ジェイクとエルウッドの大人模型部

仕事もするけど趣味もやる! 充実した大人ライフを送る、数多の大人模型ヤーの掃き溜め「大人模型部」へ、いらっさい!!

『山田(仮名)』より、『粗大鉄』よりなおボイン (アルトアイゼン・リーゼ 1/144 壽屋)

2008年05月18日 23時50分24秒 | 部活動
静岡ホビーショーの興奮覚めやらぬ皆様、お久しぶりですな。
お元気でしたか?

今は何より『真木よう子』の乳に興奮覚めやらぬ、
どうも、ボクです。

ホビーショーで発表された諸々は、来月の模型誌でも紹介されるんでしょうが、

『知ったか』を気取りたいおませちゃんには、ぜひ秘密のあの工場などで色々ご覧になっては如何でしょうかね。

話題の『MGガンタンク』や『MGガンダムver2.0(アニメ版)』も見れたりしますぞぉ(笑)。

しかし、今回の『MGガンダムver2.0』には軽く驚きましたな。
ああいうアプローチにしたんですな(それ以外の手もなさそうやが)。

 

安彦版だと云う人もいますが、個人的に命名するなら1979バージョンっちゅう感じですよな。

外見はシンプルですが、アタシ脱いだらスゴいんです、みたいな。

自然なポージングが成立する設計らしいけど、相当な技術が込められてるみたいですな。

  

個人的にはPS2のゲーム用にリファインされた『ゲームガンダム』が、旧来のシリーズコンセプトの極大化って感じで一番好みなんですがな。

或る意味あれこそver2.0なんでないかね?

今までMGで再現されてきた1stの路線は『似非リアル路線』な気がしますが、今回のver2はアニメ画ベースによる0からの再構築(リスタート)っぽくもあり、フルフレームの再現としては既存技術の集大成っぽくもありって感じですな。

買うかどうかは分かりませんが、興味はそそられます。

では、ま、そろそろ本題。

前回に引き続き『山田(仮名)』ですが、
え~、あ~、

 

終わりましたよ、まぁ、こんで完成っちゅうことで(笑)。

組み立て自体は特に何が大変とかもなくて、概ね恙無く完成したんですがね。

一部パネルは塗りました。

『素モデリング』っつうても、気になるとこはこうして塗るほうが良いっしょ。
所謂『部分塗装』の範疇ですよ。

効率が良いというのも『素モデリング』選択の要ですからな(笑)。

とは言え、

『塗らず塗ったフリ』

こそが素モデリングの極意中の極意には違いないんですが。

トップコートは間を開けて2回、『つや消し』を吹くことになります。

開けた間の作業は『縁どり強調』に充てました。

前回の『ガソダム(ヒュッケバインMⅡ)』で行った苦し紛れな縁どり強調が、意外と好い感じだったので、『山田(仮名)』にもやってみようというワケですな。

実はこの作業にはちょっと悩まされました。
技術云々や手間云々ではなくて、それ以前のアプローチの手段に悩まされたわけです。

何せ今回の『山田(仮名)』はオモチャカラーなんで。

前回のガソダムのように下地が概ね紺一色に対しての『スノー』一つなら何とかなるもんなんでしょうが、お洒落さんですからなぁ、『山田(仮名)』は。

手近のクレヨンでも使うかとも思いましたがイマイチ粘度が強いし、色々悩んだ結果、やっぱ『パステル』に手を出さなアカンかと。

 
100均で『アイシャドウ』も買ってみたんですが、ラメ入りやったんでイマイチ使えない感じだしね(笑)。

最初に軽く均等に吹いたトップコートが乾いたら表面がざらついてお化粧ノリが良くなります。

化粧を終えたら仕上げに再度トップコートして終わりというのが手順なんだけど。

耐水ペーパーで粉にしたパステルですが、コーティングした表面なら食いつくかと思ってたけど、意外と食いつかないのよホホホ。

 

トップコートスプレーの勢いで結構吹っ飛ぶもんなんすなぁ(笑)。

わざわざグレー系のパステルなんかも用意したんですがね。

白い部分にはもう少し濃いめの青とかを使った方が良かったかもとか、吹き方も考えたほうが良かったのかもとか。

幾つか課題も残りましたが、『山田(仮名)』はこれで一応完成っちゅうことで。

いかがでしょうか、

赤は薄手の赤を。青には薄手の青を。それなりにパステルは使い分けてみたんですがね。

携帯カメラだから見苦しい感じですな、や、申し訳ない。

邪魔臭ぇんだよね、わざわざデジカメ出したりフィルター掛けたりするの。

 


