時々寄ります。
下諏訪温泉です。伊那の仕事場から東京方向へ行くときは杖突峠を越えて行くルートが基本ですが、ちょっと遠回りをして下諏訪温泉に寄ったりします。
距離的にはともかく、峠を迂回するルートは冬場の安全上も悪くないのです。
燃費も伸びるし。
下諏訪温泉は古い旅館と公衆浴場が多いのです。
一方、上諏訪は旅館、ホテルと個人宅が多く、公衆浴場は少ないです。
下諏訪の公衆浴場は多くが大人230円で、しかも源泉掛け流しです。
源泉も豊富で、近所でも源泉が違ったりします。
朝5時半からやっているところが多いのも特徴です。早朝発進、朝帰りの時に寄ることもあります。
帰り道、夜8時過ぎ、今回寄ったのは「旦過の湯」という下諏訪温泉街にある温泉です。
ここは源泉の温度が高い(下諏訪は総じて高い気がする)ようで、やや熱め44℃、熱め46℃、ぬるめの露天風呂と3つの風呂があります。
前回は熱めには入れませんでした。だって熱かったのよ。
今回は、やや熱めにゆっくり浸かって、それから熱めに挑んだら一応入る事が出来ました。でも1分も入っていられませんでした。
身体がひりひりしたので、ぬるめの露天へ。
そこで、小学校低学年と思しき少年と目が合いました。
アレ、熱いよね。
うん、でも勇気があるからオレは入れるよ。
勇気があれば何でも出来るんだよ。太陽に水を掛けて消すことだって。
いやいや、でもムリなものはムリだよ。ムリだと思ったらやめるのも勇気だよ。
太陽って大きいんだよ。それに宇宙に水はないし。
勇気と無謀は違うんだよ。勇気があってもムリなものはムリだよ。
ここまで言って思った。おっさん否定的だな。それで付け加えたのでした。
勇気があれば何でも出来るわけじゃないけど、勇気がないと何も出来ないと思うよ。
だから勇気は大事だね。
ふーん
ちょっと微妙な反応。
そのあと、僕が再び熱い湯に浸かったところに彼がやってきて、湯につかろうとしたのですが足だけで撤退。
あちー
そう、無理しないのも勇気だよ。
帰り際
バイバーイ。
じゃあな。
また会おうね!
……!ああ、うん。
ここの温泉は目に染みるぜ。
上着を小脇に抱えたまま外に出ようとすると、番台のおばちゃんが声をかけてきました。
上着、着て着て。外は寒いよ!凍ちゃうよ!
はは、大丈夫。身も心しっかり温まったからね。ありがと。
氷点下の気温も心地よく仕事場に向かったのでした。
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