ハァ~ィ
私、今をときめくリポーターのヴァル
今日はいよいよ先日の裁判の日よ~
まずは現場からのリポート
V「ただ今護送中の被告、H&A」
H「あたしは無実よ~~~~~~」
A「ヒーちゃん、大丈夫きっと無実は証明されますよ~」
というわけでさっそくの開廷
ピレ裁判長だす
まずは弁護側のしつもんから
弁護士アンディー「裁判長、まずは証人尋問から
お願いしますです
証人として名探偵大空さんお願いします」
弁「大空さん、あの日あなたは現場にいましたね」
大「ハイ、ボクははっきり見ました
ボルチャンズの通り道のど真ん中に歯をむき出して
威嚇していたネコさん1ぴきを」
弁「その時何が起きたのですか」
大「ボクとお母さんがなんとか通り過ぎた直後です、
ボルチャンズのドタバタとおばちゃんのギャ~~~が
同時に後ろから聞こえて来たのですが振り向くと
おばちゃんがすでに寝転がっていました」
弁「ではあなたはどうして寝転がったのかは
見なかったのですね」
大「はい、その瞬間は見ていません」
裁判長「では次に検察官、続けて下さい」
検察官マックス「被告犬A、君は日頃からネコさんや
あひるなど公園の住人を見つけるとダッシュで
追いかけていますよね、正直にこたえなさい」
A「裁判長、ボクはただみんなと一緒に遊んだ
だけです~~~~目の敵にしているのは
ヒーちゃんです~~~~~~~」
H「あんたあたしの事うらぎるつもり~~」
検「裁判長、見てのとおりこの2頭はお互いに
なすり合っているのですこちらにAの日頃の
行動を物語っている一枚の写真を証拠品として
提出致します↓」
鮫口A
A「そ・そんな~~~~~ボクは無実です~~」
弁「裁判長、それは証拠として成り立たないです
Aが鮫口なのは生まれつきですから・・・・
それにネコさんを追いかけたのであって襲ったわけでは
ありません。むしろ遊んであげたのですよ」
弁「ではこちら側は新たな証人を尋問したいと思います」
アッシュ「ハイ、ボクが丁度公園にさしかかった時に
池のむこうがわで大きな揺れを感じました
あれはぜったに地震だったと思います。
震源ですか?原因は・・・・・・・・・・・・・・・」
裁判長「どうしました?はっきり言って下さい」
ア「そ・それは・・・おばちゃんが・・・・・・・・・
いきなり寝転がって・・・・・転がって・・・・・・」
検「異議あり~この裁判とどう関係があるんですか?」
弁「それを今から説明します」
裁判長「意義を却下します」
弁「裁判長、今回の事件は始めからボルチャンズには
なんの責任もなかったのです
ママのいつもの大ボケが引き起こした自滅型事件でして
怪我をしたのはママの不注意の結果であります。
むしろママは周辺一帯に地震を引き起こしたということで
改めて厳しいお裁きをママにお願いしたいとおもいます」
検「何新事実ですか?なぜそれをもっと早く
言ってくれなかったんですかあの地震が・・・・・
そうだったんですか・・・・・・・・・」
大「つーか、検察、もっとしっかり調べろよ~」
裁「では判決を言い渡します
H&Aは無罪
しかしママを転ばしたかもしれないということで
今後毎日ママの散歩にきっちりつきあう事
そして周辺地域に多大な迷惑をかけたかもしれない
ママには地域騒乱罪ということで集中ダイエット
ロデオボーイ&ハードお散歩痩せるまでやる事
執行猶予無しで」
A「という事でボクはめでたく無罪になりました~
うん、これもそれもみんなコロコロの
自滅ママのお陰ですね~~~~~~」
大「ボクのお陰だな」
どこが・・・・・・・・・・・・・