変形後の『田山(仮名)』も見といていただきましょうか。

  

さて、ここからがいよいよ本編(笑)。

とりあえずこの『素モデリング啓蒙活動』シリーズも、カトキビルガー高機動型に始まり、ガソダム=ヒュッケバインMKⅡ、『田山』変形する『山田(仮名)』=R‐1ときて、いよいよこれがラストステージ、大詰めとなりました。

今までにご紹介した三バカの雄姿を一応お見せしときますか。

並べると一目瞭然なんだけど、これほどデザインコンセプトが一貫して無いっちゅうのはどうなんかね(笑)。

『山田(仮名)』君は浮きまくりですな。ヤンキーの中に一人だけビジュアル系みたいな違和感が(笑)。まぁ、ええけどね。

  

ラストを飾るのは、この「スーパーロボット大戦OG」ではかなり人気の高いアイテムです。

高いといえば値段も鬼高なこいつのために今まで貯めたポイントは綺麗に吐き出してしまいましたがな。

多分、80%(パー)いつも以上に時間掛かりますよ(GW中にヤッターマン見た影響)。

因みにこちらがラスボスです(↓)。



お名前を『アルトアイゼン・リーゼ』と申されます。

何でも『クズ鉄』という意味らしいですね。

箱のデカさも2割増しですんで、どっちかっちゃあ『粗大鉄』っちゅう感じですなぁ。

これを選んだ理由ですが、店頭に飾られた完成見本を見る限り、今までやってきたことを丸ごとやるのに一番反映しそうに思えたのと、最新作だけにより組みやすくなってるんじゃないかなと。

お手軽さを強調するにはエエがな、みたいな。

キャラクターモデルを扱ういろんなサイトを見ていると、製作される管理人によって組み始める箇所がいろいろ異なるようです。

各人の経験則に準じて、最も効率的な方法が選択されているんですな。

因みにボクはと言えば、説明書通りにやるんすよ。

そうするのに特に理由や拘りは無いんですが、ただ単純に説明書の順番に従えば組み上がるというわかりきった結果があるからです。

組み始める前に、今回は時間を掛けるという前提があるので、先ずは全部のパーツを見てみました。

合わせ目が目立つとこが無いかもざっと確認です。

コレとコレが合わさるんやろなとか、大体同じ一枚のランナーに纏まるもんなんでアタリは取れるもんです。

しかし異常なパーツ数ですがな。チラ見くらいじゃぶっちゃけ分かりませんな。

『ダテにポイント使わせて無いやろ』みたいな、声も聞こえるようですな。

色塗り前提の人は、パテ埋めとかも組み立て時にやれちゃうけど、『素モデリング』だとなかなかしんどいしね。

あまりに合わせ目が目立ったり隙間が開きすぎる箇所は、成形色に近い色をラッカーパテに混ぜて埋めるとかしないとアカンのかもね。

最新作だけにそこまでやらなあかんほど、精度が甘くはないでしょうけど(希望)。

話、逸らしていいですかね。

今ふと気が付いたのは、バンダイのガンプラやと、必ず一枚は多色成形、つまり3色くらいのパーツが一枚のランナーに張り付いたりしてますが、今まで組んできた壽屋のこのシリーズはどれもがランナー一枚につき一色です。

唯一、カメラアイや顔の一部だけ予め塗装がされていて(バンダイならシールになるんでしょうな)、このシリーズ共通にして他社では見られない特徴になってはいますが。

一枚につき一色が結果的にボリューム過多なランナ枚数と、必ず使わないパーツ(無駄にダブるパーツ)を生みます。

壽屋さんも出来れば多色成形の導入を考えて欲しいものですな。

バンダイから例の射出機だか何だかをレンタルとかできたら良いのに。

最近は原油高などのネガティブな言葉が連日踊る世の中ですし、趣味とは言え、資源の効率的活用はメーカーの垣根を超えて考える点ではありましょう。

とか言ってたら、バンダイが単独でこんな事を始めましたな。

まだ具体的な市販にまで落とし込みはできて無いみたいですが。

IRとしては案外効果あるのか分かりませんが、何とかこれは市販まで漕ぎ着けて欲しい気がしますよ。

また、こういう事は各メーカーでも積極的にやってもらいたいもんですな。

再生材利用故に色プラがなくなり、『素モデリング』が困難になるとしても良いんじゃないでしょうかね? 良いかな?

