ジェイクとエルウッドの大人模型部

仕事もするけど趣味もやる! 充実した大人ライフを送る、数多の大人模型ヤーの掃き溜め「大人模型部」へ、いらっさい!!

他力本願 (PGアストレイレッドフレーム)

2009年02月14日 01時14分55秒 | ミーティング(雑談)
閑話休題ですが。

いやぁ、欲しいっ! 欲しいねっ、赤身!! 欲しすぎるぞ赤身!!

パーフェクトなグレードの赤身っ!! なんちゅうか、カッコよろしいな!

未だに仕上がっていない1/144赤身がありながら、PGアストレイレッドフレームにもうメロメロな、ボクです。

 

3割引きしていただいても13000円弱もしますが、赤身のゴツゴツ感が遺憾なく発揮されてますよな!

微妙にディテールの一体成型ぶりが、どうなの? って感じですが(特にお尻あたりな)。

しかも「菊一文字」に加えて「虎徹」までが付く素敵にコス過ぎる初回特典(笑)!! 端から付けとけよっちゅう話だよ。何だよ「特典」て。

因みに近藤勇の愛刀として知られる「虎徹」ですが、実は勇、パチもんを掴まされたという話もありますよな(笑)。

トシさんの「和泉守兼定」は出ないのかね(笑)。弱いわぁ、刀。かっこいいわぁ日本刀。刀紋まで付いてるじゃ無いですか(塗ってるんだろうケド)。

全長32センチですってよ。超絶可動とか言ってますのよ。
 
ところどころに新たにディテールが追加されて、ゴツゴツ感もいや増しに増しているし、指フレームは一体成型とか(笑)。

無駄に技術をアピールしまくる辺りがパーフェクトグレードなクオリティーなんでしょうなぁ。

組み立て簡単PRですか? それより購買簡単PRにして欲しかったすな(笑)。

メッキとか発光システムとか『クリアーパーツ(特典)』なんぞオミットしていいから、1980円くらいにならんもんかね(笑)。

お金持ちな大きいお友達にピッタリな素晴らしいアイテムなんですな、多分。

『組んでスミ入れたら、ハイ完成!!』をご要望の大人模型ヤーには正しく必須アイテム!

いやぁ、カッコいいわ赤身。通は「赤枠」とか言うらしいけどボク的には『赤身』!!

あたしゃ到底買えるものじゃないですから、変わりに君が買え、お前は予約しろ!

そして作るのがめんどくさくなってボクにくれ!!! ・・・すいません、言葉が過ぎました。

出来たらMGで出ないかね、これ? 赤、青、緑に金色にと、色のバリエーションも意味不明に多いらしいし。

メーカーとしても色変えでたくさんリリースできる、おいしいアイテムでしょうからな。

気合入れてPG準拠のMGとかもやってもらいたいですなぁ。今年末あたりにでも。

バンダイの技術力なら出来ちゃっても不思議じゃないと思うんだけど。

とはいえノーマル1/100も実は恐ろしいくらい出来が良かったんだけど。

※グリーンフレームバージョンがノーマル1/100で出るらしいですが。

ノーマルはもう良いから、ぜひともMGにしてもらいたいもんです。

そうなるためにはPGへの多大なる「お布施」という支持が必要なんでしょうか。

ならば是非若き模型ヤーには取り急ぎ3個も4個も買って欲しいですなっ!

格好はいいんだから、もうガッツーンと買っちまって、取り返しの付かない状態になっていただきたい!

 

どうせ他に金の使い道も無いんだろうから(笑)、ここで使わなくてどうするのくらいの勢いは是非とも見せていただきたいっ!

そして夏ごろには7割引ぐらいにまで売価が荒れるような熱々の支持を若き模型ヤーには表明していただきたいものです。

初回特典なんかも抱き合わせないと投げ売りさえできなくなるるような状況に持っていっていただきたい! 

そうなるまでボクは『絶対』買いませんが、自ら人柱になる、そんな男らしい模型ヤーや積んどくんヤーを大人模型部としては密かに支持しときます。

販売店の方が半泣きになるくらいダダ余りになって欲しいなぁ。

バイヤーには是非、もう捨て値で投げまくろうくらい切羽詰ってほしいスなぁ。

ああ、神様・・・、『絶対』そうなりますように(笑)。

で、これって何に出てくるの?

