ピンチでした。
11月2日の夕方から原因不明の発熱。
その後世間は3連休。
とにかく耐えていたのだけれど、具合が尋常じゃ無く悪い。
FBの方に書いたのは、連絡が途絶えたら、早めに片付けないと酷くなるよというメッセージでもあったのだね。
休日の3日一日休んで様子を見ていたのだけれど、体温は38後半から40度前半の間で安定。
そのまま土曜、日曜と耐えるのは流石に苦しいので土曜日にやっている病院を検索。
以前一度行ったことがる病院がヒット、早速向ったのでした。
そこは内科だけれども循環器が専門なので、せめて月曜日まで苦痛を軽減してくれれば良いくらいの感じで行ったのでした。
とりあえず血液検査、点滴をしながら先生と話をしたのでした。
熱が出始めた翌日あたりから右足の付け根周辺に腫れが出てきていたのです。
これは11月4日現在
右端はビミョウなので前バリを貼ってあります。
そう、思い出すのは2年前の夏
あのときはもっと酷くてこんな感じ
咳もない、喉も痛くない、吐き気もない、下痢もない。
この痣のようなものは皮膚の割りと表面近くで少し腫れていて痛みもあるけれど、少々つねっても平気な程度の痛み。
でもやはり疑うべきはこのこれだということで、すぐに土曜日でもやっている皮膚科の紹介状を出してくれたのでした。
伊那の病院は縦横ともにネットワークがよくできているようです。
そして向ったのは古い橋の近くにある古い建物の病院。
中に入ると40年前くらいの感じ、どうも予約システムもないらしい。
すげー、すげーよ。この病院は出るね。絶対出る。
古いのは建物だけじゃなく、事務関係もそのようで、大きなラウンドした一枚ガラス(特注品だねあれは)の受付の奥には今日びの病院では普通のPCが見当たらない。
あるのは書類の山。
薬局も院内にあって出て来る袋がやたらデカいのを見てみたら、昔懐かしいシロップのボトルが入っていた。
うわー、懐かしー。
待合室の椅子だけでは足りなかったのか、いろんなところに椅子が増設してある。
別棟とつながる渡り廊下のスロープにも椅子が置いてある。
そのまま少し待ったのだけれど、具合が悪くなってきたので受付の人に待ち時間を尋ねたら、あと一時間だという。
そこで、車に戻って横になってググってみたら、皮膚科の評判は非常に良い。ただ、システムなどは最悪。順番待ちが長いのは当たり前、呼ばれた時に居ないと飛ばされて後回しだとか。
結局、車中で一時間、待合室で一時間待ったのでした。
最初の一時間を車中で寝て過ごせなかったら耐えられなかったかも。
おばあちゃん先生だと言う話だったけど、若い男の先生でした。
経過や検査結果は紹介状に入っていたようで、その辺の質問はほどほど。
で、足の腫れたところを見せて、スマホに入ってる二年前の写真も見せる。
そうですね、これは丹毒ですね。溶連菌によるものが多いのですが。
血液検査の結果を見て、腎臓の数値が悪いという、9月にした血液検査ではオールグリーンだったことを伝えると。
やはり溶連菌による丹毒と思われます。溶連菌は腎臓を悪くします。
クセになるので何度もさいはつするのですが、いずれ腎臓がやられて透析が必要になります。
実はヤバかったのではないでしょうか?
思い返すに30代のあたりから、時々原因不明の高熱が出ることがあって、そのうち何回かはこんな斑紋が出ていたような気がする。
口あとは見つからなかったけど、虫刺されから荒れた様子に似ていたのでなぞの毒虫と呼んでいた。
もちろん医者にも行ってるのだけど、よくわからずじまいだった。
まあ、疲れやストレスでしょうということで。
何とそれがついに解明したのだ!
アスピリン系の抗生物質を二週間分処方します、数日で熱は下がるでしょうが最後までちゃんと飲み続けてください……、
抗生物質を使う時は皆殺しにするまで手を抜くなってことですねッ(笑顔)。
はい、そういうことです(笑顔)。
薬をもらって会計をしたら、前の病院への返事の手紙を預かったのでした。
地域医療の向上のためだ。黒ヤギさんに任せたつもりでいてくれ!
帰りにはちょっと回り道だったけれども最初の病院に寄って手紙を渡した。
普段のかかりつけ医ではないので日を改めない方が良かったので。
土曜日に専門外の病院に大した期待もなく行って、長年の原因不明の病気の正体と完治への道がひらけたのでした。
それにしても見事な病院の連携である。本当に助かったのでした。
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