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吉倉オルガン工房物語

お山のパイプオルガン職人の物語

悲しみの向こうへ

2012年04月08日 | 思うこと

ちょっと紹介しにくいのですが、歌の話。

どうして紹介しにくいかというと、この歌はいわゆるエロゲーム、略してエロゲおよびそれをベー
スとしたアニメのバッドエンドのテーマなのです。
さらに鬱ゲと言われるように、登場人物が殺し合ったり、自殺したりと凄惨、陰惨なバッドエンド
で有名なのです。
それで、トラウマソングなどという称号も与えられているのです。
ただ、その背景を除いてみれば良い曲なのです。
メロディもオーソドックスだし、歌詞も美しい、ボーカルもねばっこいから怖い感じがするけれどき
れいです。
醜悪なものより美しいものの方が怖いということがよくわかっていらっしゃる。
深い後悔や失った悲しみの思い出を持つ人の心には感じるものがあると思います。

念のため言っておきますがワタシはエロゲはしたことはありませんからね。
ただ、ネットでよく話題になるので、ちょっと調べて知っているだけです。

去年、石巻へ行った時、夕方、自転車で海の方を走りながら、この曲を思い出したのでした。
周囲は廃墟と残骸、人の暮らしの痕跡。僕はその以前の風景を知っているのです。
海を見ながら、失われたひと、ものたちを想い、地震と放射能の恐怖に怯える残されたひとびと
を想った時、さすがに涙を止められなかった。
そのときに心に浮かんだのがこの歌です。

ではリンクを貼りますが、ここで注意。
リンク先は静止画にしてありますが、関連動画のサムネイルを踏むと生生しい殺人場面に行く
ことがありますので、注意してください。

悲しみの向こうへYou Tube

歌詞はこちら

悲しみの向こうへ


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