング』 の許容範囲内っす。

軽く磨いたら後はトップコート吹いて終わりですかな。

まあ後は野となれ山となれ。

長男に弄くり回された上で成仏して頂きたいもんです(笑)。

  

そんな訳で、事前に(つまりは仕事中に)トップコートつや消しを購入。

ついでに、心斎橋に移転した 『まんだらけ』 を思い出し、仕事帰りに立ち寄りました。

ここはキャラクター模型も結構売られていて、モノによってはまあまあ安かったりするんでね。

閉店間際なんで、テキパキ模型が積まれたコーナーに直行。

あるわあるわ、意味不明に高いのから、なるほど安くして当たり前なヤツまで(笑)。

多少箱は傷んじゃいるけど組み立てさえやっちゃえば、箱とかは捨てるしね。要は中身さえちゃんとあれば良いんですよボカァ。

おお、スーパーロボット大戦OGのキットも複数発見!
安いのは無いかと探してたら、 『ヒュッケバインMKⅡ』 という、確か壽屋のHPには無かった珍しい奴を発見!
パッと見はまさしくガン○ムMKⅡみたいな顔と色味のロボットで、何でか知らんがお値段もちょい安め。

素モデリングでパパっとやれそうな、と、考えた瞬間気を失った俺。

ふと正気に戻ったときにはまんだらけの紙袋を下げて、自宅の玄関に立ってましたわ(笑)。

持ち帰ったのはこんな箱→ 

しかしアナタ、こりゃどう見てもガンダ○でしょう? 良いの? 許されるの?

天下の壽屋が、こんなアニマージ以上にバッタチックなの出しちゃって?

良く良く箱を見たら、シリーズのナンバリングが前回購入のビルトビルガー高機動型と大して変わらないくらい近い。

なのに何でHPには載ってないの?

疑問に疑問が上書き保存され、謎が謎を呼ぶ怪しい奴、 『ヒュッケバインMKⅡ』 。

色々事情があるのかしらん。しかしまたしても作るのには無関係なんで気にせずやります、 『素モデリング』 。

切り出したパーツはヤスったり鉋掛けたり、スミ入れしたりも同時にチマチマやっていきましたよ。

因みに鉋は結構マメに掛けといた方が良いですよ。エッジを立たせたほうが良い箇所多いし、あとあと施す縁取り処理の具合は、組み立て時の鉋掛け如何に因りますんで。

色味が紺なんで、ところどころのスミ入れに、また赤の極細ポスカを選びました。

まったく設定無視っすけど、なかなか面白い感じ出てるっしょ?



金色のガンダムマーカーも結構面白いアクセントに使えたりしますんで、お試しください(笑)。

組み立ては、フンドシ辺りのパーツ(K30、31 )だけはやたら脆くて困りましたが、他は特に問題もなく『素モデリング』は恙無く完了。

しかしこのままだと如何にもプラスチックな光沢感で超ガッカリ。

ビルトビルガーのように色使いが派手じゃない分、この光沢感がモッサリ感を上塗りしまくり。

  

かと言って汚しを大袈裟にやらかすようなアイテムやないんで、先ずは適当に手足やらをバラしてつや消しコートを掛けました。

いつもならこれで終わるんですが、艶は消えたがモッサリ感はまだ残ってるっぽい。

どうしたもんかね、このモッサリ感。これではパチモン臭も消せやしないかも?

と、思ったその時ふと、田宮のウェザリングマスターセットにある 『スノー』 が脳みそのその辺あたりにパパっと。

トップコートの乾燥した表面は軽くざらついているから、パステルも乗りやすかったです。

『スノー(NO.Bのセットにあります)』 を付属の専用ブラシに付け、立てたエッジ周りに向けて軽く擦らせると、みるみる縁取りが出てきます。

これ、なかなか様になるんですよ。

スノーっちゅうたら言わゆる 『白』 な訳ですが、ベースが暗色だと、こういう使い方もあるんですな。雪の情景にしか使っちゃイカンとゆう決まりは無いんで、オススメします。

  

今後の模型造りで、また一つ表現の幅を3㍉くらいは安易に広げることができました(笑)。

このテの、スケールが在るんだか無いんだか分からない、どんな場所で使われているのかも不明瞭な 『スーパーロボット』 には、変にリアルな汚しをするよりは、グロスに仕上げたり、こんな感じで仕上げる方が案外良いかも知れませんぞ。

其処彼処にちょっと目立つ合わせ目も在りますが、そこは 『素モデリング』 故の限界という事で、勘弁してください。

多分、ラッカーパテに、成形色に近い色を混ぜたものを使えば合わせ目消しはできそうですが。

今回はその色が無いんで、わざわざ買ってまではやりませんのよ、コストパフォーマンス悪いから。

ボクも大人ですから潔さが大事(笑)。

従ってこれで出来上がりましたよ、ガソダムMKⅡ!
以後は大人模型ヤーは、このヒュッケバインをガソダムと呼ぶように。


ほぼ無塗装で組んで、スミ入れしてつや消しコートすると完成するという 『素モデリング』 っちゅうやり方は、
完成後の見栄えを考えるとアイテムも選ぶもんなんですが、幸いこのスーパーロボット大戦シリーズはどれも色プラの徹底感がかなり良く、
またたとえ素であっても完成度はそれなりに高いので非常に適していると思います。

