ジェイクとエルウッドの大人模型部

仕事もするけど趣味もやる! 充実した大人ライフを送る、数多の大人模型ヤーの掃き溜め「大人模型部」へ、いらっさい!!

ティエレン地上型 1/144 HG その1

2007年12月24日 16時40分03秒 | 部活動
エルウッド(L):部活第二弾は、いよいよ中華の鉄人ですぞ!



ジェイク(JK):前回の失敗は分かってるよな。ちゃんとイメージできてんのか?

L:そうすねぇ…、下地のイメージは 『角角』 ですかね。エッジの鉋掛けが恐らく一番の重要ポイントですよな。

あと肉抜き穴がね、装甲各所に見られますな。腰辺りはちょっとしんどいんで黒塗りでオミットするとしても、手首、足首、腰、上腕あたりは塞いどいた方がいいすな。

JK:デザイン的な追加は特に無いのか? 

鋳造表現や溶接跡とか、鋲くらいはあっても悪くないだろ? 鉄人のデザインならハマるんじゃないか?

L:溶接跡は考えたんだけど、このスケールで果たして必要かどうか?

ATとかのスケールならあるべき表現なんでしょうがねぇ。

だから鋲もちょっと考えモンかと。確かに良いアクセントにはなりますがねぇ。

あとはアンテナを金属線に換えるとか、胸の銃口を弄くるくらいかな。

基本的な改修くらいでしょうなぁ。

JK:プロポーション改修は殆ど必要無いよな。実際かなり良く出来てるみたいだし。

L:あとは塗装イメージですが。

今回はですね、あえて 『水彩画』 で行こうかと。

JK:おおっ、あの例の塗装方法か? そりゃぁまた見ものやねぇ。

L:地味だけど目立つかも知れないっちゅうチョイスで。

そのためにも撮影方法とかは改めて考えたいですが、まぁ焦らずに下地から。

   

JK:って、早いね、今回(笑)。

L:いや、作っててビックリ(笑)。何コレ。すんごい組みやすいですわ。

ストレスゼロですよ。良く考えて分割されてるんですな。

デュナメスやエクシアは細かさが目立ちましたが、これは違いますよ、やるなぁ中華鉄人。

作るのにストレスが無いというのがとにかく素晴らしいっすわ!

JK:量産型だけに、たくさん買ってもらうための配慮かねぇ(笑)。

L:鉋掛け粗方終わったところで気が付いたんですが、股間の棒が一体成型なんですね。
これは削って作り直しときます。

しっくりくるバーが手元に無かったんで、光ファイバーを使いました。
これは周りからの光を集めて先端を光らせるという素材ですよ。

バーとしての使い方だとただの2ミリ丸棒の扱いですが、ライフルの先端に入れると微妙に光って見えるんですよ(側面に穴を開けとく必要はありますが)。
     ね? 微妙だけど。

JK:おお、これはなかなか面白い素材やなぁ。モノアイにも使えそうやね。

L:光の取り込み穴が無いと難しいから、目はしんどいですな。

一応、穴開けチャレンジはしたんだけど無理でした(笑)。

LED仕込む作例はあったけど、ちょっと安っぽい感がするんで、最終的にはHアイズですな。

JK:次はいよいよ水彩画やねぇ。

L:きゃぁ~、初めての体験にドキはムネムネよぉん!

JK:その前に、鋳造表現と鋲は打っとかないとな。

L:じゃぁ、鋳造表現をば。

ラッカーパテにシンナー混ぜて溶きパテを作って、手荒に塗りたくれば出来上がる理屈ですが、後に水彩画が控えているんで溶きパテにアクリルカラーを混ぜて、色も付けておきますわ。

溶きパテの灰色が混ざるから色味は悪くないかも。写真じゃ判りにくいけど。

  
とりあえず平面部分中心にやってみましたよ。

どんだけザラつかせるかの加減もちょっと難しいすな。スケール度外視で荒っぽくしちゃうのも何だし。

JK:まぁ、視覚的にはもう少しざらついてても悪くない気もするけどなぁ。
完成品を直視できないじゃん、オークションは。

必然、完成品の撮影技術にかかる比重が高いわけだけど、かと言って直視と同質まで高めるのはなかなか難しいからなぁ。

ところで鋲はどうなってんだ? どこに付けたんだ?

L:拘るねぇ、鋲に(笑)。付けねぇよ、鋲は。
付けるのが嫌というより、付ける位置に結構センスが問われるんですよ。

そんくらいデザインとしてちゃんと成立しちゃってるんですよ、ティエレンって。

下手な小細工を入れると台無しっぽいんで。

MGクラスになればやりたいんですがね。

JK:う~ん、やっぱ1/144じゃ、オーバーサイズかなぁ。

昔の船なんか、1メートル径の鋲を穿った船とかザラにあるんだが。

L:西暦2300年に1メートル径の鋲って(笑)。

中華帝国だとありそうで怖いよね?

