またも忙しい休日

日曜は休めぬものと…

土曜の夜に東京から自宅に戻りました。
先週もそうでしたが、今回もやらなきゃならないことが…。

正月からの出張のために、年末に多めに薪をストックしておいたのですが、それ
がすでに尽きてしまいました。
平日なら製材所に切端（せっぱ）を取りに行けるのでが、日曜しか日が無いので
補給が出来ないのです。

日曜の朝は少しゆっくり寝かせてもらってまず薪集めです。今回は息子とんさん
に手伝ってもらいました。
昼食を挟んで夕方、なんとか薪を確保できました。
チェーンソーで切ったり、斧で割ったりはもうとんさんが出来るので彼に任せま
す。
ヤツともしばらく一緒の時間を過ごしていなかったので良い機会でした。
小学6年になった頃から、かつては口数の多い子だった彼は無口になり、かなり
暗い感じになりました。
確かに記憶を辿ると、同級生にひとりかふたり位は口数が少ないくせに、誰もわ
かってくれないみたいなことを言うヤツらがいたような。
意識しなくても言葉が出た時代から、意識的に言葉を使うように変化する時期で
頭の中が大幅にシフトしているのでしょうか？
それで言葉をうまく操れなくなっているのでしょうか？
僕にはそういう時期が無かったのでわからないのですけどね。

出来るだけ彼と話をする機会をつくるようにはしているのですが、打ち解けるま
でに時間がかかるので、長い時間が必要なのです。
親子で共同作業をするというのは良いことでしょう。

すでに夜7時頃、娘りーちゃんはやっとのことでお約束の勉強を終えたのでした。
さっさとやれば良かったのに先延ばしした結果です。
夕食後、約束だった僕との散歩に行きたいと言い出しました。
「そりゃあ、約束はしたけどもう真っ暗だよ」
「フクロウとオオカミを探しに行きたい」
「フクロウは運が良ければ見つかるかも知れないけれど、オオカミは居ないよ」
「見つけたら学会で発表する！」
じゃあちょっとだけということで外に出ます。
「沼に入っても良いように長靴で行く」
おいおい。どこへ行く気だい。

月明かりに目が慣れてからライトを消して手をつないで歩きました。
最近転校したばかりの彼女は目に見えて情緒が安定してきています。
新しい環境が合ったようです。
いろいろ話をしながら近所を一周、まだ足りないというので、別のルートを一周。

そんなこんなで家を出たのが夜9時前、やれやれ、また休めなかったよ。
でもそれなりに充実した一日を過ごして東京に向かったのでした。