下手に全塗装を選んだりするとパーツのはめ込みがキツく、いちいち塗膜剥いだりしないと組み上げ出来んし、
マスキングも大変でたまったもんじゃねえや~と言う本音は、腹に収めて口は噤んでおくように。

大人模型ヤーのマナーですんで。

因みに、 『素モデリング』 における必要工具はニッパー、アートナイフ、紙ヤスリ、瞬間接着剤くらいで、スミ入れや小さい箇所の塗装にはマーカー類と、タッチペンマーカー、ポスカの極細くらいですか。後はつや消しコーティングに水性トップコートスプレー缶の 『つや消し』 を使う位なんです。

この缶スプレーは、1アイテムに1本は必要になると思いますが、その他の工具やマーカー類は一度揃えたら、当分は使えますよ。

因みにつや消しコートは、写真ではあまり伝わらんかもしれませんが、実はぶったまげるくらい似非プロ作例の効果絶大です。

試しに少し大きめの画像で見てみましょうか。

左が「Before」、右が「After」です。

 

トップコートは 『素モデリング』 の要潤、と覚えていただきたいもんです。
実際これは自分で実践して確かめんと分からんしね。

スプレー使うには特に技術は要りませんよ。

風通しの良い場所でよく振ったスプレー缶を、近すぎず遠すぎずの位置に構えて(全体に均等に)吹き付け、後はひたすら乾くのを待つだけです(地べたには新聞を敷くとかしといてくださいよ。こんなん常識レベルやからね)。

こうして一度コートしたなら、是非とも追加で挑戦されることをオススメしたいのが、今回試した 『スノー』 によるエッジのクッキリ縁取りです。

これは成形色が暗色でなくても、

例えば赤青黄色などの原色でも効果があると思いますんで(もちろん成形色が白なら全く意味ないぞ、多分。クリーム色なら良いかも)

彼方此方に縁取りをする必要はありませんが、メリハリを付けたい箇所を適当に選んで、お試しください。

上手くやれたら、なかなか良い感じになるもんです。

子供さんも渋々空気を読んでカッコ良いと言っちゃうかもよォ?

まぁこんなことで父の威厳復権には何の役にも立ちませんがな(笑)。

そんなわけでGWにプラデビューを、たとえ気の迷いからでも考えている方々には、まずは 『素モデリング』 デビューからお考えになられることをオススメします。

お子様と一緒にやれたりなんかしたら、ガンプラ一家やないけど、なかなか良い家族サービスの1日になるんじゃないでしょうか?

奥さんにはのんびり横になってもらうかしてね。

チマチマやっても2日もあれば、よほど分を弁えないアイテムを選ばない限りは、完成するはずです。

バンダイのMGなら、ナンバリングが100番辺りのキットはどれも色塗り皆無のアイテムで、おまけにスミ入れできる部位も多々用意されてますしね。

カッコ良く仕上がったら、大人らしく、惜しまずプレゼントしてあげたらいいでしょう。 『こどもの日』 でもあるんだし。

因みにプレゼントした以上は、そのあとそのキットがどんな末路を辿ろうとも、無関心を装える度量は維持しておかれることをオススメします。

所詮はプラ素材(笑)。ロボットごっこ的な扱いで容易に原型を留めない姿に成り下がりますんで。
 
それもまた好し。だって新しいのがまた買えるじゃんか?!


※ スーパーロボット大戦のシリーズをデビュー作にお考えの方に注意事項っす。

アイテムにも因りますが、やたらアチコチ尖ってる所が多いんですよ。

もうピンピンですから!

ズバリ指に普通に刺さりますから。
あまつさえ切れますから、ガキの皮くらいなら。

苦労の末完成した逸品を子供さんに贈るつもりなら、怪我の無きようくれぐれも気をつけてください。

渡す前に尖ったところを丸くするくらいの覚悟をしていただきたいもんです(台無しになるけどな!)。

他人様のお子様まで責任取れないからね。

次回もこのシリーズで『素モデリング』を楽しみたいすなぁ。楽だし。

じゃ、そういうことで。

刀繋がりと喰わず嫌いと壽屋 (ビルトビルガー高機動型 1/144)

2008年04月08日 00時08分32秒 | 部活動
さて、赤身はここまで出来ましたよ。



肩の幅増しをしただけなんだけど、前回の状態より下半身とのバランスが少しは上がったように見える(少なくともボクには)。
思い付いたのだが多分胴体(腹の辺)をあと1ミリ程伸ばせば、もう少しバランスが良くなるかも。
でもまぁ、これで十分だろう(笑)。
後まだ腕のショボいディテールを直すのが残っているしね。
しかしこのアストレイに限らず、ちまちま手を入れていく程に思う形に近づいていくっちゅうのは良いもんですな(近づかないと困るんだが)。

キット自体は古いものに入るんでしょうが、大人模型ヤーでロボ好きな方にはこれはちょっとオススメしたいすね。

さて前回、こんなもんで切った貼ったの赤身をしばらく停止して別のキットをやろうと確かに言った。
ええ、言いましたよ。言ったとも! 確かにこの口がそう言った。

そんな訳で、言ったからにはやる気にならんとアカンとか思えて、ペーパー鑢が足りなかったんとで、週末、近所のジョーシンへ愛車パオを走らせました。
玩具コーナーをタラタラ見て回る足が止まったその先には、鑢ではなく別のもんがありました。