JK:工場ジオラマ作るなら、「足場は竹」は外せないよな(笑)。

L:あれは凄い。アレはある意味中華の意識を如実に物語ってますよな。

JK:人命軽視とか、安全基準が無いとか、な(笑)。

現場立つヤツはまず功夫やっとけや、みたいな。そうそう死なないようにさぁ。

※鋳造表現追加

 

L:すいませんね、白熱灯下で撮影したので、色味がわかりにくいですが。

第一回戦 不戦敗

2007年12月24日 00時50分43秒 | 部活動
エルウッド(L):迷彩も粗方終わったし、長距離用ライフルの銃身延長と、スコープの延長もやったと。

  
後は細かいチェックと、ウェザリングで終わりってかんじ~?

うっひょひょひょ

ジェイク(JK):何だよ? まだやってんのかよ?

L:いやいや、やはり後発で出品するだけにね。

細部まで慎重かつ丁重な仕上がりを求めないとねぇ

JK:ふーん、そりゃ立派な心がけだ。

けど、ヤフオクに出してる奴は必ずと言って良いほど、額のアンテナは尖らせてるぞ?

その辺はもちろん抑えとくべきポイントだろ?

L:え? そうなの? そうだよね、知ってますよ、もちろん。

今からその辺をきっちりやろうと、ね

JK:折らないように慎重に鉋掛けろよ?

L:ふはは! 誰にモノを言うかね?

鉋掛けなんて初歩の初歩っしょ?
赤子の紙オムツ変えるのよりチョレぇ~って、があっ!!

JK:…折れたね。案の定だったね。
約1/3が消えて無くなったね……

L:………、こ、これはアレよ。
敢えて短くしてるのよ

そういう仕様なんですぅ! P○Pみたいなもんなんだもーん!

反対側も今から切ろうとしてるですカラ、だだだだまらっしゃい!

ほらっ! まるで測ったように均等に切れた!



JK:いや、測れよ、先ずは(笑)
てか、尖ってない、ってそもそもの問題は解決してないけどなぁ

L:ウルサいなぁ! 良いんだよ! 結果オーライなんだよ! 無問題っしょ!

………アラ?

JK:今度はなんだよ?

L:…いや、別に?

ちょっとガンカメラが動かない、いや動きにくくなってますが、

いやいや、敢えて堅くしてたりなんかしたのを…

JK:延長したチョンマゲ貼り付けた時、瞬着がくっついたんじゃないの?

流し込みタイプの接着剤使った方が、良かったんじゃねーか、そういう場合はよ。

それも意図的なの?

おい!もそっと慎重にやれよ… 、瞬着の接合部は衝撃に弱いんだからな!

急に力を加えると…ただでも、最近のガンプラはパーツ精度が高い分、薄くて脆いんだし。

L:わかってますよ(笑)

イヤだね、誰にモノを言うかね?
くっ! むっ、うっ! ぐっっっぞぅぅ…………

あ、

カメラとアンテナ………

分離しちゃった……

JK:おま…そりゃ分離じゃなく、最早単なる崩壊だろが(笑)

この馬鹿。最後の最後に致命的な破壊を

L:……まぁ、ガンカメラは飾りだから(笑)

JK:いや、それはちょっと苦しくね?

L:めめめメインは迷彩服とライフルだしね、目の肥えた落札候補者の皆様にあらせらべ
ぅぅう、うわぁあぁん!

JK:最早ゴミだな。出品そのものが愚行だな。

まぁ、せっかく其処までやったんだし、せめて最後まで仕上げておいてやれ

L:ううぅ、こうなりゃ爆釣仕込んで、デュナメス自爆の巻だぁ!

JK:う~ん、それはそれで捨てがたいがなぁ(笑)

しかしまぁ、バンダイに部品請求って手もあるんだしさぁ。

そんなに自暴自棄にならず、取りあえず仕上げろ?なっ。
そして戒めとして飾っておくんだ。

まっ、アレだな。

最初にやるべきことを順序立てて、キチンとやらんとこうなりますよと。身を以て読者様に教えて差し上げたっちゅうことやね。

特に今回のガンダム00HGシリーズのガンダム系は結構手が掛かるみたいだしな?

