猫の知能は、人間の二歳児並み‥と、言う話を読んだ。
その所為ばかりでは無いが、私はカリンに、なるべく話しかける。
これは、嫌がるだろうな~と、思う事をする時には、特に、
今日も、カリンの、目ヤニが気になって、
とりたいのだか、大人しくは、していそうにない、
濡らしたタオルを、堅く絞って、顔を拭こうとするが、
イヤイヤをする子供と同じで、少しも肝心な、目の側に触れない、
綿棒の様な、細くとがった物など、とうてい無理かもしれない‥
そう思いながらも、丸くなっていた、カリンの体の上から、
着ていた、薄手の防寒服を、ふわりと被せ、体の背後から、そっと、
体全体で、カリンを、包み込む様にして、抱きこみ、
服から、手足が出せない様に、(引っ掻かれない様に) 抑える、
ここ、あくまで、「そ~っと」 嫌なら、逃げだせる程度に、
で、声をかけながら、湿らせた綿棒を、顔に近づけ、
「大丈夫だよ、怖くないからね、良い仔で、大人しくしててね、すぐすむからね~」
分かっているのか? 鳴き声も上げず、目をつぶって、大人しくしていてくれた。
終わった後、
「良い仔だったね、ご褒美に小魚上げるよ~」 と、ご褒美。

そこへ、ダンちゃんが、やってきて、猫じゃらし~
駄目だって~その姿勢の時、カリンに、チョッカイだしたら、引っ掻かれるよ!
言い終わらない内に、
バリ!!と、カリンに、やられました。
だから、言ったのに‥

カリンは、新しく付けた、鈴 が、気になるらしく、鈴にばかり、噛みつき~
どこかの、C M みたいになってる‥‥

遊び終わって、
『 ふふん、今日は、これくらいで、カンベンしてあげるは‥
』 てなご様子。
晩餌の後、
いつもの様に、膝に乗ったカリンが、私が手を動かしたとたん、噛みつこうとした。
「駄目! 」 と、声をあげて、ちょっと、コツンと叱った。
でも、カリンは、膝から逃げださなかった、
「‥‥そうか、カリンは、手が動くと、怖いんだね、
私も、カリンに、噛まれたり、引っ掻かれると、怖いんだよ、
抱っこしてるんだから、大丈夫だよ、カリンも、噛まないでね。」 と、声をかけたら
「みゃっ」 と、返事して、私の手の甲を、ペロペロと、なめたのでした。
どこまで、通じているかは不明ですが、
段々、噛みつくのも、引っ掻くのも、減って来たのは、確かです。
ペットとも、会話って、大事なんんだな~と、思うこの頃です。