2週に渡って前編、後編で放送されたドラマ。
映像化が発表されたとき、友人達と草彅さんで大丈夫だろうかと話していた。
コーダで手話通訳士というとても難しい役だったので、草彅さんでなくて他の人が良いのではないかと意見が一致していたのだけれど、放送を見て驚いた。
ちゃんと出来てる。おそらく、もう手話は忘れてしまっているだろうがろう者と向き合っていた。
並の俳優さんでは、表情の作り方はろう者の足元にも及ばない。それが対等になっていたし、台詞として覚えたとしてもろう者が分かりやすい手話になっていたんだと思う。
だって、金曜の夜の会議の後に、聞こえない人が参加していた聴者に「明日のテレビを見てください」と言っていたので。通訳者が音声変換していたので、私は耳にしただけですが。
ファミレスで手話を馬鹿にした人達に、主人公が手話で酷いことを言っているのに手元を映さなかったのは、イジメとかの問題を考慮したのだろうと思う。日本はまだそんな国。
橋本愛さんの結婚式での告白の場面で、手話に字幕がついていなかったのはなぜだろう? 今までなら字幕が付くはず。個人的には、手話読み取りの答え合わせができて良かったから問題ないけど。
主人公のお母さん役のろう俳優の方は、昨年の「silent」のあとに放送されたドラマ「星降る夜に」で北村匠海さんが演じたろう者のおばあちゃんを演っていた方。さすが役者さんです。
草彅さんも橋本さんも手話を覚えるのは大変だったと思いますが、今後、テレビドラマの中でのろう者が、可哀想な人ではなくなるのだろうか?。
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