話が逸れたついでに、この『粗大鉄』。

どうも組み立て説明書が見づらいんですよな。

もう少し分かりやすい形に出来んもんかと。せっかく良いもん作るのにねぇ。

購入者の拡大を考えるならメーカーとして相応の工夫もするべきなんでしょうがな。

重ねてきた歴史の差も有るんでしょうが、その辺はバンダイの方がリサーチを含めて企業努力に怠りが無い感じです。

壽屋にも頑張って頂きたいもんですな。

・・・・・えらく脱線しまくりましたが、さっそくやりましょうかね。

そうね・・・。

え~と、・・・来週末くらいからね。・・やりますよ、ええ。

じゃ、そういうことで。

大人模型ヤーの 「大人」 な点についてのボクの思うこと

2008年05月08日 02時26分45秒 | ミーティング(雑談)
何か、更新してるとマメに来て頂いているようですな。

ありがたいことですな。

果たして部活と呼んでいいのかどうかはさておき、最近は壽屋に傾倒しつつある、

どうも、ボクです。

でも以前もちらりと書きましたが、模型もオイルショックの煽りをモロに受けてる感じですよな。

3,000円とか4,500円とか、中には10,000円とかするものもありますもんな。

バカ高いよ。本音で言うなら、おちおち買ってらんねえよ、バカ野郎(対メーカー)! 

どういう基準で3,000円だの10,000円だのとかいう単価に設定されるのかわかりませんが、やっぱ業界のリーディングカンパニーたる「バンダイ」や「田宮模型」なんかが意見を共有させて設定した価格に、その他企業が倣っちゃうんでしょうかな。

こう高くなっちゃうと、極力買わないようにするか、買っても長くじっくり楽しめるものをチョイスするべきだとは思いますな。

にも拘らず、バンダイ辺りは鬼のように色々リリースしてきますよね。

「簡単に作れますんでジャンジャン買いまくって積みまくってください」っちゅうことか!?

1/100 ウォーカーギャリアなんかかなり食指が動いていたはずなのに、今では特に慌てて買う気にならなくなりましたよ。

「限定」という危険な単語が付いて無いからね。

だいたい「限定」っつう言葉を使っていても、ある日ある時ちゃっかり再販したりしてしまうもんですからな。まじめな話。

キャラクターモノの模型に関しては、どれも慌てて購入とかしなくて良いんじゃないでしょうかね。これまたまじめな話で。

よく「お布施する」とか、上手い言い回しを某掲示板で目にしますが、そんなのいらないんじゃないの?

むしろそんなことをするから色替えとかでのリリース頻度が上がったりなんかするんじゃないの?

MGストライクE+IWSPなんて、全く新しいとこ無いじゃん! 

あれはイカンでしょ? ああいうのを購入してはイカンでしょう?

いやまぁ、買うなとは言いませんが。

本当に「今」買うべきなんかどうかを。店頭にて自問自答する余裕は、各自持つべきなんでしょうな。大人模型ヤーならば尚更ね。

ボクが壽屋を選んだ理由も、『素モデリング』であっても、チマチマ作ると案外『時間が掛かってしまう』という単純な理由からなんですよ。

平日なんかは殆ど作る時間無いから、必然、週末深夜に製作は限られていくしね。

かといって、週末深夜は5時間でも6時間でもできるかっちゅうたら、そんなことは無いし(できてもやらないよね、子供じゃあるまいし)。

だからチマチマと時間が掛かるものを選ぶんですな。

出来れば4,000円も払うなら、1ヶ月くらいはコレ一個で費やせるくらいの物が良いね、良いです、切望しますよ!

今まだ進行中の『山田(仮名)』にしても、まだあと4,5時間は使うだろうしね。

大人模型ヤー(妻子持ち)にとってのコストパフォーマンスは、掛けた費用に対してどれくらいの時間を共有することが出来るかなんですな。

実際今までご紹介した、『ビルトビルガー高機動型』や、『ヒュッケバインMK-Ⅱ(ガソダム)』、『R-1(『山田(仮名)』)』も、記事としては1、2度ですが、どれもタラタラやってはいますからな。

自分としては時間掛かってるつもりなんですよ。

無理すりゃ丸一日、24時間も使えば即仕上がるものなんでしょうが、それやっちゃうと禁断症状がね(笑)。

やっぱ出るよね。「作りたい」症状が。

作る時間が持てない間も、あそこはこうしようとか、ココはポスカを使って安易にやってみようとか想像する時間を持ちつつ、何とか制作意欲が折れないように、新製品に気持ちがブレないようにしてる次第です。