塗る奴には特に、仕上がりのイメージをきちんと持った上で製作をやらないと。

毎度の事だが(苦笑)、お前は場当たりにあれこれと追加工作したもんだから。

てか、組む前に計画立てずに始めて、途中でその場の思いつきで仕様変更したりしてさぁ。

それで、作業手順が前後したりもしたじゃん。額のアンテナを尖らすのだって、パーツをランナーから切り出した時にやるこったろうが。

んな事は予め決めときゃ、製作時間だって、もっと短縮出来たやろ。

工場現場でも、無理、ムラ、無駄をなくそうって書いてあるぜ。

合理化ちゅーこっちゃね、今後の課題は。

L:ううぅ、俺の10万円が

JK:いやそれはどうだろ(苦笑)

仮に何一つ壊したりしてなくても20円で落札くらいが関の山やろ(笑)

  

てか、良く見ると入札されずに終わる出品の方が大半って印象なんだけどなぁ、ヤフオク。

L:ううぅ、奮発してHアイズまで買って作ったのにぃ。

JK:ま、最初からいきなりまともに作れるとは思って無いしな。

大体、原則的に塗装無用のマスターグレードシリーズの最近作を、パチ組みしてスミ入れしかしてこなかった奴が、いきなり色塗りますだの迷彩しますだの。

下衆な野心と勢いだけで何とかなるほど模型道は甘くもないし、舗装もされてないってこった。

この躓きから、始めようじゃないか? な?

L:ううぅ、手塚先生~、明日は桧(ひのき)になりますぅぅ。

JK:うんうん、それはまんが道だね、道間違ってるからね。

あらぬ方向行ってどうすんだよ。

L:ううぅ、出来たぁ、880円の値打ちすら無い、俺のガンダムデュナメスぅぅ。

狙い撃てねぇぇよォォォ。

JK:うんうん、可は無く不可ばっかりだ。

じゃあ……、

爆釣買ってくるか…。

N:大人模型部 部活第一弾報告

製作物 : バンダイ 1/144 HGガンダムデュナメス

ガンカメラ拡張 ライフル銃身延長 ※共にクリアーパーツ別途用意

各部迷彩風塗装(フィールドブルー)

完成直前に頭部破損のため、仕上げ途中でオークション出品は見送り 

以上。


JK:あ、肩のパーティングライン(笑) L:ううう…

侵食

2007年12月14日 01時07分58秒 | ミーティング(雑談)
エルウッド(L):あと2日待てば13ヶ月目突入か…。

ポイントも溜まったし、新しい携帯何にしよっかなぁ♪ フッフ~ン♪

ジェイク(JK):機種変なら、今までとは仕組みが変わったぞ。


L:うわぁおぅ! いつの間に背後にいるわけぇ!? どんだけ私生活に立ち入るわけぇ!?

JK:まぁ、細かいこたぁいいから…

L:いいんだっ!?

JK:それより携帯だが、今月から機種変も新規も、買い方変わってるぞ。

以前のように13ヶ月目から安く機種変できるような仕組みはなくなった。

販売奨励金の垂れ流し枠をキャリア各社が縮小するんでな。

L:えっ…、

えええ!? じゃあもう安く買えないっての!?

JK:0円携帯を生んだ販売奨励金は新規客獲得前提のシステムやから、ほぼ一人一台持っててMNPに縋る現在には合わないしな。

それに、もともと安くは無いんだがな(苦笑)

今までは端末を安くする分、通話料や基本使用料を高くして、キャリアが補填してただけやからなぁ。

要は今までオフレコやった部分をオープンにしたわけよ。

これからの買い方は、2パターンあってな。

本来設定された端末料金を一括で払わせられる代わりに、月々の通話料や基本使用料といったコストを下げるパターンと、

安価で購入できる代わりに、基本使用料と通話料は従来型で尚且つ2年の縛りが適用されたパターンの2つから選択することになった。

ソフトバンクが2年分割で端末料金払わせる代わりに、基本使用料や通話料を下げて契約者数を増やしたのを、他キャリアも真似しましょうってこったな。

L:電池は1年で使えなくなるくせに、2年持ててか?

JK:最近の携帯は通話以外の機能が豊富だから、その分バッテリーのヘタリも早いもんな(笑)

だがこの仕組みは逆に、買う側の目を肥えさせることにもなるから、機能やデザインも含めて、持ちたくなる携帯のリリースが今後はより重要視されていく可能性はあるがな。

auはInfoBarから始まったデザインケータイを定着させてるし、

ドコモもいろいろ新機能を搭載させたり、デザインケータイの猿真似にも力入れさせてるしな。

そこからソフトバンクはガンダムとコラボしたシャア専用携帯リリースを果たしたわけやな。

L:おお(笑)、シャア携帯! そういや何か新聞に出てましたな。

JK:シャアザクの頭が充電器で、充電中は携帯のディスプレイにモノアイが浮かぶスクリーンセーバーが起動するらしいよ(笑)

