吉倉オルガン工房物語

お山のパイプオルガン職人の物語

みーちゃん逃亡!

2007年05月06日 | 自分のこと
ヘビの話ですからね。

今日はちょっとした事件がありました。
みーちゃん(ヘビ、体長30センチくらい)が脱走したのです。
春になったのを機に、水槽を大きいものに換えたのですが、その水槽が水棲動物、魚用で、フタに配管用の穴が開いていたのです。

それでも、水槽のふちまでは届かないと思っていたのです。
つい先日、みーちゃんはうちに来てから3度目の脱皮をしたばかりです、今までで一番きれいな脱皮でした。
結構大きくなっていたんですね。
エサをあげるために水槽を調べた時に、逃亡に気が付いたのです。

一家総出の捜索です。しかし、いろいろ物のある家で小ヘビ1匹を見つけるのはかなり困難です、不可能に近いです。
僕も幼い頃から、ペットの小動物の逃亡は何度も経験していますが、たいていは、普段動かさない家具の裏あたりでひからびているというのがパターンです。
うちの家族は家の中で小ヘビがうろうろしても、踏んだらいやだな(そりゃあとてもいやだけど)、くらいにしか思わないのですが(苦手な人にとっては恐怖でしょうね)、やっぱり死んでしまうとかわいそうなので、皆で捜したのです。

まあ、僕は、そうそうに諦めて他の用事をやっていたのですが、捜索開始後、わずか30分経たないうちに、家内が発見しました。
一種のダウジングで、方位を特定したのです、なにしろ本気度がいつもと違います。
ピアノの陰の狭いところなので、娘が捕獲にあたることになりました。
彼女はみーちゃんと妙に相性が良いようですし。
期待通り、全くスムーズにみーちゃんを確保したのです。

そして、当初の予定通り、エサをあげました。
どんな風にあげるかというと…。
先を潰した爪楊枝で口を開けます、ヘビのあごはデリケートなので、要注意です。
口が開いたらすぐに、楊枝を横にして、噛ませるようにして口を開けた状態を維持しつつ、エサを口に押し込むと同時に楊枝を横に抜きます。
あとは、指や楊枝の頭でエサを押し込みます。
以前はこの辺で激しく抵抗したのですが、最近は本当におとなしくしています。
少しは理解したのでしょうか?
いずれは自分で食べて欲しいものです。
それから、首をしごくようにしてエサを奥に送ってやります。
僕も、別にヘビマニアでもないので、これで本当に良いのかわかりませんが、何とか今までやってきています。
本来、ネズミを専門に食べるヘビだそうなので、エサもピンクマウス(小ネズミ)がベストで、そのうちあげるつもりですが、冷凍ものを買うのもけっこう高いし、第一お金を出してネズミの子供の冷凍を買うというのも何だか抵抗があります。
自分でネズミを飼ってエサにする気もないので、なかなかね。

水槽のフタにも手を加えたので、これで逃亡は出来ないでしょう。
ああ、良かった。

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