わたしの癒しTime。

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ライブCDの素晴らしさ☆

2021-06-13 10:08:55 | MJ

*この記事は、前ブログに掲載していたものの再UPです。(2017年2月8日)


以前、ジャクソンズのCD『THE JACKSONS LIVE(ザ・ベスト・ライヴ)』(1981年)を買いました。

これは、ジャクソンズ・トライアンフ・ツアー(1980年)のベスト・ライブをLPレコードに収めたもので、ファンの評価が非常に高いライブ盤でございます☆

少し前の記事で書いたとおり、私はブルーレイ・レコーダーでCDを聴いていたのですが、その時は「あんまり。。」と思ったの。テレビは少し遠くで観ますよね。なので、音もその分遠かったのかも。(そんなに音量を上げられないしね) ライブの迫力が感じられず、レビューで絶賛されている意味がよく分かりませんでした。

なので、手放すことにしていたのですが、最近買ったCDプレーヤーで聴いてから。。と思ったの。そしたら、音が近いからか、すっごくイイ!

ジャクソンズのメンバー(特にマイケル・ジャクソン )の声や演奏が生々しく、とても高揚してしまいます。 マイケルの声は非常によく通るので、ホントにすぐ傍にいるかのよう。

『トライアンフ』はジャクソンズのアルバムですが、ほぼ同時期にマイケルのソロ・アルバム『オフ・ザ・ウォール』も出ていたのです。『トライアンフ』は100万枚を難なく超える大ヒットとなりましたが、『オフ・ザ・ウォール』は実にその数倍を売り上げ、ジャクソン5時代から超有名だったマイケル・ジャクソンの知名度は、他のメンバーより遥か上のものになってしまいました。(注:『オフ・ザ・ウォール』は全世界で800万枚以上売れた)

そういう事情もあり、このツアーは「トライアンフ」となってはいるけど、曲の半分はマイケルのソロなの。『Off The Wall』『Ben』『She's Out Of My Life』『Rock With You』『Working Day And Night』『Don't Stop 'Til You Get Enough』と、13曲の内6曲も入っています。

マイケルは元々ジャクソンズのリードボーカルでもあるので、ほとんど彼のソロ・コンサートのようでした。実際、マイケルのライブの原型はこれなんじゃないかな~~?? 構成がよく似てるものね。

このライブ、映像で観たいと熱望するファンが多数いますが、昨年出た『オフ・ザ・ウォール』のドキュメンタリー(スパイク・リー監督の)で少しだけ観ることができます。私、1度しか観てないので、どの部分だったかは忘れちゃったんだけどね。 あと、以前の記事でご紹介した『THE ONE』でも、まあまあの長さで観ることができます。『Ben』と『Rock With You』、『Don't Stop 'Til You Get Enough(邦題「今夜はドント・ストップ」)』の3つだけね。マイケル、すごぉくカッコイイよ~~。

あ、『オフ・ザ・ウォール』のドキュメンタリーでは、『Working Day And Night』があったはず☆ ライブ丸ごとDVD化してほしいよね☆ 映像が全部は残ってないのかな~~??

そして、これも以前ご紹介した写真集『ヤング・マイケル・ジャクソン写真集 1974-1984』では、トライアンフ・ツアーの臨場感あふれる写真を見ることができます☆

こういうモノを合わせて見ると、ライブの雰囲気が分かる気がする。

この頃から『スリラー』くらいまでが、マイケルにとって最も幸せな時代だったらしいので、私もしみじみとしてしまいます。この後の『ヴィクトリー』(1984年)を最後に、マイケルはジャクソンズを実質的に脱退します。当時は『スリラー』が音楽史上最高の売り上げを記録し(注:今も、そして今後も破られないであろう記録でございます)、彼の名前は世界中の隅々までとどろき(さすがの私も知っていた)、〝ジャクソンズのリードボーカルのマイケル〟の枠から大きくはみ出てしまいました。

ジャクソン5~ジャクソンズの時代はマイケルにとって心地よいものだったはずですが、〝KING OF POP〟になるためにはソロしかないと彼は悟っていたのでしょう。この後、彼は様々な栄光と悲劇を経験しますが、仮にもう1度人生をやり直せるとしても、やっぱり同じ道を歩むだろうと後年述べていました。(母のキャサリンも同じことを言っていた)

マイケルのライブでは、必ずジャクソン5メドレーが盛り込まれていたけど、彼のノスタルジーを感じて切なくなってしまいます。


この『ザ・ベスト・ライブ』の頃のマイケルは、全盛期の頃に比べると素朴で垢抜けず、優雅な身ごなしもありません。〝育ちの良さ☆〟は感じますが、この頃のマイケルは外見的には少々野暮ったい感じでした。

