吉倉オルガン工房物語

お山のパイプオルガン職人の物語

古い写真1

2006年05月01日 | 自分のこと
現在、仕事場の立ち上げ準備で家の中はカオス状態なのです。

なぜか、古い写真が出てきました。

今を去ることちょうど20年前、中国を旅行したことがあって、その時の写真です。
香港から入って、広州、北京、新彊ウイグル自治区のウルムチ、カシュガル、敦煌から南へ、チベット、四川省は成都、重慶、長江を下って漢口、上海。

あの頃の中国の旅行事情は本当にいろいろ大変で、冒険に近いものがありましたね。
それだけに、旅先で出会った人たちとの絆は強く、今でもおつきあいしております。
「ともに苦労を分かち合った仲間」みたいな感じです。

3ヶ月ほどの旅で、僕は、英語と中国語が結構話せるようになりました。その後、中国語は使うことが無かったので忘れてしまいましたが、また、やってみようかな。

写真は水汲みに来たウイグルの子供たちです、カシュガルだったかな。
砂漠のオアシス都市は、結構快適で、ぶどう、スイカ、瓜(メロン)が豊富でおいしく、イスラム圏ではありますが、酒はOKで、女性はきれいに着飾ってちゃんと顔も出しています。(本来的にはイスラムは、酒はダメで、女性は、顔や体を隠さなければならないのです)
それが、美人で、しかも愛想が良い!

酒はうまいしネエちゃんはきれいだ。

それって天国ですか。(古い)

どうして僕らは楽しく生きられないんだろう、僕らより貧しい人たちが笑顔で暮らしていられるのに…と22歳の僕は悩んだものでした。

…今でも考え続けています。

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