吉倉オルガン工房物語

お山のパイプオルガン職人の物語

雨の夜の道

2006年09月22日 | 自分のこと
出張仕事が終わり、復帰いたしました。
まずは、出張前の話から。

この季節、雨の夜は要注意です。
山へ冬眠準備に移動する連中が道路を渡るからです。平地よりだいぶ早いですね。
前にも書いた通り、僕は夜目、動体視力が良いようなので、その連中が見えるので困るのです。
見えなければ、気付かなければ感じない心の痛みというものがあります。
とにかく、雨の夜は気をつけて車を走らせてます。カエルを踏まないように、ただ、さすがにあまり無理な回避運動はとれませんし、後続車がいる場合も危険な動きは出来ません。
その時は、「済まぬ!」ぷちっ!です。
カエル好きにとっては、結構辛いものです。
あ、書き忘れていますけど、もちろん人間にも気をつけてますよ。

さて、その夜も、時速50キロ程で、道を渡るカエルなどに気をつけながら走っていたところ、気になるシルエットが。
幸い、後続車もなかったので、そのままバックして確認したところ、思った通りの小さな生き物を発見、体長8センチほどのイモリでした。
子供達に見せてやろうと思って、確保したのです。

その後、すでに5日ほど経っているのですが、改めてみるとなかなか可愛いものです。
子供達や家内も気に入ったようです。

名前については、僕はミユキちゃんとか(イモリの…)も考えていたのですが、ここはひとつ、モリーニとかモリコーネなんてのもいいかな(イモリの…)と思っていたのですが、出張で留守の間に、子供たちが勝手に呼び名を付けていました。

息子はけろぴ-ちゃんといい、娘はイモちゃんと呼んでいます。
ああ、おまえらのネーミングはどうせそんなもんさ。

かくして、そのイモリは複数の名前のまま水中でぼーっとしています。結構癒し系です。
だいぶ太ったようです。

田舎の雨の夜の道は、いろいろな生き物が渡るので、どうか注意して走ってください。

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