吉倉オルガン工房物語

お山のパイプオルガン職人の物語

船旅

2016年06月25日 | 自分のこと

九州に行ってきたのです。

行きは大阪南港から新門司までフェリー。
夜7:50発、朝8:30着と夜の時間を有効に使えるのです。
高速道路で移動しても燃料代、高速代でフェリー代と同じくらいかかります。

大阪南港周辺は仕事で毎年行くので、勝手はよくわかります。
早めに着いて手続きをして船に車で乗船します。

ほんと、船ってのは巨大ですねー。建造物並だものね。
甲板員さんの誘導を受けていると、なんかガンダムな気分になりますね。

「こちらへどうぞ」

「ああ、了解だ」 CV池田秀一(シャアの人ね)

船内に入ったらまずは部屋の確認。
一昨年はエコノミー(大部屋)は部屋の指定だけだったと記憶していたのだけれど、今回は寝床までちゃんと指定されていました。

こんな感じ
 

頭のところは仕切りの中で隣とは多少なりともプライバシー保護に気を使っているようです。
混雑時でない限りは隣り合ったところは仲間同士、その他は極力間を開けてあるようです。
コンセントもあるので、携帯の充電も出来ます。
こういうスペースの使い方は勉強になります。

出航すると自動車の甲板は施錠されるので、手荷物類は出航前に下ろしておきます。
で、早速風呂に入ってコンビニで買ってきた弁当とお飲み物でリラックス。 

今回は船で人形劇のアトラクションがありました。
 

たまたま乗り合わせた人形劇団(人間はひとり)だそうです。
 

子供よりも僕よりちょっと上の年齢層の皆様に人気の模様。
お飲み物やおひねりを渡したりと観客のレスポンス非常によろし。
これはちょっと意外な光景でした。船という非日常空間だからか?  

講演終了後、劇団長さんと話をしました。
彼は大阪の人で、これから熊本に慰問、ボランティアで行くそうです。
僕はこういう生き方をしている人が好きでね。
いろいろ話が出来て楽しかった。
彼の劇団はスーパーカブで移動するそうです。
ああ、オレもカブ主だからね。プチカブ主総会だね。

翌朝、海に浮かぶ北九州空港
 

彼女はまだあそこに居るのだろうか?

可動ランプウェイがゆっくり下がって行きます。
 

ハァハァハァ……。カタパルト発進したい。
「行きまーす!」とか「発進!」とか言ってシュゴーッと行きたくなるのは僕だけではあるまい。
ね?

とても快適な船旅でした。


 

 

 

 


 

 

 

 


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おっコンサティーナがある (tachinon)
2016-06-27 13:07:24
 いつも楽しく読まさせてもらっています。
 ところで、2番目のマリオネットの写真、拡大してみたら、左手に、コンサティーナが見えますね。
また、右側には(多分)ローランドのバッテリー駆動のアンプの一番デカいやつですね?・・ACアダプタのコードがみえる・・・
 この写真は物欲をそそる写真ですね。
 ひろにゃん様の足もとにも及ばないけれど、先日ポンコツサンバーで、八王子まで行ってきました。行きは下道のみ。1泊は車中泊。帰りは、さすがに混雑した16号線は疲れるので、そこだけ環央道を使いましたが、・・・
 老眼で運転しながら地図を見れなくなると、ランドマークがなく、頭の中に詳しい地理が入ってない関東平野は大変ですね。
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続けて欲しいですね (吉倉オルガン@ブログ主)
2016-07-01 22:15:59
tachinonさん、ようこそ!

そう、ボタン式コンサーティーナを使っていましたよ。
彼のような生き方、難しいとは思うのですが、続けて欲しいですね。

僕の現用ポンコツハイゼットはとりあえずはマズい箇所の修理は一応終わりました。
気にすればキリがないのですが。
長距離ドライブをする度に思いますが、日本には美しい場所がたくさんあるのに、美し
い生活の姿はそれほど無いような気がします。

まあ、僕の暮らしも美しくはないのですが、それを目指そうとは思っています。
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