機能は以前出ていたシャープ製と同じやから信頼性はあるわな。

その分、待ち受けや着信音がシャア一色だから。

非通知で電話かけてきた奴は『冗談では無いっ!』って言われてガチャ切りされるらしいぜ(笑)

(真っ赤な嘘です)

L:うわぁおぅ、憤死確実ゥ。

JK:ナビ機能を立ち上げたら、

L:『ララァ、私を導いてくれ』(笑)

(もちろん真っ赤な嘘ですから)

JK:ガンダムと聞けば金を出し惜しみしない1st世代には、まさに直球ド真ん中やで(笑)

もちろん、充電器のザクヘッドはバンダイ謹製。ガンプラ層の取り込みにも隙はないよな。

かなりデカいけど1/12らしいな(笑)

L:あり得ねーサイズ(笑)! 素敵にイタ過ぎなオブジェ化ですな!

JK:実はバンダイは実際に12分の1スケールのザクを出しているんだよな。

お1人様限定12台迄とか注意書きもしてあって(笑)

L:誰が12体も買うんじゃぁ!

JK:案外ザクヘッドの原型は使い回しかも知れないな(笑)

とはいえ店頭にある見本を見たけど、ザクヘッド充電器の仕上がりは上々やったぞ。

触れなかったけど、素材はソフビくさいかな?

HY2Mと同じ素材やろか。あれよりカッチリしたシャープな仕上がりやで、

シャープ製携帯が入るだけに(笑)。

気になるお値段は約10万円の24回分割ローン(笑)

L:おおっ! 賞与直撃の微妙な値付けっ!

しかし、どっちかっちゅうと携帯はオマケっぽいような(笑)

食玩がオマケメインなのと同じですよな(笑)

《↓ 写真はFW製ザク。JK衝動買いで、現在退屈しのぎにウェザリング中です》
 

2年後にはヤフオクに溢れまくりの下落しまくりを預言!

JK:しかし実際、『ガンダム』は模型や映像関係以外にも、侵食著しいわな。狙いは1st世代の財布やろうな

L:オールプラチナ製のカトキ版ガンダムとか、木彫りガンダムとか(笑)。

キワモノ化が多かったから、侵食の程度は甚だ低かったスけど。

JK:嗜好品と必需品のニッチを、ガンダムというキャラクターを媒介に生み出した今回のシャア携帯は、なかなか慧眼やな、孫正義軍団(笑)。

L:第2弾はもちろんあの人でリリースでしょうなぁ(笑)。

JK:コピーも決まるしな(笑)。

『ザクとは違うのだよ、ザクとはっ!』

L:案外ララァ辺りも良いかも? 有機EL使って。

JK:『美しいモノが嫌いな人がいて?』

L:で、ドコモはザビ家のあの豪傑を、ビグザムで(笑)

JK:『(孫正義ぃィ)やらせはせん! やらせはせんぞォォ!』

L:GyaOでガンダム00見たとき、どん兵衛のCMがガンダムでやってて吹きましたな(笑)

コアファイターでア・バオア・クーから脱出したアムロがランチのみんなを見て、感極まるシーンで、
『ハラ、減った…』

JK:そら減るわなァ(笑)

L:次はどの辺りに侵食するんでしょうかな。 

JK:リアル・アムロ芸人はもういるしなァ。

衣料品はもう実際あるけど、コスプレと棲み分けでけんしなぁ

遊園地のアトラクションもあるし。

認知度だとメカ物との掛け合わせが妥当やな、やっぱ。

子供靴はどうやろ?

ザク足やダム足(笑)

L:歩くたびにガッチョンガッチョン言うやつ(笑)

手袋も面白いかも!

動かす毎に擬音が(笑)

JK:ほぼ拘束具やぞ、それ(笑)、はっ!

…もしや、大人のおもちゃなら…

L:ビビビ、ビームサーベルディルドォ!(爆笑)

JK:シャア専用スキン

『認めたくないものだな、若さ故の過ちィィ!』

L:連邦軍好きは極厚早漏防止スキンで(笑)!

『スレッガーさんかい?! 早い、早いよ!』

JK:『当たらなければどうということはないィィっ!』

L:いや、それスキン意味ねぇしィ!(爆笑)

JK:つうか…

L、JK:版権降りねーしィィ

※さながらウィルスのように、彼らの脳はガンダムで侵食されていた。


オマケ: デュナメス写真数点 脚と胴体一部に迷彩し始めました(笑)



JK:なんだ、この進捗の遅さはワハハ(笑)

さすがにコレではオマケメインにはならんなァ(笑)

L:あと一歩!

…っちゅうか、二歩、三歩って感じですかな、テヘ。

JK:この軟弱者がっ!