たまには大人も頑張ろう (MGウィングガンダム "ver.ka" )

2009年02月11日 01時30分26秒 | 部活動
さて、間髪入れまくりで、前回の続きですよ。

MGウィングガンダム "ver.ka" なわけです。

アレで続けなきゃ流石にどんだけいい加減だっちゅう話だからね。
『しょうがないから』続きをやらせて頂く、ボクです。

しかし、6年前のキットを引っ張り出してアレが違うだのココが変だの言うのもどうなんかね、人として。

当時としてはなかなか意欲的な傑作だったんだろうし。

バンダイにしてもver.kaの人にしても、6年も前のキットを今さらほじくり返さなくても良いじゃないかと。

もうほっといておくれよぅ、そっとしといておくれよぅと。

いや、言われてないけどね(笑)。

そもそもこんなブログ、中の人はおろか誰が見とるかっちゅう話だからね(笑)。

でも、例え6年かそれ以上を発売から経過してようが、今だに店に売り物として並んでんだからねぇ、コレ。

何かの拍子に、ボクみたいに買っちまう方の為にも、たまには真面目にやりますよ続きを。大人だし。

前回は取説どおりに上半身を組み上げたあとたまたまデザイン画と見比べた結果、幾つかの疑問が浮かび上がったワケですが。

ぶっちゃければ大人らしく『すんません、目の錯覚でした』とか言いたいワケですよ(笑)。

でもね、多分ココを押さえるだけで、かなりかっこよくなる気もするしね。

せっかく金出したんだし、かっこよくしたいじゃない?

難易度付けるほど難しくもないから君ならもっと上手くやれるぞ多分(笑)。

偶には皆様のお役に立つのも悪くないんで、より判りやすくするために今回は掲載写真にも少しだけ手を入れてみました。

もちろん気まぐれ(笑)。工場長ほど懇切丁寧にはなってないから(笑)。

で、前回違う違うと喚き倒していたんだけど、具体的にどの辺りなんだよと。

まずは上半身。ってゆうか、多分このキット、改修の殆どが上半身と腰部くらいでしょう。

その辺りを今回はご説明しとこうと思うわけですが、実は前回の写真を見れば判るんですが既に改修を行っているのが、首の短さです。

両肩の隠し武器(無理に隠すほどに意味あるのかね)のブロックに挟まれるのよ、素組みのままだと(写真参照)。

《デザイン画》  《キット素組み》  《改修》 

首パーツ( )を根元から切って、1ミリプラ板2枚重ねた小さなブロックを挟んで再度接着しました。

2ミリ伸びるだけで、デザイン画の頭と首のバランスに近付けます。

これで終わりなら良いんだけど、『赤い首輪』が素のままだと短か過ぎて、バランスが悪くなるんすな。

なんで首輪も伸ばしときます。  

これも簡単。首輪パーツ(A31)の四隅に出ている部分をキレイに切り取り名実共に首輪にしたらK16パーツに瞬着でくっつけるだけ。

切り取った部分の厚み分だけ、首輪は伸びるわけですな。

伸びシロは1ミリくらいあるから、長くした首の違和感もかなり抑えられるんじゃないかね。

首輪パーツそのものの厚みもアートナイフでカンナ掛けて薄くしとくと良いんじゃないすかね。



因みに首輪の裏側は、ダムカラーのシャアレッドで塗りました(表は成形色のまま)。

頭を付けると見えやしないんだけど(笑)、影になる部分を塗ってみるというのは今回試してみたい小技に関係しています。

成形色はもちろん活かすんだけど、まるで塗らないっちゅうのは基本的に無理ですからね(笑)。

塗りが入る以上、効果的且つ効率の良い『塗り』にしたいと。

まぁ、その辺りの話はもう少し先で語る話なんで(笑)、改修を続けましょうか。

次に気になるのは両肩のブロックですわ。

白青赤となかなか派手な配色に黄色が良いアクセントになってますな。

気になるのは青い部分の先っちょが丸いことと、パーツの間に隙間が出ること。

 
  
