吉倉オルガン工房物語

お山のパイプオルガン職人の物語

鍛える理由

2007年03月19日 | 自分のこと
エルニーニョが2月で終わったせいなのかどうなのか、寒い日が続いています。
仕事の合間を見ながら、体を鍛えるとしましょう。
では、なぜ鍛えるのか?

それは、僕が旅人だからです。
子供達もまだ幼いので、置いて旅に出るわけにも、連れて行くわけにもいきません。
(家内に単身赴任に出される可能性は多少ありますが)
あと10年位は僕のスタイルの旅は出来ないでしょう。
だから、その10数年先に、過酷な旅に耐えられるようにしておかなければなりません。

僕にとっての旅は、楽しみには違いないのですが、同時に苦しいものでもあります。
なので、自分自身に対する要求性能はあります。
以下につらつらと書いてゆきます。

まず、一応の体力。特に脚力。
これがないと始まりません。長時間の行動ならば40キロくらいの荷物は背負えないとね。
短時間であれば、自分の体重の2割増くらい(90キロくらいかな)の重さを運べないとですね。緊急時に人を運ぶこともあり得ますから。
現状ではまだOKですが、これを維持していかないと。

眼耳鼻舌身意(げんにびぜっしんに というと仏教風)の感覚。
きれいなものを見られなかったり、音楽を楽しめなかったり、食べ物がおいしくないとつまらないですしね。
最後の「意」つまり心も感覚器官にいれているんですね、6番目だから第六感ともいいます。
身体感覚はやはり衰えてゆくのでしょうが、この第六感でとにかく危険を回避出来るように。
実際、僕は旅モードの時、この辺の感覚はかなり上がるようで、結構危険な状況にあっても、なんとかかわしてきていますし、そもそも、その状態の僕の身の回りではあまり大したトラブルが起きません。
僕が発ったすぐ後に事件が起きたりということは、よくありました。

楽しむ心。
これも、とても大事です。自分自身が心から楽しむこと、周りの人たちと楽しみを分かち合うこと、できれば、他人を楽しませること。
これらが出来るようになりたいですね。

車やバイク、自転車などの移動手段を使いこなす能力も必要ですね。
カヤックは以前少しだけやったのですが、またやってみたいです。
犬橇は無理かな、乗馬やラクダ乗りは競技レベルでなければなんとか。
スキーは高校の強制参加のスキー教室とその後1回くらいしかしたことが無い。
移動手段としてなら、クロスカントリーとか、ショートスキーはやっておいた方が良いかもしれませんね。

それから、いろいろな知識もまだまだ不足です。
最後は頭と身体、自分の内部にある力だけが勝負ですからね。

う~ん、理想は高く、現実は低いですね。
まだまだです。
世界のどこかで、まだこれから出会うべき人たちがいる気がしてならないのです。

当分は家族とじっくり過ごすとしましょう。それもまた、僕には旅の一部なのです。

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