だからエッジを立てる作業とか、あれこれ『素モデリング』の適用範囲ギリギリの線までやって、あえて時間使ってるというのが現状ですよ。

模型作例のサイトによっては、『素組み』で即日完成してはる人もいますが、せっかく自分の金出して購入したんだし、個人的には、やっぱ楽しむべきだと思いますね。

掛ける時間は人それぞれでしょうが、ボク的には出来る限り時間を費やす方向が良いですな。

ただブログ上は、同じキットで何回も記事を分けて他人様にご紹介っちゅうのも、個人的に考えると飽きがくるんで、更新を滞らせてでも1回のボリュームを増やして記事にするようにはしてます。

以前紹介した『HGガンダムアストレイ レッドフレーム(『赤身』)』などは、あれこれ弄ったりしてますから、経過写真などを自分自身の確認の為にも撮影し、UPしてますし回数も割きますが、『素モデリング』中心のキットの場合は経過写真とかはぶっちゃけ要らないっしょ?

だから尚更製作記事にならないものを分けたりするのが辛いんでね。いきなり完成に近い写真が来ちゃうのはそんな理由ではあります。

まぁ、『山田(仮名)』は次の記事辺りではいきなり完成写真になっちゃうだろうから(笑)、次のネタも探してるとこです。


今月はバンダイから1/100でガンダム00の量産型MS『オーバーフラッグ』なんかも発売されるし、MGではかなり好さげな感じの『インパルスガンダム』なんかも出ちゃいますな。

どっちも、中身を見たわけでは無いけど、良いモデルに仕上がりそうな悪寒がしますなぁ(笑)。特に量産型MSは良いですな。黒だし(笑)。

でも、辛抱しますがね、即買いはしませんよ、あえて。

これも苦行と思って。

で、今後の部活動なんですが、あと1体くらいは壽屋のこのシリーズを作ってみたいとは思ってます(内容未定ですが今月一杯は時間かかりそうなヤツが好いなぁ)。

その後は今までチラ見させていた、中途半端になっているキットを数体、暫く完成に向けて作っていくつもりです。

多分それらは途中経過写真が掲載されても可笑しくないような、塗りも含めて、多少の手を入れた内容になるとは思いますがね。

趣味だから湯水のごとくお金を使っても良いんやぁ、みたいな考えには大人模型ヤーな皆さんなら共感できても実践は出来ないでしょう?

無駄に積み上げる「お布施」行為は、青年模型ヤーならまだしも、大人模型ヤー的にはやめたいものですな。

模型である以上は、完成させてナンボですからね。

製作過程も含めて、個人的に満喫できるキットを選んでチマチマ行きたいもんですな。

(しかし完成させたモデルを置く場所もだんだん無くなっていくんだろうね。あちら立てればこちらが立たずですなぁ。まぁ順次破壊されたりしていくだろうけどな)

次回更新はまた週末かその先ですが、そのときはまたご参加いただければ個人的には幸いですな。

そんじゃ。

追記 : 今回は画像も何もつけてません。週末までは作らんからねぇ。

こんな駄文ならいくらでもキーを叩けるんですがな(笑)。



環境問題は山田(仮名)におまかせ? (リアルパーソナルトルーパー TYPE R-1 1/144)

2008年05月07日 00時01分22秒 | 部活動
大型連休も終わりましたなァ。

子持ちなアナタも、連れ有りなキミも、まとまった休みだけに或いは仕事してるよりハードな日々だったんじゃないすか?

身よりのない未来老人計画を邁進中の素敵に一人な貴殿には、掛ける言葉も無いすな
(笑)。

頑張って納税義務を果たしながら、そのまま初志貫徹して頂きたいもんですよ。出来れば年金受給資格直前辺りで、餓死か何かがベリーベスト(笑)。

そう言や、連休中も傍迷惑なお風呂場自殺が何度かありましたな(笑)。
途中で怖くなって逃げ出したため、急遽俄かテロリストに変身した方もおられたそうで。

サンポー○だかを使うんでしたか。

『緑の日だけにグリーンだよっ!』、みたいな(笑)!!

体を張った痛いジョーク扱いですが、考えてみりゃ模型も塗装が入ると、溶剤が部屋に充満しますからな。換気も追いつかない場合がありますしな。

これも下手すりゃ死にませんかな(笑)。

シンナー中毒で逝くとどんな色に染められるんかは分かりませんが、発見されたときにそこら中に作りかけのガンプラが転がってるわ、録画したガンダムがテレビに映ってるわ、なんて光景が報道されたら(笑)。

あまつさえ死体が30過ぎのおっさんで文化住宅一人暮らしかひきこもりとかだったりしたら(笑)!

ガンプラ発売中止とか、模型の色塗り全面禁止とか? ワイドショーでしたり顔のコメンテーターが言い出したりしませんかな。

退屈しのぎに話題になった挙げ句、またまた場当たりで高圧的な審議を国会でやらかすんじゃないの?