別のもん(笑)→

………いやあ、実は前から気になってはいたんですよ、壽屋のこの路線。
以前、同社製アーマードコアのキットは2つ程、素モデリングしました(名前も良く覚えてないんだけど、青いのと白いの)。
それは値段もさることながら、異常にパーツが細かく、しかもアホみたいに多い。
組み立てに掛かる時間を作り応えとするなら100点満点なんで、手を出して初めて実感出来る話なんだが、3000円近い投資に対しての費用対効果を満喫度とすれば高いとは思うんだよね。
デザインも嫌いじゃ無いんだけど組み上がりまでの時間とかを考えると、相当やる気にならないと作る気にはならない。
そんな事を考えながら手にとってみたのがアレ↑でございました。
どこか質素というか淡白なパッケージがアレだね。敷居の高さを感じちゃいますがね。
開田裕治画伯の手になると知ったのはかなりあとではありますが。
『スーパーロボット大戦オリジナルジェネレーション』っちゅう、長ったらしいシリーズ名に出てくるロボットだそうです。
『スーパーロボット大戦』っちゅうんは、もともとスーファミ辺りから続いたシミュレーションゲームで、手駒に使うのがテレビアニメに出てきた様々なスーパーロボットだったりするもんだから、結構コアなファンが多かったりするんですよな。
シミュレーションゲームだし、何か邪魔臭そうなんでボクはやったこと無いんだけどね。
そのシリーズに出てくる著名&版権の紐付きロボットではなくて、オリジナルデザインのロボットが、壽屋からリリースされているアレ↑なんですね。
ある意味スピンオフな位置付けなんでしょうな。
この記事を書くに当たりメーカーページを調べたんですがね、バンプレストと壽屋。
ゲームには興味無いんで流し見したところ、著名なメカデザイナーが競作してオリジナルなロボットを出してるんですな。
で、そのプラモデルが壽屋からリリースされてるっちゅう事です。
既に20種近くもキットが出てたとは驚きました。
買うまでには興味がいかなかったから見過ごしてたけどなかなか確固たるシリーズになってるんですなァ。
今回買ったビルトビルガー高機動タイプは、以前発売されていた重武装型から外装を剥いだタイプらしいですわ。
脚辺りがどことなくユニコーンガンダムに似てるなと思ってたら、やはりカトキハジメの手になるデザインのようです。
何となく分かるもんですな(笑)。
箱の中身はアーマードコアと同じように、異常な程のパーツ数(泣)。
色分け部分を全部別パーツにすれば素モデリングでも見栄えがするだろうという、当たり前だけどなかなか普通は踏み切らない事を、壽屋というメーカーはやってのけるんですな。
何ちゅうか、熱意を感じさせるこだわりを、異常なパーツ数から感じますねぇ。
バンダイなら一体化してるであろうパーツが、とことん分割されまくってます。
このランナーの数だけ見ると、購入者の3割くらいは作る気持ちが折れるかも知れない(笑)。
ボクは素モデリングで軽くやっちまおうという気持ちがあったから、取りあえず組み立てに取り掛かれました。
パーツの合いが悪いとかいうネガティブな箇所も特に無く(一部はめ込みがキツい箇所は有りました)、切り出したパーツの表面処理とスミ入れに時間掛けながらタラタラと始めました。
いつ終わるのかという不安に駆られるくらいのパーツ点数なんですが、綺麗に色分けされているパーツが組み上がり、肩から腕、足から脚へとカラフルに組み上がるんで、何とかテンションは維持出来ました。

  

多分、体を組み上げるのに8時間はかかったような。
バックパックや両腕に付ける武装まで終えるのには、あと3時間強は使ったと思います。

 

スミ入れなどはオミットすればもう少し時間を短縮できると思いますが、仮組して、サフェーサー吹いて、色塗ってみたいなことになると、ボクには掛かる時間は想像出来ませんな。

素モデリングで良いやと思えたのは、もともとの成型色がかなりよい色味で出来ていたからです。
取説に載っていたカラーの設定画そのままの色とスタイルで組み上がるのには、正直驚きました。

  

武装の一部と両脚のスネ、サイドアーマーのバーニア部分には追加塗装が要求されますが、実に僅かな箇所のみです。
MGのガンプラでもここまで綺麗に色分け出来たキットはそうは無いかも知れない(笑)。
しかも、ここが気になる、あそこが違うといった違和感も感じ無いっちゃあ感じ無い。

※ ちょっと脚が長すぎかなとは思えましたな。弄るなら胴体の延長かもしれませんが、単に延ばすだけで終わらなさそうで、バランスが難しいようにも思います。腹部を詰めて延ばすみたいな工作になりそう。

いやあ、素モデリングで組み上がりましたよ。
スミ入れはガンプラに使うタッチペンのオレンジ、イエロー、グレー、ブラウンと、赤いところはポスカの極細。
あとはワンポイントにマーカーの金とメッキ銀も使いました。

