9/7~10/21まで、山口県立美術館にて「驚異の超絶技巧」展が開催されています。3年前にも当館で「超絶技巧!明治工芸の粋」展が開催され、その「超絶」ぶりが話題になりましたが、今回はその第2弾です。今回も、七宝、金工、牙彫、木彫、漆工、刺繍絵画など幅広いジャンルから厳選された明治工芸の逸品が展示され、加えて、明治の超絶技巧を引き継いだ新たな世界を築いている15人の現代作家による驚愕の「現代アート」も多数展示されていて、まさしく「超絶」に驚かされます。是非、「単眼鏡」を持参して、作品の全周を隈なく観察してみてください。肉眼では見えないところに驚きと感動が隠れています。アッという間に時間が経ちます。改めて日本人の技巧の素晴らしさを堪能できます。これぞ、こだわりの「超絶」です。 おしまい