青パーツは先っちょを尖らせるのと、もう少し外に延ばしたいので、プラ板とエポキシパテを使いました。

ポリパテは臭いがキツいんで使いたく無いもんで。

組んだ後から手直ししようとしたんですが、意外とキツめにパーツが付いた分、無理やり引き剥がしたら破損(笑)。まぁ、手直しできるでしょう。

とは言っても、この改修をする時点で必然的に『色塗り』は発生しますんで、成型色の再現は必要と予め覚悟しといていただきたいですな。

基本は成型色を活かすわけですから、当然『塗り』の部分も成型色を再現する必要は出るんでね。

余談ですが、2003年製MGというのは、けっこう左右パーツを張り合わせるという仕様が多いんですな。

このキットでも頭は中央に合わせ目が出てしまいます。

その辺りのリタッチにも成型色の再現が必要になるんで、ある程度の色は揃えておいたがいいでしょうな。



最後は後ろ。バックパックですな。 


途中ですが、写真を参考にしてくださいな。



要は羽の取り付け位置を下げるのと、メリハリはっきり付ける感じにしたほうが良いんじゃないかと。

今回は中途写真ですが、次にはちゃんと直ってますんで(笑)。

まぁ、今回はこんなところですかな。

『塗り』も含めて次回に引いときます。

実は今回、その『塗り』をしたいが為に、成型色を再現するための色を揃えた方がいいとか言ってるわけですが。

上手くいくかどうかはどうなんだろ(笑)、わかんないけどね。

でも多分、そこそこ面白いアプローチにはなるんで無いかね。

じゃ、ま、そういうことで。

地下活動2

2009年02月09日 22時09分51秒 | 部活動
唐突で何なんだけどアレですよ。

レビュー。

例の世界最大の仮想空間ショッピングモールで懇切丁寧に綴られている数多のザ・レビュー
此処だけの話だけど、アレを鵜呑みにするのはやめれ。話半分、つうか1/3位で聞いといた方が良いですよ。

ホンマどえらいメに合うから。

つうことで、どえらい目ぇに合(お)うてます。
ボクです。

今回の部活は前回からの続きやありません。

TAの続きとちゃうなら今回は何用やと言うと、お気楽に作れる『究極の色プラ』にして『素組みで作らねば失礼に値する』とまでカスタマーに言わせしめる、『MGウィングガンダムver.ka』の御紹介でございます。



今さらver.kaかよ?
しかも『噂の赤』でなくて『ウィングガンダム』かよ!?

心無い突っ込み、ありがとうございます。謹んでスルーさせて頂きます。

そもそもTAは小さいくせにアレコレ手を掛けさせる難儀な奴っちゃと、製作を始めてすぐに気がついてしまいました。

色は当初スプリッター迷彩を考えてましたが、モデルが小さいので(取り敢えず)単色で塗って気に入らなければパターンを追加しようと。

暗く見える部分、影になる所から筆で塗り出しています。

今はこんな感じ。↓

   

真っ暗でしょ(笑)。塗装の進捗度をイメージすると2%くらい?。
暗→明に塗り重ねていくんだけど、イメージではもっとずっと白っぽくなる予定なんで、今塗ってる色はほとんどが表面に深みを与える為の捨て石になるでしょうな。

そんなこんなで不安が過ぎったわけですよ。

年末年始の貴重なまとまった連休深夜を粗方費やしてもこの進捗率では『絶対』完成しィへん。

せっかくの休みやし安易に6時間くらいで完成するような、それでいてそこそこ見栄えがするヤツを作り、この年末年始の成果として晒し、お茶を濁しときたいと。

まぁそんなワケでTAはほったらかして購入したのが、『MGウィングガンダムver.ka』でした。

背中を押してくれたというか、背後から唐突にドロップキックを食らわせたのが、例の世界最大の仮想空間ショッピングモールで懇切丁寧に綴られている数多のザ・レビューでございます。

評価の高いこと高いこと。
これはきっと素モデリングで十分なんかも。
デカール貼るのがぶっちゃけ面倒(めんど)いくらいの、概ねお気楽に作れるキットに違いないんかも。

買え!、買うべし!、買っちまえ!!