設定画の指定には赤でスミ入れなんて無いし、金銀の出番もありはしませんが、ヒーローっぽいデザインだけに、違和感はあまり感じませんな。思うに任せて塗りゃあ良いんでないかね。
ポスカは色数こそ少ないけど、プラスチックやABSにも乗るし、割と好みの色合いが出ますよ。
※以前MGのストライクノワールを素モデリングした時には至るところにポスカの赤を使ってスミ入れしました(↓)。

   

両腕の武装が重いかと思ったけど、だらける事なくポーズは取れます。

拘束された時間が適度なものと言えるかどうかは、実際に組んだ者しか解らんかも知れませんが、ボク的には満喫しました。
もし色プラでなく、塗装前提でこのパーツ点数&このサイズだったら、満喫以前に挫折したかも(笑)。塗装したい方はかなり覚悟した方が良いすよ。
このキット、パーツの表面をペーパー掛けたりしていて気が付いたのが、『ヒケ』が多いんですよ。
だからきちんと作る方なら、サフェーサーの工程は必須かも。
プラスチックの厚みは十分あるから、ヤスリまくりで整えるのも有りかも知れないけど。
サフェーサー塗ってから塗装となると、キチキチにはめ込まれる設計が逆にリスクになりそうですんで。

素直に素モデリング&トップコートで良いんじゃね?

因みに武装には刀も付いてますね。
弱いわ、刀。好きだぜ刃物(笑)。
日本刀というより、青竜刀か蛮刀って感じですな。
握り手も別で付いてますね。造形もなかなか良い感じの握り手です。
手は他にもグウとパアと銃の握り手が各々付属してます。
いずれはやるつもりですが、手は指関節を強調したり色塗ったりしといた方がメリハリ出るんと違うかね。
壽屋自体あまり知られてないというかマニアライクなメーカーっぽいイメージでしたが、意外と手を付けると、バンダイに勝るとも劣らないクオリティでしたな。
キットによって出来や不出来が或いは有るやも知れませんが、今回のこのキットに限ればそんなネガティブなことは全くありませんでしたよ。
案外ボクのような初心者にこそ向いてるシリーズなのかも知れません。
ただ好みのデザインの有る無しがねぅ(笑)。
あれもこれも猛烈欲しいわ揃えたいのよとは思えないなぁ。

どうでもいいことなんだけど、何故だかこのシリーズはドイツ語を使った呼び名を好んでいるようですな(笑)。
アルトアイゼンとかイッヒリーベンとかグーテンタハクとか。
この世界の公用語はドイツ語なんかね?
ドイツ語は学生の時、単位落としまくりな苦い記憶があるな。
その辺りがこのシリーズに手を出しかねた遠因かもね(笑)。
しかも全く使えた記憶もこの先使うアテも無いんだよな、ドイツ語。

そんな私的ドイツ語コンプレックスはさておき、喰わず嫌いで避けてたシリーズでしたが、作ってみると実は悪くはない、っちゅうのが今回の発見ですな。
むしろ値段分の作り応えはあるんで、オススメ出来るかも。
ネット通販に抵抗が無いなら、アマゾン辺りでの購入がお安いみたいですよ。
店頭購入をお考えなら、ソフマップとかが概ね30%オフのようです。
息子ちゃんへのプレゼントにもどうすか?
一般的認知度は0以下だけど、格好は良いんで、『パパが作ったオリジナルロボットなんだよ』とか、取り返しのつかない発言と一緒に差し上げてみては如何でしょう(笑)。
パパ殿の面目躍如になったりしてくれるかも。
ゴーオンジャーロボの方が良かったのに…、なんて捨て台詞を吐かれても、ボクは責任取れませんがな。

そんじゃ。

(注意!)アンテナとかの先が尖ったパーツは、そのまま尖らして再現されてますんで子供ちゃんにあげる場合は気を付けてあげた方が良いですよ。

赤身の下半身における2、3の事情 (HG ガンダムアストレイ レッドフレーム)

2008年04月02日 01時20分03秒 | 部活動
いやいや、久しぶりにダラダラと趣味の時間を満喫してますよ。いいもんですなァ。
どうもっ、ボクです。
ジェイクが居ない今となってはエルウッド(偽名)を語る必要も、文字数制限上要らんかなと。
仮にどのツラ下げてか、戻って来たら、また偽名に戻るんで(笑)、それまではボクですっ。
さて、そんなしょっぱい話はとっととぶっ飛ばして、『赤身』。
前回からの続きですな。