ブレードランナー雑談 in 漫喫

2007年12月06日 03時40分45秒 | ミーティング(雑談)
L:ちょっとちょっとちょっとぉ((怒)? 

寝てないで教えてくださいよぉ。
『ブレードランナー』DVDだけど、なんで限定版の方にしなかったんスか?

JK:ユニコーンの折り紙フィギュアなんてどこに飾ンのよ。

L:でもランドスピナーが付いてんじゃないすか! これ良くないスか?

ほら、ミード先生のコンテ数枚とかもありますよ! これは欲しいなぁ。

JK:うっ! それは確かに、ちょっと欲しかったんだよな。けど、宣伝スチール見る限り初公開って物でもなさそうだしなぁ…

L:ミード先生はデッカードのハンドブラスターやランドスピナーのデザインがやたら印象的だけど、そんだけじゃなかったんすよね?

JK:あぁ。ブラスターに関してはダメ出しされたけどね〈苦笑)。

未来のロスを、リドリー・スコットの脳内イメージを元に具体的な絵にしたのもミード先生の仕事やからな。

L:冒頭のタイレル社のビルの周りをスピナーが飛び回る奴とかね

因みにあの火を吐く工業地帯の絵面は大阪府は泉佐野市か泉大津あたりの工業地帯の撮影を加工してるんですよな。

それ考えると、当然OSAKAやTOKYOの下世話にカラフルな繁華街も見てるんだろうし、そこらへんがリドリー・スコットのあの未来のロスのイメージに絡んで、ミード先生がまとめた、なんつって妄想しちゃいますなぁ。

JK:(笑)当時、そこ迄知るよしもなかった筈だけど、ウィリアム・ギブスンが『ニューロマンサー』執筆中に偶然映画館で『ブレードランナー』見て、自分が描いている小説の世界が先に映像化されてしまった事を知ってショックを受けた、てエピソードがあるんだけど。あの小説は千葉を舞台に幕が開くんだよな(笑)

それに、リドリー・スコットにしても、次の『ブラックレイン』で再び大阪を舞台にするんだけど。やはり、目の着け所が流石ちゅうか、凄いわな。あんな風に撮影するセンスつーかね。

話を戻すとやな。 
出演者が実際に演技するセットのデザインとかは大概シド・ミードの手に因るもんやからね。

例えば、セバスチャンのロココ調の部屋の扉とかもミード先生の仕事になるんだよな。

当然、野外にあるオープンセットとかも使うんやけど、1シーンの為だけに全く新しいセットを1から作ってられへんから、既にあるセットや街をどう装飾すれば酸性雨降りしきる退廃した未来の裏町に見えるのか? ってのも、ミード先生がやったりしたわけやな。

監督も美術畑の出身者やから、さぞ、煩い注文もあったろうにな(笑)。見事に絵にしたよなァ。

L:ホンマ良い仕事しましたよなぁ

JK:元々、シド・ミードは工業デザイナーだからねぇ。未来都市のイラストとか、未来の乗り物とかのデザインも結構やってるしな。

L:工業デザイナーだけにミード先生のテリトリーは広いですが、我々からすれば映画の方が身近ですかねぇ。

しかし『∀ガンダム』のモビルドールのデザインは物議を醸したっちゅうか(笑)。

JK:あぁ。冨野監督の要請でデザインした奴な。

実は∀が初対面ってわけでもなくて『Zガンダム』の時にも宣伝用のイラストを数枚描いてたりするんだよね。スペースコロニーをバックにしたガンダムMk.2のイラストとか。

デザインから富野作品と関わったのは∀が初めてかもなァ。本編は見る機会無かったなぁ。

L:始まりに戻る『∀』って意味深なタイトル通り、あれはなかなか面白い話でしたよ。

ダイジェスト版の映画しか観てないんすけど、個人的には楽しめましたな。

主役機の∀やらは、一目でミードデザインと分かりますが、僕らの先入観にあるモビルスーツデザインに対してのあのデザインの違和感が逆に物語の∀には必要だったんかなと思えましたな。

 

JK:∀ガンダム、俗に言う「髯ガンダム」は、当初は余り評判良くなかったらしいけど。

最近マスターグレードモデルで記念すべき100体目に選ばれたんだよな?
意外なような、妥当なような

L:あれはねぇ、出来はもうかなり良いっすよ。

シド・ミードデザインを忠実に再現することに腐心しましたってのがコンセプトらしいけど、仕上がったモデルはカトキハジメのカトキハジメによるカトキハジメ版∀って感じでしたなぁ。

  

案外、テレビ放映時に発売されていたキットの方が∀らしかったりして。

JK:お前それ言っちゃ身も蓋も無いじゃん(笑)

