ご報告
カ リ ン は、とうとう、我が家の、「飼い猫」 の地位を、勝ち取りました
夕方、晩餌をやって、遊んでいた所に、
ダンちゃんが、通りかかり、
小魚のストックしてある、タライの網蓋を開けて、
「見せるだけ~‥」 と、カリンを、からかっていた。
カリンは、中に魚がいるのが分かってるので、
タライの縁に乗って、体ごと中を、覗きこんで、
『ニャアァ 父ちゃん魚ちょうだい~』 と、
ダンちゃんの顔を、見上げては、鳴くのでした。
そこへ、夕方の畑の見回りを済ませた舅様が、やって来て、
舌を鳴らして、カリンを、呼ぶのです。
「えええっ~舅様が、猫を呼んでる~って、どう結う事?
それは、何? この仔は、家の飼い猫、決定と言う事??」
すかさず、突っ込むと、
「そうさな~ これだけ、なついちゃ、捨てる訳にはいかんわなぁ‥」
どひゃあああっ!!お前の、粘り勝ちだ~カリン!!
「名前は、‥シロ だな‥」
もう、「 カ リ ン 」 て、付いてます。
「何だそりゃ? シロ だ! シロ」
ま、良いけどね、どうせ他の名前に、反応しないから‥
姑様に、報告すると、
「あれは、頭が良くて、家に入らんからな、
でなきゃ、とっくに、お父さんに、捨てられとるは~」
と、言う事で、今後とも宜しく。
飼い方は、今までと、変わらないけどね~
そのうち、一度は、とっ捕まえて、獣医さんに、連れて行かなきゃ、ダメかしらん?