と、その前に、皆さんは模型誌の最新号は読まれましたか?
大人模型ヤー的には立ち読みより寧ろ、購入してじっくり読みふけりましたか?
ボク的にはモデルグラフィックス(略して『絵画』)のWM&ギャリア特集に心惹かれまくりつつも、『電撃』を購入。読みふけりましたよ。
『絵画』は良いんだ。良いんだけど、あんなペラペラぶりであの値段てちょっと。
駄菓子屋世代としては費用対効果悪すぎでしょ?
ホビージャパン(略して『日本』)はエロ記事にボリューム割きすぎで(笑)、個人的に『絵画』以上のスカスカ感(やたら宣伝多いし)。
ただでさえ模型誌って痛々しいのに、さらにエロエロ満載じゃあ、チェリーな坊や&オヤジしか買わないんじゃないのかね?
まあ、今の市場をガッチリ支えてるのは実際その辺りの方々なんだろうけどさ(笑)。
で、新作情報いろいろ載ってましたなぁ。
ティエレンやオーバーフラッグが、1/100スケールで発売予定なんて、かなり期待しちゃいますな。HGスケールはそろそろ膨満感やったんで、1/100には食指が伸びまくりですわ。
HGではイナクトやら、国連ガンダムやらが出るらしいけど、何よりもザクⅡ改がリリース予定っちゅうのが嬉しいすな。
好き嫌いが別れるデザインでしょうが、ボク的にはOKっす! 自分、全然受け止めます!
MGは何すか? 武者ガンダム? インパルス?
後者は合体変形のギミック再現なんでしょうが、バンダイ希望小売り価格高いんだろうね。
ユニコーンクラスの値段付けるんじゃ無い?
武者ガンダムで4200円辺り?
あんまりしびれ無いなぁ。
それより青身3版辺りをマスターなグレードサイズでちょっぴり希望。
ホビーショーと上期戦線を前に、バンダイもいろいろPRしてきましたな。
ボトムズのシリーズ新作でファッティーが企画始まったとかもありましたな。まだまだ先の話っぽいけど、赤肩で手仕舞ってわけじゃないようですが。

そういや、このところ壽屋のキャラクターモデルがかなり勢いありますよな?
AC4answerやゾイドやグレンラガン
バンダイの独占市場よりは良いだろうから、ガレキライクなキットをバンバン出して欲しいもんですな。
それと『模型』より『完成品の玩具』に入るんだろうけど、大人模型ヤー的にはどうなのかね、海洋堂の『リボルテック』?
5月予定のグレンラガンは相当良さげな感じ(本編の話は例によって存じません)で、自分、全然OKっす!
あとアセンブル防具ですか?
リボルテックの素的玩具。
往年のサイボ-グ一号っぽい雰囲気ですよなぁ。これも自分、全然OKっす! 込み込み680円くらいでお願いしぁっす!
営利やんとかプレデターとかはいいっす、要りませんから、そこそこで早々に萎んでください。
あの辺はもうあれこれ出過ぎなのよ! 全部買ってる人マジメでいるのかね?

まぁ、そんな余談は置いといて、赤身です。
前回は上半身をやりました。
今回は『下』の話です(笑)。
『下』で気になるのは、

① ちん○部分がチト短いのと、切れ味が悪いとこすかね?

② 太股辺りがチト貧弱かなと思うんですが、どうすかね?
何か赤身が太股の装甲に綺麗に収まり過ぎてて、その辺りがイマイチよろしく無いのかも?

③ 股の付け根がチト目立ち過ぎなので余計脚の貧弱さが浮き彫りになりますな?

気になるのはこの3つくらいですかな?

①については、エポキシで延ばせ&削れ、ですね。肉抜き穴もついでに埋めちまえっちゅうことで。

②はねぇ、どうすりゃ良いかね(笑)。
B3~B6が赤身の太股なんですが、膝パーツもくっついてるんですよね。
とりあえず膝パーツと太股を切り離します。
で、太股は0・5ミリプラ板2枚で1ミリ幅増し。
なんで0・5を2枚かと言うと貼りつけた後の加工がやりやすいから。
1ミリ以上広げると装甲板が被せられないんで、これがギリギリサイズみたい。
膝を切り離したから、穴が空くんですが、ちん○をでっかくしたときのエポキシで埋めときます。
で、膝パーツも膝裏を穴埋めを兼ねて1ミリ幅増ししました。 

何を兼ねるかと言うと、太股に装甲板被せた時に膝を少し前にせり出すためでした。
何故『でした』なのかと言うと、そうなるとは考えずに偶々、穴埋めでやったことでそんな効果が生まれたことが、かなり後から分かったからです(爆笑)。
分割した太股と膝をどう繋ぐか?
面倒クセェから、ダイレクトにくっつけるか?
いやいやいや、ただひっつけりゃ良いんだろうけど、関節だけにきっちり繋いでおかないとアカンし。
一服して、『ガンダム00』の最終回録画見てるんですが、良い知恵が浮かびませんなぁ。
あ、やはりこれで地球連邦が生まれるのね? なるほど、『西暦』設定にした意味が生きるわけね。おお、『愛』を叫んだグラハムめも生きてますか(笑)、サーシェスも大丈夫なのね(笑)、ほうほう、タイトルの00ガンダムは次から出て来るのね。0ガンダムって、初代ガンダムにそっくりやね…、これはあざとい! メーカーの意向はきっちり反映してるわけかね?
いやいや、なかなか面白かった。ここから始まるんでしょうな。ここまでが説明みたいなもんか?
こりゃあ、2部ではみんな死ぬんでないかね(笑)? 新時代の肥やし化する気が(笑)。
よしよし、つうかまぁ、どうでも良いけど、鉄人出番無くなるんじゃないかね。心配やね…。
ガンガンガンプラも終わりかね(笑)。
あの不愉快な父と存在感の無い母ともお別れかね(笑)。
υガンダム出ましたか。
…………、!
あ、閃いた!
こうすりゃ良いや。

  

