特別の場所

うちにはテレビがあることはあります（14型ビデオ一体）が、ほとんど見ません。
電波状態が悪く、アンテナも古いので、よく映らないというのもありますが、生活の中にテレビの入る余地がないのです。
学校の子達もあまり見ていないようで、テレビが共通の話題として重要ということもないようです。
ただ、ゲームについては以前ひと騒動ありました。それには近々触れます。

午後4時頃、学校から帰って来て、宿題をやったり、話をしたり、遊んだり、手伝い（薪の搬入、風呂掃除など）をしたりして6時半頃から食事、みんなで食後お茶を飲んで、風呂に入ると8時頃で、そろそろ寝る時間です。

そんな時間の合間にさえ、息子はこんなものを紙切れで作っています。
昆虫のつくりもの
お尻のタブを前後に動かすと頭を振ります。

彼の小さきものへの偏愛は素晴らしいものがあります。
休みの日など時間があるときは、大切な特別の場所で、至福のひとときを過ごすのです。
金の牛牧場
この金の牛の文鎮の許に広がる、不揃いな小さきもの達から成る世界に遊ぶのが彼の無上の楽しみなのです。
外から止めない限り、何時間でもその世界に浸っています。
時々、かまって欲しい妹による干渉（＝破壊活動）を受けて泣いてしまいます。
それでも今まで、一度たりとも暴力的な妹に対し力を振るったことがないというのは、戦いごっこを日常としていた男兄弟育ちの僕には信じられません。

お寺や神社巡りが好きで、骨董、アンティークも好きです。
3歳頃、時代劇を見て、「日本の古い建物はいいねー」と言ったシブいヤツです。

寝床のくまちゃんはひとりだと寂しいので、ビワコオオナマズが一緒になりました。
掛け物もお気に入りです。
おともだち