『地球温暖化の観点からも由々しき問題』とか、人間そっくりなチンパンジーがモゴモゴ言うんじゃないの?

対抗勢力が石破ちゃん一人じゃ心許ないよなぁ(笑)。

ってか、猿を国家元首に据えてる先進国って辺りの方が、至って由々しき問題じゃね?

何が言いたいかっちゅうと、『大人模型ヤーは国会議員を目指せ』じゃなくて、『大人なんだから何事もほどほどにしとけよ』っちゅうこってすよ(笑)。
あと『素モデリングで許してくれよぅ』っちゅう願望も入ってますよ(笑)。

くだらない前振りはいつもの事ですが、どうも、ボクですっ!

前回から始めました、壽屋のスーパーロボット大戦OGシリーズ。
1/144スケールのクセにMG並みの値段設定には誰しもドン引きしますが、ジ・アニメージのデザインがオリジナルっぽく見えるくらい、化け物かと罵られた某連邦軍モビルスーツにクリソツなそのパチモン臭含有加減に、個人的にはメロメロでございますよ(笑)。

色塗りほぼ無用なコンセプトを実現するため、必然的にパーツは色毎に細かく分割され、数える気も失せるパーツの量には気圧されたりもします。

しかしそれでも『色塗り不要』が実現されるなら、それもええかと。

そんな『色プラ』好きを惚れぼれさせるのがこのシリーズ。

皆様へのご紹介もこれが3度目、3体目でございます。

つうわけで、今回はこれ→

『リアルパーソナルトルーパー タイプR‐1』
Rの1号さんというお名前ですか、って、名前かそれは?

どうにも呼びづらいんで、親しみを込めて『山田(仮名)』にしときましょう。

組み立て説明書をよくよく読むと、なんでもこの『山田(仮名)』は3兄弟だとか。

しかも3兄弟が合体して、1体の巨人になるんだとか。

凄いね、さしずめ『大山田』やね(笑)。おまけに個人的嗜好ではカッコ悪いからね、『大山田(仮名)』。


まぁ、そんな合体はさておきまして、この兄ちゃんだか弟だかは分からない『山田(仮名)』ですが、彼は単体でウェーブライダーに変形までするんですよ。

ガラリと形が変わるんで、これは『田山(仮名)』とでも呼びますか、呼ぶ必要無いんだけど(笑)。

キットは『山田(仮名)』形態はおろか、『田山(仮名)』形態までも再現しようと試みた意欲満点な作品です。

しかも色塗りほぼ不要ときたら、手を出したくなるのも無理からぬ話じゃないですか?

よーし! やるぞ『山田(仮名)』! 待ってろ『田山(仮名)』!
パーツ数が多くてもへっちゃらだっ!
ちゃちゃっとやっちまうぞォ!

 

……『山田(仮名)』よ、いやさ…壽屋よ。
何なの、この中途半端で残念な色プラは?

しかも予め彫られたパネルラインはぶっといし。

前回のガソダム、もといヒュッケバインの方がデキ好くないか?

作る側でやる色分け多くないか?


ガッカリだよ。
度合いを分かりやすく説明するなら、付き合い出してやっとホテルまで連れ込んだ女から今日は生理なのよとか言われるくらいなガッカリ度だよ。

いや、まぁね。
それでもヤりますよ、一応。

ホテル代勿体ないし、じゃなくてキット代勿体ないし。

ヤるか、ハァ~。

  

っちゅう事で、テンション激落ち状態ですが、ヤっちゃいました、ここまで。


今回、ポスカ極細を特に多用してます。

オレンジ、水色、黄色に赤と、派手めで普通使わない色ばっか(笑)。

何となくなんですが、『山田(仮名)』のもともとの色使いなら、違和感無いかもとか思いましてね。

これは前回とかでもやってるんですが、スーパーロボットってリアル系じゃぁナイじゃないですか。

もう、どんな風でも良いっちゅうか、良いよ大体で、みたいな(笑)。

何かそんな曖昧さがありますね。さしずめヤマト的な曖昧さ、イコール許容範囲の広大さが魅力の一つのような気がしますね。

って、勝手な都合のいい解釈ですが(笑)。

実際どうすか?→  

まだ色塗りしないといけない箇所はあるんですが、あんまり違和感ないでしょ?

この後もスミ入れしたりトップコートしたりするんで、さらに馴染んで行くんじゃないすかね?

前回ヒュッケバインでやったのと同じように、田宮のウェザリングセットを一番最後に使おうと思ってますが、それは次回にてお見せしますわ。

じゃ、そういうことで。