膝裏と太股に穴を開けて、ランナーの切れ端で繋げました。
ぴったり繋げず、1ミリくらい隙間を開けてます。
これなら装甲板付けても膝はせり出すし、太股も大きく見せれそうだし、分割が容易だから塗装もやりやすい。
このやり方は立ち読みした雑誌に掲載されたυガンダムの膝パーツの分割写真が発想の起点です。
他のHGにも使える手かも知れませんな。脚を伸ばしたりとかいろいろね。
おお、『ボク』は何か技を身に付けた!、みたいな(笑)。

③は、股のパーツ(B6)の関節部分を丸ごとブロック状に切り抜いて、股関節の高さを上げるための調整をしてから元に戻しました。
左右の股関節を別々に切り出すとかの方が簡単なんでしょうが、それやると強度的にもしんどいんと違うかと思って。
ただ、股関節上げた分、太股を繋いだら腰左右の装甲板に太股干渉するんで、装甲板は裏から少し削っておきます。可動時の制約も取り払う意味がありますんで。

これで粗方の改修は完了したんでないかい?

  

後はサフェーサー塗ってから、気になる箇所を処理して塗装に入ると。後から塗れない部分が幾らか出ますが、まぁ、慎重に塗ってくしかないすな。

とりあえずはサフェーサーをとっとと吹きます。
安易にとっとと吹いてとか云いましたが、久しぶりだからかダマ作りまくり(笑)。
もっかい綺麗に磨いて均さないとあきませんわ。
微妙にロールアウトって感じですな。



しかしサフェーサー状態を見てると、何かまだ違和感を感じる。
どこだろ? 上半身かね?
何となく貧弱な感じ、するような?



しばらく設定画と見比べてみました。
首を伸ばした分、貧相に見えるのかと思ったのですが、肩と胴体を繋ぐパーツがどうも小振り感があるような。
コレをもう少し、横に厚みを増したらどうなのか?
そう思って見た設定画も、何だかそれっぽいしね。
これで肩幅が増したら、多分違和感も無くなるんじゃないかね。
他にも腕のディテール再現とかちゃっかり忘れてたのを思い出せたし(笑)。
どちらもプラ板の切った貼ったでやれそうなんで、この次までにはその辺見せれると思いますよ。

しかし、サフェーサーの効果(というか、単色塗りの効果)はこうして見ると、なかなか侮り難いもんですな。
イロプラとかになって、サフェーサーの工程吹っ飛ばす方も多いとは思います(ボクはそうでしたな)。
成型技術が上がるにつれ内部フレームまで予め作り込まれたり、イロプラで塗装不要が謳われたり、改修や改造も、サフェーサーから塗装への流れも、何か随分やりづらくなりましたな。
パーツ精度が上がると、塗膜分の厚みが可動に干渉したりしますもんな。
『可動の為のクリアランスを取る』とか云いますが、やらんで良かったことが 技術の進歩から逆に必要になったというのは何とも皮肉なことです。
しかも、案外コレがめんどくさいときてるし(笑)。

とはいえ、やってやれないこたぁ無いっちゅう気もしますな。
上手い下手は置いといて、材質がプラ材である以上、切った貼ったは出来るんですよ。
改めて、そんな当たり前のことを思い起こさせたのがこの『赤身』でしたよ。

でもこのアストレイシリーズのデザインは(個人的にですが)、カッコ良いすなァ。やっぱしこれも大河原御大のデザインなんでしょうかね?
ガンダムエクシアとかもかなりビックリするデザインだったけど、このアストレイシリーズの方がボク的にはインパクト有りますな。

ガンダムSEEDは某巨大掲示板では種厨とか呼ばれ疎まれてるみたいですが、模型自体はなかなか意欲的ですよ。
別に赤身を買いましょうとか言う気は無いけど、ダラダラ楽しむには良いキットかも知れませんな。

さてボクの赤身ですが、あとは色塗りになるわけなんですが、少しこのロールアウト状態で眺めてたいんで、完成写真はもう少しあとにお見せすることになりそうです。

次回は赤身と一緒に購入したもう一つのHGサイズを弄ってみますわ。

そんじゃ。

春と赤身と約一万字 (HG ガンダムアストレイ レッドフレーム)

2008年04月02日 00時58分55秒 | 部活動
草木も眠るゥ、あ、毎週金曜深夜の丑三つ時ィ~。
まぁ、概ねそんなくらいからやっとエンジンが掛かる、私エルウッドでございます。

どちら様も超ご無沙汰ぶりで御座いました(笑)。

あまりに間が空いた所為か、『ネトゲ厨』なる意味不明なコメントが入ってましなァ(爆)。
そうですか、ヌキましたか(笑)。ネトゲしながらイっちゃいましたか(笑)。
まぁ、人それぞれなんでね(笑)、いちいちわぁわぁ言うのも面倒くさいし。
なんせ大人だけに平日は目一杯仕事なもんで、疲れまくりなんすよ。
こんなタイムスケジュールでしかガンプラ作る間無いのよ、あたしゃ。

まぁ、真っ当な中年模型ヤー達と同様、あたくしも、妻もおります、子も居ますってわけだから、なかなか趣味の時間が取れませんでなぁ。
優先順位で考えても、一に子供で、二にかみさん、三、四は親で、五以降に仕事(笑)。
模型は好きなんですが順位はギリでベスト20圏内ってとこですかな。
しかも最近までは夜も寒いんで、暖房使いまくりで塗装なんぞしてたら光熱費もかかりまくるわ地球に優しく無いわで、趣味とはいえまともなもんじゃないですわな(笑)。

そろそろ塗りに入りたい骨十字なんざ、そんなこんなで面出し以降の作業は停止状態ですよ。
もちろん、ガバメントに至っては何をか言わんや、っちゅう感じ。仮組状態のままだよ、寒いの暖かいの関係なく(笑)。
新入部員勧誘企画とか言われてたけど、相方が未だに消息不明だし、色々予定狂っちゃったねぇ。
それどころか、何かこのところ毎日のように『南米』辺りからコレクトコールがかかってくるんですよ。

国際電話で悪戯ってどこのバカだよ! いつもガチャ切りしてますよ!