L:いや個人的な感想ですやん。別段今回のMG版にガッカリ感を付ける訳じゃないんですがね。

理に叶ったデザインがきちんと成立してるってことを、バンダイの進化しまくりな成型技術で目の当たりに体感出来るから、そのあたりは僕ら以上にミード先生にとっても、デザイナー冥利に尽きるでしょうなぁ。

褌がビキニなTバックに変わったんだから、従来デザインのファンにはショックも大きかったろうけど(笑)。

JK:(笑) ∀に限らず、実はミード先生は結構日本贔屓なんだよなぁ。

まぁ、日本での人気が高いって事での依頼もあるんだろうけどね。確か日本オリジナル編集の画集も2冊だっけか? 出てた筈だしねぇ。

『ガンダム』関連で言うと、『ガンセイバー』のデザイン監修にも絡んでいたんじゃなかったかなぁ…。

関わらない方が良かったって奴もあるけど(笑)。

例えば『YAMATO2520』な(笑)。
18代目宇宙戦艦ヤマトって設定だけど、これがスケルトン風で、全然「大和」じゃないって奴(笑)

L:18代目(笑)! いやーん間の世代が飛びまくりっすな(笑)

JK:色々、こじれて完結せずに空中分解した奴やね。当時のアニメ雑誌で、一般からスタッフ募集って広告見た時は、唖然としたよ。そういった意味では稀有な例やな(笑)

L:(笑) しかしお題がブレードランナーだと、ミード先生だけでも山ほど膨らみますなぁ。

JK:いや単にミード先生の履歴語って膨らましてるだけなんだけどねぇ(笑)
ただ、偶にはこんな話も良いよなァ。

L:そうすなぁ、ただカラオケは勘弁してもらいたいもんですがな。

JK:何言ってんの!? 俺のシャウトに店員の姉ちゃんも聞き惚れてたろ。

L:なぁにが、いやアレは俺のブルースハープに…

JK:何がブルースハープだ。ありゃ屁だろ! 屁! 屁の音だろ!

L:ホホホホホ。
…てンめぇ~、腹がよじれるようなことぬかしやがって~
表出ろ! 表ェ!

JK:上等じゃねぇか。こんどァよじれるくらいじゃ済まねえぞ! 引きちぎったらぁ!




店員:ああっ! お客様ァ、お勘定ォが~
お客様ァ~!

※『ブレードランナー』は映画製作から本年で25年を迎えるそうです。その記念といっちゃあなんですが、軽くささやかなリスペクトを今回はさせて頂きました。版権が複雑化しているらしく、関連するキットや玩具はありそうで無さそうなんですが、『映画秘宝』の最新号になんちゃって玩具が紹介されていますよ。文中で語られたDVDの話、特に未公開シーン集で初めて語られる劇的内容も同誌で先に語られちゃったりしています(笑)。

1/144 HG ガンダムデュナメス 下地完成

2007年12月04日 02時36分18秒 | 部活動
エルウッド(L):え~、戦略会議の途中ですが、幕間の今回。私の独白でお送り致します。

しばらく実の無い話ばかりであやうく破綻しかけてるんすけど、そろそろ大人模型部の部活状況も報告させていただかんとねぇ(笑)。

今作っている(ハイ、そこ! まだ作ってるんかいやとか突っ込まないっ!)HGガンダムデュナメスなんすけど。

私自身、今まであまり全塗装とかしなかったんですよな。

実際作ってきたマスターグレードモデルなんかだと、塗装する必要性が無いといっても過言じゃないくらい元々のキットの出来が良かったんですよねホンマ。



〈 写真はMGストライクフリーダムガンダム、ストライクガンダム with I・W・S・P、ガンダムマークⅡ、ストライクノワールガンダムです。〉

最近は色プラっちゅう革命的な技術がふんだんに盛り込まれてますしね。

仕上げにグンゼクレオスの水性トップコートつや消し吹いたら、それっぽくなっちゃいますから(笑)。

もちろんそういう、最小の努力で最大の効果をチョイスするオトナの審美眼とかは必要ですが(笑)。

なんせガンプラに限る話じゃないんですけど、最近のおもちゃ模型は買わないと中身見れませんからなぁ。

出来(っちゅうより楽に作れるかどうかの確認)わかんないから。

素組完成写真を心眼で見てチョイスするのがオトナな買い方なんですよ。

大丈夫、旦那さんならできるから。出来たと思えばいいだけだから(笑)。

でもって、ハイグレードモデルなんですが、1/144サイズだとさすがに色プラにも限界あるんでしょうなァ。楽させてもらえないんですよ。くっはぁ、みたいな溜息混じりの奇声を上げちゃいますな、ええ、思わず我知らず。

こっちもあっちも塗らなきゃいけねぇの? みたいなカルチャーショックがありましてねぇ。

オトナの審美眼も噂ほどでは無いなっ、みたいな。

実際良く出来てるし、塗ることを考えなければ費用対効果はかなり高い部類ですよ。

でも塗るとなるとねぇ。ぶっちゃけあれこれ経費かかりまくりなんですよ。

いつものヤツより小さいからってホント油断してたらダメですよ奥さん! 

