吉倉オルガン工房物語

お山のパイプオルガン職人の物語

お守りの終わり

2018年08月06日 | モノ

しっかり働いてくれたのか?

もう、4年くらい前、どん底にあった僕はちょっと縁起物っぽいモノを手に入れた。
ラトビアだかの小さな織物のキーホルダー。

そのあたりからなんとか持ち直し、どうにか今を生きているわけです。

4年間、徐々に傷んできたそのキーホルダーがこのところ急に劣化してきたのです。
色が抜けて糸も切れてボロボロになったのでした。
本当に急に。

これまでの僕に降りかかった不運の累積によるもの?
それとも、最近何か大きな不運が来ていて、それを防いで力尽きたとか?

僕は基本的に自力系の考え方なので、運、不運は気にしない方なのですが、この数年は自分の力、努力では及ばないことに助けられている気がします。
運命だとかいうものが確かに介入してくる感じです。

これが本当にお守りとして働いてくれたのかはわかるはずもないけれど、あの日々を共に過ごしたということは間違いない。
敬意と感謝と愛情を持って我が殿堂に入れよう。

実は次もあるのだよ。

 

 


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