このまま失踪確定なら、タイトルも変えといた方が良いんかもね?


さて、そんなしょっぱい話は捨て置きまして、ガンプラの話なんですが。
オイルショックの余波がついにワシらのささやかな趣味にも魔手を伸ばして来ましたぞ。
10%から20%の販売価格値上げですってよ、奥さん。
小遣いは寧ろ10%から20%はベースダウンしそうな家庭事情にあるにも拘わらず(笑)、諸般の事情から値上げですって!
こりゃもう独身者でなきゃおいそれと買えません&作れませんな。
30代独身とか、40代一人暮らしとか、掃いて棄てるくらいいるから、多少の値上がりはどうってこたぁ無いんでしょうが、世のご主人は捨て置きですな。
良識はあるけど金は無い、そんな家族持ちの大人模型ヤーとしては手元の積みキットをできる限りチマチマ大事に作りこみつつ、衝動買いをしないように、『ご利用は計画的に』で行かんとあきません。
幸い、ガンプラはコレっちゅうもんも出ませんしな。
まぁ、みんなが飛びつくのってHGのυガンダムや、1/100の00 エクシアのバリエーションモデルくらいじゃないかな。
それだって限定品ってわけじゃ無いし、慌てて購入するメリットもまるで無いんじゃないかね。
昨年末に出荷されるや品薄状態に陥ったMGユニコーンなんか、今じゃどの店でもだだ余りじゃないですか(笑)。
早けりゃ、GW辺りには2480円くらいで投げ売りされんじゃないの?(予言)。
ガンダム00とやらも、話が収給つくのかは分からんけど何しかいよいよ終わりらしいし、夏の盆前には投げ売り大会開催かもね。
作ってなんぼの大人模型ヤーとしては、作る間も無いものを慌てて購入する必要なんぞ全くナッシング。
てか、冷静になれば、初回生産に拘る意味自体無いじゃんねぇ。

そうでなくともますます模型は高くなるんだし、衝動買いはグっとこらえて、半年くらい先の投げ売りを待つ! っちゅうのが大人模型ヤーとしての嗜みっちゅうか、初物喰いは早漏な若者にお任せってとこですかな。

とはいえ、それでも作りたいのよ(笑)。
(できる限り軽く)何かを作りコマしたい(笑)。
そんな生理的欲求っちゅうか、自制の及ばぬ工作衝動に駆られるのは、やっぱ大人である前に模型ヤーである者の性なんでしょうかねぇ。
模型ヤーの血にはなかなか抗し難いモノがあったりするわけですな。

そんなわけで、以前上新電機でカラーを買った時に戴いた『10%割引ピンク券(使用期限付き)』を握りしめ、軽く作れる何かを探してきました(正直な熱望としては、キットより寧ろコンプレッサー辺りが欲しいんですがな)。
かなり悩みましたな。
予め最大出費額を漱石2名までに設定し、余り手のかからないモノで、尚且つ手持ちのカラーや道具、工具類で作れて、そこそこ見栄えがする、素性の良いもの。
多少は切った貼ったが出来る余地があり、その工作で、より見た目が良くなり、技術向上に役立ちそうなもの。

そんな贅沢な条件下で選んだのがHGサイズの二つのモデルです。
偶然ですが、某掲示板から派生した評価サイトでもこの二つは高評価でしたな。

1/144サイズなら、改修や追加工作にも手頃ですからなぁ。

先ずは、アストレイ レッドフレーム(赤身)を作ってみようと思います。 

もうすぐ色替えと武器変更の『緑』も発売されるらしいですがな。
HGキット自体、赤身以外に青身も出てるんですが、何と言っても武器の『刀(笑)』がかっこいいんで、赤身を選びました。
『ガンダム』というデザインを表現するための幾つかの記号をざっくり削り落としたその姿は、ガンダムと呼ぶにはちょいと違和感ありますが、なかなか厳つくて変わったデザインですな。個人的には嫌いじゃないっすな。
何でもこの機体、ガンダムSEEDのスピンオフに位置する話で、その主人公が乗る機体らしいんですが。

毎度のことで恐縮なんですが、私、そういった話には皆目興味がありません(笑)。

ぶっちゃけどうでも良いです。

余談ですが、もしも主人公が年中フロントの黄ばんだグンゼのでっかい白ブリーフを24時間露出させたランニング姿で推定年齢40代後半の、頭が禿げ上がった成人男子だったり、おまけに各種成人病に悩まされてるとか、永遠独り身とかの設定であったとしても、まぁ、それはそれで良いんじゃないかとスルー出来てしまう確信があります。
仮にキットにそんなフィギュアが同梱されていても、棄てりゃいいんだしィ(笑)。
てかそれはそれで捨てがたいかも(笑)。ジェイクを偲ばせるしな(笑)。

