さあ、今日は月に一度のヒカルの病院の日
今日もやって来ました麻布獣医大学病院
まずは受付前にいい子はトイレをすましましょう
そして、待合い廊下では体は常に出口の方へ
これでいつでも逃走OK
そして今日もきっちり付き添いのつもりのヴァルちゃんは
一歩も中には入らずで・・・・・
なんの為の付き添いなのでしょう
さて、ここからは珍しくちょっと深刻なお話
今日病院でたまたま会ったセントバーナードくん
彼は体重60㎏、9歳になるのですが
実はこの子約3年前にレスキューされた
大変な環境にいた子だったそうで
彼は約6年間もの間ネグレクトされていたのだそうです
未だによそのわんこは全滅、受け入れられないようで
今日もお名前呼ばれるまで飼い主さんはこうして
ず~っと、外で待ってらしたんです。
やって来た頃の数ヶ月はほとんど無反応、吠えることも
しないひどい精神状態だったそうです
この飼い主さんは他にもラブなどの里親をされて
いるそうで、どの子達も処分寸前での救出だったとか
ヒカルは1年程度だったのですがそれでも今の
状態にまでするのには大変でしたが、この方の
お話を伺っていて頭が下がる思いでした。
今、あちらこちらでこのような話を
皆さんよく聞かれるかとは思いますが・・・
この飼い主さんがとても困っていらっしゃる
事の一つにこれだけ大きな犬になると
病院に連れて行っても先生が怖がってしまって
まともに診察して頂けないことが多々あるそうです
特に都会などの病院はたくさんあるのに
小型犬ならいいけれど・・・・・・ということらしいです
せっかく大切に育ててあげたくてもこのような状況は
本当に大変なようでした。
心に傷がある子は引き取ってもかなり長期間
様子をみないとどのような症状が出るか
予測がつかないので、先生を選ぶのにも
一苦労しなくてはいけないんですね。
大きくなればなるほど飼いきれなくなったときの
状況がひどくなるようで、このような事に
接するたびに憤りを感じます。
せっかく産まれてきた大切な命
生きとし生けるものすべてが大切な命です
このような事が少しでも無くなるよう改めて
心から願うばかりです