吉倉オルガン工房物語

お山のパイプオルガン職人の物語

今年の目標 1

2008年01月03日 | 自分のこと
1月中くらいは今年の目標を思いつくままに書いてみようかと思います。

ちなみに、去年宣言した仕事関係の別ブログの立ち上げは頓挫しております。
言い訳!まさかiMacG5が壊れるとは思わなかった。今使っているのは前世紀のIBM ThinkPadですが画像処理には不安がありますし、そもそもいつ寿命が尽きても仕方がないものがメインコンピュータなのです(買うか直すかしろよ)。

さて、僕は基本的には物持ちが良い方だと思います。
機械モノのメンテはわりと好きですし、手元にある道具も10年越えは多いです。
しかしながら、両極端な性格でもあり、あまり関心のないものについては、使い捨てに近いこともしています。
この両者のボーダーラインは、実に気まぐれで、高級品でも大事に出来なかったり、安物でも丁寧に持っていたりします。
何か、そのモノの品質を越えた相性というか心の琴線に触れるものというか、自分とモノとの間には不可解な関係があります。

ま、人間関係はもっといろいろありますけど(笑)。

パイプオルガンで主に使われる木材はナラ材です。英語でオーク、ドイツ語でアイヘ。
日本では北海道のナラ材が有名です。
北米のオークは結構感じが違っています。
いずれにせよ、輸入材が主です。
最近、近場の産の材木が手に入るようになったこともあるのですが、日本の材木をもっと利用しようと考えているのです。
日本の材木は細いし、管理が良くなくて節も多かったりするのですが。

僕の手道具(鑿、鉋など)は、西洋のもので、日本の材木との相性は必ずしも良くないのです。
そこで、まず、鑿を揃えようと思います。
日本の鑿の評価は世界的に高いです。日本人は鋼の質にこだわるのです。
僕の使用頻度は低いので、20年以上は十分もつと思われます。
そこで、良いやつを!
う~ん貧乏性。買えるかな!

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