でも、当時22歳のマイケルの甘~い声と丸顔(失礼)のハンサムな顔は超キュートです。 ホントにラブリー。

特にバラードの『Ben』と『She's Out Of My Life』は彼の息づかいまで聞こえ、超ウットリ。 この頃は喋っている時と同様、歌唱中も鼻にかかった甘い声なの。若いからか激しいダンスをしていても声に乱れが少ないし、普段は蚊の鳴くような小さな声で喋るマイケルですが、ライブ中の声量は素晴らしいです☆ 彼って結構早口だよね。。何言ってるのか分かんない、私。


そして、「トライアンフ」ツアーから8年後。

ソロとしての初ツアー「バッド」のウェンブリー公演が『BAD25』に収録されています。ライブDVDもありますが、音声だけのCDもセットされているの☆

この公演は、マイケルが自分でチェックするために録画したVHSからの映像と音声なので、状態がイマイチです。 なので、音質も「トライアンフ」に比べると少しこもった感じ。そんなに極端に悪くはないけど、ホントはもっと澄んだ音で聴きたいかな~~??

でもね、CDだとマイケルの声に集中できるから、DVDとは別の魅力を感じるの。 映像だとマイケルの麗しすぎる姿と超絶のパフォーマンスに目がクギづけで、歌をあまり聴いてなかったりする。

「バッド」のマイケルは、あと少しで30歳という〝THE・大人のオトコ〟の魅力全開でした。

「トライアンフ」の時のラブリー  な印象は減っていますが、バッド期は何といってもマイケルの全盛期です。 90年代からの繊細でエレガントな雰囲気になる前の精悍な魅力にあふれ、エロくてセクシーで男っぽい。 声も「30近い男だな~~」という力強さを感じます。(意地悪マスコミが揶揄するような「中性的」なイメージなど皆無でございます)

「バッド」ツアーも全て生歌なのですが、マイケルの歌の上手いこと☆ 『Billie Jean』とか『Man In The Mirror』など、オリジナルとほぼ変わらない歌唱です☆ 踊りながらだから歌ってない部分もあるけど、やっぱり彼は凄いよね☆

私、ライブ盤って好きじゃなかったけど、この2枚を聴き、考えが変わりました。オリジナルとはまた別の魅力があるよね、臨場感があって。時々マイケルの可愛らしい〝お喋り(?)〟も聞けるし。 マイケルはMCなしの人だけど、稀に発する言葉に胸がキュンとしちゃいます。 「バッド」の時は迫力ある歌声だけど、話す声はやっぱり甘くてラブリー。

ただ、この頃の貫禄はすごく、もはやジャクソンズ時代の面影はありません。まさに〝KING OF POP☆〟です。 

こんなお写真を見ると、やっぱりラブリー  なんだけど♪ ↓

この表情を見てると、マイケル、ジャクソン5の頃とあまり変わってないと思っちゃうわ☆

ライブのジャクソン5メドレーは、実際にマイケルのノスタルジーなのでしょう。自ら望んで兄弟たちと離れ離れになりましたが、心の奥底では、あの〝幸福な時代〟に思いを馳せていたのかも。。

「トライアンフ」ツアーのジャクソン5メドレー、ホントに息がピッタリ合ってるよね☆ (「本家」なので当然?) ソロではやらない『ABC』も含まれていて新鮮♪

やはり80年代はキラキラしています。


*2月28日追加

パリスの近況。

パリスは本格的に芸能活動を始めるようです。先日はグラミー賞のプレゼンターで出ていました。さらにシャネルの広告モデル()やドラマにも出るらしい。(下のお写真はグラミー賞の時です)

彼女の美しい顔立ち&素敵なスタイルは、父親譲りだと思います。顔も小さいしね☆ (鼻や口はデビーにも似ている) パリスね、髪の色をブロンドにしてるけど、ホントは栗色なの。お肌も北欧人のように真っ白ではないし。(なぜこんなことを、わざわざ言わなきゃいけないのか分からない)

これはよく分からないけど、何かの雑誌のカバーかも。とても18には見えない。。 パリスは普段すっぴんだし、メイクすると別人みたいになるよね。

先日の『ローリングストーン』誌の表紙カバー、単にマイケル・ジャクソンの娘だからという理由で一流誌の表紙に載るなんて。。などという批判もあったそうですが、彼女は結構才能があるのかも☆ 何かそんな気がするの、私。

ダディを超えるのは至難の業ですが、父と子を比較するのは意味がないと思います。プリンスは友人のミュージックビデオの撮影をしたり、マイケルがしてきたような慈善活動に力を入れていますし、彼らは自分の行く道を〝親の七光り〟と無関係にシッカリ考えているのではないでしょうか。(ブランケットはマイケルのような才能があるとチラッと聞いた気がしますが、この先どうするのかしら☆)

マイケルの子どもたちは、一般人なら数百回は生涯遊んで暮らせる規模の財産(1000億円くらい?)を受け継ぐことになっていますが、自分でお仕事する気持ちもちゃんと持っています。

マイケルも天国で誇らしく思っていることでしょう。

 

ザ・ベスト・ライヴ
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