あんたの旦那がちまちま買ってる塗料全部足したらいつも買ってるマスターグレードモデルとほぼ同額だったりしちゃうんですよ奥さん!!

全国の旦那敵に回しても教えちゃいますよ奥さん! 私の場合、試行錯誤も兼ねてるんですが、ぶっちゃけ ¥4200 掛かりましたよ!

(ちなみにタミヤアクリルカラー¥50セールしてますよ、旦那さん。大阪日本橋のコトブキヤです。)

え? 後悔? 

もちろん後悔しまくりですよ! 当ったり前じゃないすか!!

でもね、買っちゃったんだし使わないとホラ、ね。

もったいない、そう! もったいないじゃないですかっ!

で、こないだまではここらへんですね。



もうね。ナニコレ? 、みたいな。色設定まったく違いますハイ。

ヤフオクとかね、何を戯言ほざいてんの? って感じ。

設定色どおりに塗らないと買う気ユーザーは99.9%減るそうですからね。

まぁね。色以前に仕上げてるこの段階でこのボロボロな仕上がりが論外っちゅうのが致命的ですがな。

まぁ、冷静に見ていっていろいろ『課題は次に持ち越す』のがオトナですからね。

あくまで持ち越し続けるんですがね、そこは。オトナなもんで。

まず頭ね。

カメラを大きくしてるんですよ。0.3㍉プラパイプでね。
そこは気にいってる、うん。でもね、でっかくした分、かぶせるカバー(ちょんまげ?)が上手く嵌んなくてね。しょうがないから0.3㍉プラ板2枚かましましたよ。

おかげでスムーズにカメラを下ろすことが出来るようになってはいますね。

アンテナは最初は黒にしたんですが、ジェイクから顔が暗いとクレーム出ましてね。
口だけは達者ですからね、嫌なヤツですよね(笑)。
で、変えましたよ。

設定色に近い感じでMrメタルカラーのブロスにですね。

両目はオレンジです。全体の緑(ブロンズ)がやっぱ印象深いんで、オレンジの方がいいかなと。設定色とは違いますね。

シールを紛失したから渋々塗ったって話は内緒ですよ。『ミスは上塗り』がオトナの男ですからね、そこは黙して語らず。

胸周りは特に弄ってないですが。仕上げのトップコートをまだ吹いてないから取り付けてませんよ、クリアーパーツとシール。

そうだよ、シールあったんだよ。ヤダなぁ。

赤い部分ですが、サーモンピンクの予定でしたが、購入した水性ホビーカラーのサーモンピンクが蓋固まってて、ちょ、開かねぇっって、コレ、マジ開かねぇ! 新品なのに! バッカやろジョーシンキッズランド本店こん畜生!!

で、赤と白あたりで色作りましたよ。サーモンピンクの出費はまるまる無駄でした、浪費ですよハハ。

奥さん、そんな驚くこっちゃないすよ、良くあることですから。こういうロス率も見越したうえで購入するのがオトナな買い物ですから。

肘を隠す謎のゴムパーツは、塗るのも辛いんですがそのまんまっちゅうのもオトナ的にどうなの? って感じなんで、シールです。

きれいでしょ?  HGガンダムエクシアで使ったのが最初ですね。

ホログラムシールってやつですよ。東急ハンズで399円ですね。

細ーく切って奥さんのぶっとい薬指の付け根に巻きつけたらハイっ! 遠めに豪華でパっと見高価! 素敵な指輪の出来上がり! って、嫌? 剥がす? あ、そうすか。

太股と、脛と頭にも、貼ってるんですが、トップコート貼るときにはマスキングテープとかで隠しとかないとですね、艶消し塗料が付いて変な曇り方するから。
こっち側(→)がトップコート前で、  こっち(←)がトップコート後です。

判りますかね? 太股部分なんか真っ白けでしょ(笑)? でも吹きつける度合いを調整できたらこれはこれで面白い効果になるかもしれませんがね。

最後の最後まで気を抜くな、っちゅうことですな。



今回はしっかりマスキングして吹きましたよ。これで下地が概ね完成ですな。

  

あとはスミ入れ、迷彩、仕上げって感じですかな。えらく時間かかってますが、まぁもう少しですんで。

戦略会議の夜は更けて

2007年12月01日 23時22分48秒 | ミーティング(雑談)
ジェイク(JK):ほぉぉ、、終電行っちまったなぁ・・・

エルウッド(L):感心してる場合かよっ!。
 
 あんたカラオケ歌い過ぎっ! 己に酔いすぎっ!

