吉倉オルガン工房物語

お山のパイプオルガン職人の物語

救出作戦の下見

2008年07月10日 | 自分のこと
昨日は東京へ行ってきました。
廃棄予定のパイプオルガンを救出するための下見です。

この件の依頼者とは、実は仕事の立場的にはビミョーな関係なのです。
ある部分では協力関係であり、またある部分では対立関係でもあります。
純粋な同業者ではないところがまたビミョーなのですが。

ただ、高齢で、さらにケガに苦しんでいる方からの救助依頼なので、ここは恩讐を越えて何とかするのが江戸っ子ってもんです(江戸っ子だったのか?)。

今回は車で行きました。
このガソリン高騰のせいか、最近、都内の交通量が少ない感じがします。
必要の無い人は車に乗らないというのが結局のところ環境にも効率にもベストなのでしょう。

高速移動は時速80キロをちょっと下回るくらいが、うちの年式のスバルサンバーの燃費にとっては良いそうなので、飛ばしたいのをじっと我慢です。
まあ、タテマエでは中央道の制限速度は時速80キロなので、僕を抜いていく車は無いはずなんですけどね。
なんかワタシすっごくトロい感じでした。
そこで飛ばしたくなるのですが、そこは我慢。
軽トラは空気抵抗が大きいので、スピードを上げると確実に燃費が落ちます。
空気抵抗は速度の自乗に比例するんだっけね。2次関数のグラフを思い出しましょう。

たしかに燃費は伸びました。
満タン(30リッター)に満たないところからスタートして360キロあまりを走って、まだかなりの残量があります。
都内は信号が多く、やはり燃費が落ちます。

ここは燃費メーターが欲しいところですね。
ヨーロッパ車には以前から結構付いているみたいです。

今回の廃棄オルガン救出作戦は連続徹夜はしない方向で行きましょう。
儲けには直結しないのですが、まあ、未来への投資ってとこでしょうか。
ここ最近は特に、未来への投資みたいなことばかりしている気がする。
それはそれで大事なことなんですけどね。
でもねえ、当座の稼ぎになることもしないとねえ……。

はぁ……。

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