手元に設定画の資料も無いんで、取説に小さく載せられた設定画と、カバーアートが今回の我が製作の指針であり拠り所になります。

 

で、またまた余談なんすけど、模型ヤーの希望としては、彩色した設定画の紹介を取説に追加か、もしくは別で冊子なりを封入して貰いたいもんですな。
希望小売り価格がいずれ2割増になるんだし、そういったおまけは欲しいんですがな。
特に大人模型ヤーの場合、あまりリアルタイムでアニメみたり、掲載雑誌を読む機会が無いからね、普通(笑)。
ガンプラと呼ばれる以前のガンプラから作ってた世代の癖って、カラー設定画を穴が開くほど眺めて、それでも見えない箇所は貧弱な想像力で補いながら、素体のキットにマイ改修加えるって感じなんじゃないかなと。
作例記事なんぞより、設定画重視なんですな。
もちろんそれで設定画通りになるわきゃ無いんだけど、人それぞれの読み取りが、人それぞれの完成品に昇華されるわけで、それが(ガンプラに限った)模型作りの面白さではあるんじゃないかと。
読んで作れた気になる似非模型ヤーなら、作例記事の方が大事なんだろうけどねぇ。
プロモデラーがどう作ったか知るより、自分がコレをどう作るかを考える方に先ず気が回るのが真の(ガンプラに限った)模型ヤーってもんでないのかと。
だって所詮、絵空事の機械を作るんだしね。
そのためにも、完成イメージの基礎になる設定画が色々用意されてるほうが作る側は有り難いすな。まぁ、叶わぬ希望か知らんが、メーカーの方にはその辺りお願いしたいすな。

で、キットですが、設定画と比較して、先ずは上半身で気になった(=手直ししたい)のが以下の部分。

① アンテナがちょっとデカすぎ、且つ、ぶ厚すぎ。

② 肩アーマーもちょっと奥行きが広くないか? あと、組み立てと塗装考えたら被せる形に変えた方がやりやすそう。

③ 上腕のディテールも、もう少し厚み出した方が良くない?

④ 何となく良く動きそうなデザインだけに、肩っちゅうか、腕っちゅうか、もう少し動く範囲を広げた方が良いんじゃない? 怒り度を20%アップくらいにね。

くらいですかな。
どれもヤスリにプラ板、瞬間接着剤とアートナイフにピンバイス、エッチングソーくらいで加工は何とかなりそうです。

特に、切った貼ったを楽しむには『エッチングソー』は大変便利が良いですから、模型ヤー必携のツールと言えます。

使うにあたっての注意点は、刃が薄い(つうかペラペラ)んで、ひん曲がったりしないように気をつけることですか。
切る箇所にケガキ針で予め当たりをつけとくとかして、切り始めはあまり慌てないこってすな。
刃が薄いメリットとして、切り口が非常に綺麗で、余分に切ってしまい後々修正が必要、みたいな手間がかなり無くなります。製作時間の圧縮にはお勧めですなぁ。

私はウェーブ製のエッチングソーセット(800円)を購入、切った貼ったの折りには活用しとります。

①に関しては、プラ板に紙ヤスリを貼り付けたツールで厚みを削りました。
中心線を決めてから、じわじわヤスリ掛け。
アンテナの先は尖らせたいので、アートナイフでカンナ掛けしてます。
ガンプラはアンテナを尖らせないとダメ、みたいな風潮はどうかと思うけど、設定画に準ずるには、赤身のアンテナは放置するにはデカすぎ(笑)。
案外簡単なんで赤身や青身や自然体を作る機会があれば、設定画に準じたい方には挑戦を勧めます。



②の改修にもエッチングソーが良く頑張ります。
本来の組み立てなら、肩の前後を挟み込む形の肩アーマーを、挟み込む部分をエッチングソーで切り取り、赤いパーツを2ミリ程詰めてから組みあげましたよ。
一度、1ミリプラ板で通し穴を塞いで、表面均してから穴空けしてます。
肩アーマーは前からみた大きさは良い感じなんで、幅詰めしたらなかなか良い感じ。
面出しもよりエッジをハッキリさせときゃ、よろしいんじゃないすか?



④に関しては、肩パーツ( B34、B35 )の先が体にめり込むような細工をしたいので、邪魔になる箇所を極力削りました。一体成型された羽みたいなパーツは、削り取りましたよ(笑)。
無かったことにしときます。
ついでに首も0.5ミリ延長しときました。

少し筋肉質な感じがそこはかとなく香る感じ?

赤身だけに血の気の多そうなスタイルをイメージしましたが、上半身をマッシブにした分、下半身も相応に弄る必要が出ているわけで、当初の『軽く作る』という前提から些かズレた感じ?
まぁ、それもまた良いんじゃないかな。

ただ下半身のボリュームアップは心なしか大変そうな(笑)。
プロを名乗る方ならいろいろ思いつくんだろうけど、あたしゃどこにでも掃いて棄てるくらいいる土日祝限定モデラーですからな。

プラ板とラッカーパテとエッチング・ソーで乗り切ろうと思いますわ。

次回は赤身の下半身でお会いしましょうか。

そんじゃ。