JK:最後にどうしても『ローハイド』歌っておきたかったんだよぉ…
 
L:とりあえず漫喫でも行って始発までの時間を潰しましょうや。

JK:おお、流行りのネットカフェ難民の巣窟ってやつな! 
 
 あいつら年賀状届くんかな、「○○カフェ△△店14番ブース」とかで届くんかもなぁ、ゲラゲラゲラ!

 アニマルハウスか?イイ名前の店じゃん。

L:・・・、ええ、ペアシートで良いっすけど、ホモじゃありません。

 ナイトパックが良いです、はい。喫煙席でお願いします。

JK:それとトースト。すっぴんでな。

L:いやいや、無いからココは。

 って、さっきラーメン食ったじゃんっ! まだ、食うのかよ?

JK:カラオケボックスで歌い過ぎたんだよ。

 それよか、折角ネットにログイン出来るんだし…

L:エロサイトか出会い系を…

JK:バカ。メールチェックが先だ。腐る程、迷惑メール来てる筈だしな。

 どれどれ。
 
 …あぁ、また AMAZON から来てるぜ。今度は何だ?

 歳末バーゲンだと? どうせ、売れ残りを始末しようってさもしい奴だろ?
 即削だな。

L:ちょい待ちっ、ホビー関係最大70%オフとか書いてありますよ、ぽちっとな。

JK:あっ! 勝手にクリックしてんじゃねぇよ!

L:ほぉ、ハイコンプリートプロの初代ガンダム・ロールアウトヴァージョンが725円ですな! 半額近いじゃないすか!

JK:投げ売りって言うより、こりゃ捨て値だな。

L:全身、殆ど真っ白ですなぁ。青だの黄色だの、ジェイクも嫌ってた玩具色使ってないすよ、これ。
 ハイコンプリートシリーズだから出来も保障されてるし、この値段。
 買っても良いんじゃないすか?

JK:要らねーよ。オイラは初代ガンダムって、冷蔵庫みたいだから、実は余り好きくねぇんだ。

 けど、こう真っ白だと、ますます冷蔵庫だな、こりゃ。ゲラゲラ。

L:えーっ、初代ガンダム好きじゃないんすか!

JK:話は好きだぜ。オイラの中でベストなのは、ゼータなんだけどな。

L:ベストのガンダムがゼータすか?

JK:物語の話だ。けど、ゼータが一番好きなガンダムか?って言われると、そこは微妙だな。ゼータも玩具色だしな。どちらかというとゼータプラスの方が好みだぜ。
 
 けど、ガンダムって機体で何がベストか?つーと、まぁその時の気分次第だな。

L:おおっ、マスターグレードのゼータ3号機も安くなっ・・・、てはいるけど3675円かぁ。
 Ver.2でこの値段なら、うーん高くは無いけど俺的にはぶっちゃけ微妙な値段かなぁ。
 
 そもそもこれって限定とか謳ってたような(笑)。安売りされてんじゃん(笑)。

JK:アムロが乗ってた奴だな。白とパープルってカラーリングは悪かねぇんだがな。
 スプリット迷彩だし。てか、これって迷彩の役果たせるんか?

L:いや、ゼータ好きでトリコロール嫌いなんだから買いでしょ(笑)。

 そろそろ、お前も何か作れよっちゅう啓示じゃないの?

JK:残念だがな。今月は AMAZON 様から、月半ばに壮大なモンが来るのよ。

L:ほぉおぉぉ、何すか、壮大なモンって?

JK:『ブレードランナー』DVD5枚組(廉価版)と、『ブレードランナー』CD3枚組様御一行だ。

 だから今月も赤字だ!!

L:おお! やったじゃないすか! いやぁ買ってくださると信じてましたよ!

JK:貸さないぞ。 

 ってかキャンセルも視野に入れて鋭意検討中の段階だ!

L:考えたら『ブレードランナー』って、模型関係何も出てないっすなぁ。

JK:ガレージキットなら、主人公デッカードが持ってるブラスターとか、ランドスピナーはあったけどな。

 『ブレードランナー』かぁ…何もかもみな懐かしい…

L:って、眠るなっ!


 《次回予告》

 場末のネットカフェの一角で突如始まる映画『ブレードランナー』回想談。

 果たしてガンプラ主体のブログって当初の目論見と、ヤフオク出品とい野望は、どうなってしまうのか? そもそもやる気があるのか!?

 次回『朝まで生ブレラン』狂乱の一夜の果てに一体何が待つと云うのか?