見知らぬ皆様の余りのべた褒めに立ち暗み、意識が戻った時には『まんだらけアメ村店』の下品な紙袋を提げて玄関前に立っていたスタパ斉藤、じゃなくて、ボクでした。

2100円のレシートは棄てましたが。

そそくさと中途半端なTAを箱に戻し、いそいそとニッパーにアートナイフ、100均で買った刷毛塗りタイプの瞬着。
ガンダムマーカーの金とメッキシルバーに、スミ入れ用のリアルタッチペン数本という、いつもの素モデリング用ツール類を用意して、ごっつい箱を開けました。

中身は『色プラ』てんこ盛り。

ビニール袋から取り出したパーツを適当に確認し、先ずは紙質の良い取説を読み流しました。

目算で製作時間は午前0時から始めて4時間×3日って感じ?

いやぁん、お気楽ゥ。

そんな安易な気分で取説の指示通りに作業を始めたボクでした。

軽く3時間が経過し、上半身が大体完成しだした時、それは起こったのでした。



あの時、取説のデザイン画に目をやらなければ、予定通りの時間で安易に完成させることが出来たのにィィィ!!




話を突然変えますが最近のバンダイのキャラクターモデルって、素モデリングでのクオリティーがどれも高いですよな。

HGにしろMGにしろ、色塗りさえも拒絶するほどの色分けや、改修不要の合わせ目ほぼ0な合理的パーツ分割で、概ね誰もがそこそこの仕上がりを約束されてまいますよな。

組立て時の注意点なんて、パーツを『手でもがない』ことくらいでしょ?

特にガンダムSEEDだの00だのという新作は、破綻の無い模型化を前提に元のデザインが起こされてる気さえしますわな。

良く言えばハズレはない(デザインの好き嫌いは抜きで)。

悪く言えば作る面白さが無くて、みんなが同じ仕上がりになるものを作らされてる感がある。

クオリティを求めるエンドユーザーに応えんと頑張ってきた製作サイドの苦労が、10年以上の時間を重ねてこういう立体パズルな形に行き着いたんでしょう。

特に高額なMGなんぞは高い出費を要求する分、誰でもマスター級の仕上がりを享受出来ることを前提に、開発の歴史を歩んで来たと言っても過言じゃない気がします。

『大人組み』を推奨する当大人模型部ではそれを批判する気はサラサラ無いんですよ。

ただ今この時に気が付いたというかね。

MGの全てのキットが、開発の志は同じでもマスター級の仕上がりが約束されてるワケじゃないのよ(笑)と。

組み立てに際しても、ある程度の創意工夫を造り手に要求するような時期が、MGと言えども初期の頃はあったのよと、思うわけです。

で、2003年にリリースされた『MGウィングガンダムver.ka』というキットはというと、製作側と造り手とのコラボがあって始めて完成品として成立する感じなんですな。

要はね、素モデリングだけじゃぁ、かなりいたたまれない結果になると………。

正直言うけどね。軽くやっつけれるチョロい相手と思ってましたよ、ええ。

レビューでは誰一人としてデザイン画は見るなとも、改修したほうが良いとも、舐めて掛かると大変だとも言わなかったしさ。

ところがどうよ。違うじゃん!! デザイン画と違うじゃんか!!

けっこう一目見て解っちゃうくらい違うじゃんか!! 

パッケージアートはキット準拠なんで誤魔化したつもりなんだろうけどさ!

デザイン画と完成品が違うっちゅうんだって!!
そりゃね、今までボクがMGで組んだのは、∀だのストライクフリーダムだの、ノワールだのインパルスだの、要は最近リリースされた素モデリング推奨キットばっかりだったからね。

どれも切ったの貼ったが必要無かったからね、真面目な話。

お気楽なモノばかりを易々と作ってきたボクへの罰かね?

金払って罰当たってりゃ世話無いやん。

やりますよ。2100円勿体ないじゃん。
こりゃきっと神様が与えて下さった試練。

ボクにマトモな模型ヤーになれよという、天よりの啓示よ。

つうわけで、やりますよ、改修。
切るし貼るさ! あまつさえ塗るし、盛ったりもするさ!
勿論、成型色をとことんキープしながらもそれらをやり切る予定さ!

ああ、続くさっ!!