生存しております。
伊那の仕事場に正月3日から籠っております。寒いです。
仕事の方もようやく出口が見えたようなそうでないような。
イレギュラーと細々とした手間が多くてなかなか具合よく進まないのですが。
ようやくブログを書く程度の精神的ゆとりが出てきました。
さて、寒い中フトコロは暖かいのです。
もちろん、金なら無いッ
以前から興味があったのですが、年末に頂きました。
ベンジン式カイロです。
ナショナルカイロの初期モデルのようです。よって商品名は「黄金カイロ」です。
詳細はこちらを参照。
白金触媒を使ったカイロはその名の通りのハクキンカイロが元祖です。
いや、興味はあったんですよね、前から。
今回頂いたナショナルのものは電池点火がうれしいです。
ハクキンは電池点火はやめてしまったらしい。
僕はカイロなどというものはほとんど使ったことがありません。自前の熱で十分だし。
特にあの使い捨てカイロというのは好きになれない。
モノに対してこだわりたい向きにとってあれほど空しいものはないと思います。
ベンジン式カイロはこの頃一部では流行っているようですね。
いや、良いです。すっごく良いです。
まず使用前に燃料を入れるというのに萌えます。袋を開けたら使用可能なんぞというあのツマラナ
さ、人類の衰退を象徴するようなお手軽さからするとなんと良きことか。
で、確かに暖かい!夜、寝床の足元に入れておくとアンカ並です。
何よりフトコロの中でガソリンが燃焼していると思っただけでもうわくわくです。
下半身すっぽんぽんでコートを着て街を歩くのに近い感じではなかろうか(経験ないけど)。
あるいは禁じられた恋か(同上)。
つまり、とんでもないことを秘めているけど、人に知らせたいような感じ。
ヘッヘッヘ、オレのフトコロでガソリンが燃えてるなんて、誰も気付いちゃいないぜ。ハァハァ。
と、いうくらい萌えています。なんて安上がりなヤツでしょう!
やっぱり道具というのは、ひと手間かかるくらいが良いです。それでずっと使えるもの。
僕はふた手間でもそれ以上でも良いですけどね。
手間いらずの使い捨てなんていうのは人生の貴重な経験を捨てているようなものさ。
こんな具合で、非常に気に入っているのであります。
左右のポケットにそれぞれ欲しいところです。
古いものも良いかな、ハクキンの戦前モデルとか。うわー、はまりそう。
独特のベンジンの匂いが苦手でない方、引火しやすい燃料を扱える大人の方にはオススメです。
どのくらいの時間あったかいのですか?
重くないの?
そのまま?それとも袋に入れて使うのですか?
おバカな質問でごめんなさい。
この手の白金触媒式カイロは、ハクキンとそのコピーが主流のようですが、僕はコールマンのポータブルイージーウォーマーをオススメします。
これは、僕の持っているナショナルのコピーで、電池点火が魅力です。
径8.3厚さ1.6(センチ)重さ約43発熱時間は18~24時間だそうです。
使用時には付属の袋に入れます。
このサイズでこれだけ暖かい道具はちょっとないです。